74ジィ&68バァ 山陰・山陽の山と名所の旅」ブログ
文章 連れ合いの68バァAboさん
画像および
追加コメント わたし74ジィ風露草  です

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第五日目 6月19日(月)

三段峡・恐羅漢山登山編


晴れ、今日は西中国山地国定公園の恐羅漢山1346m登山日です。

その前に恐羅漢山山裾の三段峡を歩こうと言われ、私は登山前で疲れるから嫌だなぁと思いながら渋々ついてゆきました。

②

























三段峡正面入り口から峡谷沿いの歩道を歩いて見ると、急な上り坂も何か所かあり約2時間で、大変でした。景色も九州や四国で素晴らしい峡谷を見てきたせいか大したように思えなかった。歩道終点に黒淵への渡し船があったが登山のことを考えれば、乗るゆとりもなく、急いで引き返す。
引き返す途中、80歳代の女性が腰を曲げひどそうに杖をついて急坂を上って来られるのに出会う。
”あと、どれくらいで着きますか?”と訊かれ
”まだ30分はありますよ”と答えると、がっかりの表情をされとても気の毒でした。
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④⑤

















































三段峡正面チケット売り場のおばさんに教えられた林道をたどって恐羅漢山登山口に行く。余り車が通らないらしく倒木があったりして本当に通れるか心細かった。
13時50分、牛小屋高原キャンプ場着。車で入れるフリーサイトを¥800で予約。5時までに下りてくればシャワーも使えるとのこと、大急ぎで登山したくして立山コースで恐羅漢山に向かう。

④ (2)















恐羅漢山スキー場の急斜面も歩き、ひたすら上りに専念。途中、下山中の女性グループや単独女性に出会ったり、山頂部でご夫婦や4~5人の男性グループに会ったり。ご夫婦は少し離れた旧恐羅漢山山頂まで往復してきたとのことでした。我々は、シャワーの時間を考え遅い昼食を食べてそのまま下山。そこそこ人気のある山のようですが残念ながら山頂は木が多く景色は今一でした。

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16時10分、キャンプ場着。管理小屋で3分100円のシャワーを6分間浴びてスッキリ、冷たいビールロング缶2本買う。
指定のテントサイトに行くと、炊事場もトイレもあり野外灯も点いていて、われわれの車以外にいなくて気楽でした。
虫が飛んでいるのが気になり、持参の巨大な蚊帳で車全体をおおい後部のハッチを持ち上げて蚊帳の中で二人がゆったり食事出来るスペースを作りテーブルと椅子を置く。
夜は冷やしうどん。ザルに入れたゆでたうどん玉を水道水でかけ流して冷やし、持参の麵つゆ、チューブの生生姜。
蚊取り線香も炊きました。CDデッキで音楽を鳴らし、冷たいビールを飲みうどんを食べ、今日も一日無事に終わり・・・、車の窓を開けっぱなしでも蚊帳で虫が来ず、涼しく、おやすみ。

⑦


















西中国山地国定公園の中心が恐羅漢山であり三段峡
三段峡は地図でその名を知り、
水害で通行不能箇所もあるとのことだが、せっかく近くまで来たのだから見てみることにした。正面口から黒淵まで歩いての通行料往復¥500/人
歩いて見て”
何だ、つまらない。こんなところでお金を取るなんて、中国地方ってよっぽど見せるべき場所がないんだなぁ~”と思えるしょぼい峡谷だった。

恐羅漢山1346m 旧恐羅漢山1334m
のツインピーク。
牛小屋高原エコロジーキャンプ場のスキー場が登山口。左の立山コースが短く、右の夏焼峠経由の夏焼尾根コースが長い。
羅漢は優れたお坊様のこと、恐れ多くももったいなくもの高僧の山=恐羅漢山の名前に惹かれてわたし風露草、ずっとずっと前から登ってみたか
った山なのです。
旧恐羅漢山まで行きませんでしたがこの山にもがっかりしました。名前は立派ですが しょぼい山でした。