“先生。晩酌はいつからはじめれますか?”

“どのくらい呑むのですか?”

“・・・・・う〜〜ん。一合か一合半の焼酎をお茶で割って二、三杯です”

とぉくに笑い声が聞こえるのは、このさい却下
だって、夫が直行で助手席はきついだろうと
途中、ホテルを取ってくれたんだもん
温泉に入れるのはまだまだ先の話だからと足湯程度でごまかし
さぁってと晩御飯じゃ〜〜
オードブルメイン







グビグビっと呑んだ食前酒
桜酒。お猪口一杯
焼酎のウーロン茶割りを一口・・・二口

そこで、記憶が途切れ途切れ

まっ、二ヶ月ぶりぐらいの一杯だもんなぁ〜〜
残りの食事は、真夜中に起きだして食べましたよ
もったいないもん。
冷えてもおいしかったな〜〜


翌日は、
天狗シデ

もとはまっすぐに育つ木
突然変異でグニャグニャに曲がり
枝がしだれてくるという奇形の木

本来、奇形の木は一本だけなんだけど
子孫までもが、同じ状態で群落となっています
ほんの4,50年ほど前までは、
神様や天狗さんらの居場所として、気味悪い場所のひとつだったらしいですが
群落としては、珍しい場所として世界遺産に任命された場所です


そんなの関係ねぇ


むろんワンズには
どうだっていい場所

“散歩するなら、歩く
 歩かなきゃ、オヤツくれ”


どこに連れて行っても、要望は同じようで・・・
しかも、血縁関係のない三匹さん
自分を持ってる!という意味では、世界遺産級のワンズだわ(汗)


一匹足りない


ところどころ観光しながら
少しずつ車は自宅へと向かいます

家の近くになると
バタバタと五月蝿いワンズ


あれっ?一匹足りないwww

一番足の短いマル君は
先輩二匹の動向で、いろんな事を判断中
このときは、オヤツタイムだと誤解して
半歩下がって、沈黙のおすわりしております。


おやじ〜


車の中で
オヤツをあげると
マル君の食い扶持を横取りするヤツらがいるので

外にだしてあげても
こうやってマル君は
いつも半歩下がって沈黙のお座りなのだ


六年間も一人っ子だったもんね
横取りの意味を理解するのに、一年もかかったもんね
今では、オヤツもらうと
とぉくに持っていって、じっくりと味わいます
それでも、先輩犬が近づいてくると素直に横取りされてるけど
私が近づくと
ヴー。とうなるようになりましたわ

ヴーの使用方法も勘違いしてるようですわマル君
私の居ない間に、確実に何かを勉強したマル君のようです。