白木峰
1317.4m

好天が望める4月上旬の一日、二年ぶりに残雪期しか行けない白木峰へ行ってきた。
白峰の真西、2.5万図では無名の1317.4m三角点峰です。

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国道157号福井・石川県境の谷トンネル石川県 側入り口(700m) に車を止め、午前6時、トンネル右側の小谷から杉林の尾根を登ります。
加越国境稜線の1230mの小ピークにあがればすなわち白山の眺望が得られる。それから先、稜線を北の方向へ右に白山を見ながら延々と登っては下り登っては下りの繰り返し。
国境稜線が西に折れ大日山へ向かう ところは地図で慎重に確認、
白山市と小松市の境を成している稜線をそのまま北に相変わらず登り下りしながら進みます。しまった雪の上に数日前の降った雪が腐って歩きにくく、スノーシューを装着。赤谷川右俣の小赤谷川源頭白木越の鞍部を過ぎて一登りすれば白木峰で、11時半着。

真っ青な空の下、山頂からの360度雪山の眺望は素晴らしい。

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東の正面に白山連峰が迫力を持って南北に両翼を伸ばしてそびえ、
白山神駈道の全 コースがパノラマとなって見て取れ、手前の 赤兎・
大長・取立の三山や経ヶ岳・荒島岳二山が白山の脇侍仏のようにも
見える。

返り見すれば西の正面に大日山越前甲、加賀甲がど~んと大手を
広げて白山連峰に対峙している。

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帰りも登り下りのため往路と同じほどの時間がかかるが絶えず白山を目にしながら歩けて楽しい。谷トンネルの車のところに着いたのが
17時過ぎ。とりたてて危険なところはなくひたすら往復10時間歩き続けた山でした。

白木峰の東南東に赤谷川を挟んで西山(857m)があり、白山パノラマ公園となっているが白木峰の眺望はそれをはるかに凌駕(りょうが)、
天下随一のものである。

3月中旬から4月中旬までの1月間、白山の見える好天の日にのみの山ですが白山神駈道を歩きとおされるような方には是非一度行かれたらと強く薦めます。

IMG_4358ごろうは朝の
3時にたたき起こされ、例に
よって山頂までの5時間を
あっちこち走り回って登っていたが、餌をもらったあと頂上の雪の上で我々を待つあいだに珍しく
お座りポーズのままでコックリ居眠り、倒れそうになって
あわてて目を開きまたコックリさん(^^)。
帰路もかなりお疲れの様子でした。

あの疲れ知らずのごろうですらそんな有様のコースですぞ、
危険なところは無いとは言え分岐で間違いやすいこともあり安易に
考えてはいけません。

ごろうはもう10歳、歳だから弱くなったんだろうって?

どうしてどうして昨日も一里野スキー場下で若いカモシカを見つけて
長時間疲れ知らずに追っかけまわしていたよ(結局、あきらめて戻ってきたけど^^)。


(参考) 
天下随一についての補足説明

富山県の白木峰(1596m)と混同されやすい石川県の白木峰。

前者は人気があり記録もいっぱい。石川のそれは2.5万図に山名は
無く、以下のふるさと地図にだけ載っているローカルな山

「ふるさと万能地図 石川県市町村最新情報」 1989年 北國新聞社
「石川県ふるさと情報地図21世紀最新版」 2001年(上記の改訂版)

ということで当然のことながら登山記録的資料も多分ほとんどない不遇の山である。

「白山遠望360度」 めっこ山岳会創立25周年誌 
360度方角の違う各地の17の山の頂から見た白山の写真と山座同定図を付した優れた本であるが、もちろんその中に白木峰はない。

「白山眺望登山 」 金沢ナカオ山岳会編 にも入っていない。

しかし、わたしは確信している。上記2冊が紹介する全ての山々から
眺望する白山に勝るそれが白峰の白木峰からのものだと。