今年ももうこの時期だ。IBJJFアジア選手権が開催される。
過去3年間のアジア選手権男子アダルト黒帯優勝選手の一覧から見ていきたい。
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あまりに細かい図で申し訳ない。とにかくライト級以上で国内選手の優勝は2016年のサトシとシュレック関根を最後にここ2年間は誕生していない。

というのもライト級以上はエリオット・ケリーやカイナン、ヴィトー・トレドといった米国、ブラジル勢がアジア選手権に進出しているからだ。

この中にはルーカス・ハルクやカラザンスといったムンジアル王者も含まれる。

特にATOSからはハルク、カポラル、カラザンス。そして今は離脱してしまったキーナンと多くの選手が出場している。

日本在住選手の入賞が多いのがルースターからフェザー級。中でもルースター級は芝本幸司と橋本知之が、ライトフェザー級の嶋田裕太が実力的に抜きん出ている。
ルースターとライトフェザー級では2015年以前も日本人が優勝を独占している。

ただし今年はライトフェザー級にシセロの新星タリソン・ソアレスがエントリーしている。
今後は軽量級のアジア参戦も増えてくるかもしれない。

それにしてもタリソンは、昨年と今年のグランドスラム東京にもエントリーしていたが結局来日しなかった。
アジア選手権には果たしてくるだろうか?

次に現時点での日本人の保有ポイント数

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日本人が今までにムンジアル出場権を獲得できた要因は日本で⭐︎3のアジア選手権が開催されきたためだ。
それがここ数年はライト級以上の階級で外国人選手が進出してきたため日本人は割を食い始めた。

50以上の選手ではライト級の毛利部以外は全員がルースターかライトフェザー級の選手だ。

ムンジアルのポイント資格が導入された当初は、アジア選手権が日本代表券みたいな書かれ方を見かけたが、ライト級以上ではアジア選手権優勝も難しくなってきている。

ムンジアルを目指すには日本人の大会が云々というよりブラジル、米国選手の進出が少ないルースター、ライトフェザーの2階級が好条件なのだ。

IBJJFは南北アメリカ、ヨーロッパで主要大会の多くを開催し一部アジアでも大会を開催している。

有力選手はポイント獲得のためにツアー組んで世界を回っている。

日本ではアジア選手権こそ開催されているが、多くの日本人はその輪の中に入れずにいる。

日本柔術を憂うには早いかもしれないが、危機感は持っておかねばならないだろう。