2009年11月24日
感染(2004)
監督:落合正幸出演:佐藤浩市、高嶋政伸、星野真里
日本
経営危機の病院で、些細なミスで患者を死なせる医療事故が起こる。動転する医師たちのもとに新たに急患が運び込まれるが、内臓が溶け始める奇怪な症状に医師たちはなす術もない。ジャパニーズ・ホラーを代表する6人の監督が結集し、世界を視野にホラー映画を競作するということで立ち上げられたレーベル“Jホラーシアター”の第1弾で、鶴田法男監督の『予言』と2本立てで公開された。
そのJホラーシアター、残念ながら第2弾の『輪廻』を最後に企画自体が凍結されてしまっている。まあこういうのは勢いでやらないとブームも去ってしまうし。それに公開された3作とも、クオリティ的には正直イマイチだったし。
特に本作は、設定自体は面白いのになんでこう安っぽい作りになってしまったかなあ、と非常に残念な作品。大体が舞台になる病院からして、なんで患者がいるのか理解しがたいような怪しい病院。確かにホラーの舞台にはぴったりなのだが、そういうのはゲームとかで充分でしょ。粘液どろどろ系のホラー描写も別に今更って感じだし、おかしくなっていく登場人物たちも「はいはい狂った狂った」って感じで観る側も醒めっぱなし。
ハリウッドが早々にリメイク権を獲得していて、確か2009年に公開予定だったようだがそちらもその後どうなっているのだろう。でも設定を活かしてしっかり作ってくれたら、かなり面白くて怖い作品にはなりそうなのだよな。