坂の上の雲〈1〉
坂の上の雲〈3〉
坂の上の雲〈2〉
坂の上の雲〈4〉

全8巻中、前半にあたる4巻まで読んで、下記3点が印象に残った。

・明治時代のエリート
明治時代でも日本のエリートは武士の精神がまだ残った気質も持っている。また、欧米に留学し、複数の言語を使用し、常に何かを学んでいる。

・日本対ロシアの背景
日本がロシアと戦争をする前と最中の絶望的な状況が、当時の状況や主要人物達の感情描写とともに、詳細に伝わってくる。また、それでも戦争以外の選択肢を持たなかった背景、特にロシア皇帝が日本滞在中に暗殺されかかり、ロシアの対日本外交への重要な影響の一つとなったこと。

・日露戦争の主要人物
日本海海戦の作戦を立て、天才とされていた、参謀秋山の人柄や、その天才と呼ばれた所以である思考の仕方や、読書方法。一方、203高地を攻略した大将乃木とその参謀の攻略に手間取った様子と背景。