2004年10月03日

レピシエ100種 テイスティングマラソン: 第13回(全20回)

“レピシエの中の人とイ○イリが共謀しているのか!?”
…というあらぬ妄想を抱きたくなる日曜日、みなさまいかがお過ごしですか。

……JUGEMのメンテが長引きだして、不穏な気配がするので(勘弁してください…(泣))、痺れを切らして避難所のこちらにエントリ。
#数回分、こちらに投稿してませんが…。

さて、13回目。
今回は800番台に本格突入。
確実に補足で“ミルクティにするならば、〜にひとつまみ混ぜて…”といいそうなひとつまみ祭…もとい。現代戦最初のミルクティ祭です。

先週は体調が悪く、642 ペニンシュラの廃盤を偲びつつ(号泣)のローカフェイン祭りだったので、1日で5種テイスティングしました…
…ちょっと後悔しました(泣)
そして三角コーナーが何ともいえないカオスティックスメル(©yoppyさん)を発していました…ぼんやり。
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801 バナナ (BANANE)
 500円 / 50g
熟した甘さのなかに微かな青っぽさを含んだ、バナナ本来のフルーティな香りが楽しめます。ミルクやお砂糖を入れて飲むのもおすすめ。(ミルクティ向け表示あり)
香りはひたすら甘く“お菓子のバナナの香り”という感じ。ストレートは甘い香りが最初に来て、あとは“?”という感じの物足りなさ。ミルクも800番台にありがちで、量を間違えると完全に負けます。冷めたほうが紅茶を感じられる気が。濃い目+ミルク+甘味料でおやつミルクティと割り切れるならば。

6点 / 10点
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802 シナモン (CANNELLE)
 500円 / 50g
エキゾチックなシナモンの香りがくっきりと匂い立ちます。ほのかな甘みがプラスされているので、たっぷりのミルクを入れてどうぞ。(ミルクティ向け表示あり)
シナモンの強烈な香りの割に、飲んでみると拍子抜けするようなお味。多少ピリッとしたシナモンを感じることは出来るものの、香りの強烈さとのバランスが取れていないような…。香りはたっぷりミルクで楽しみたい感じなのですが、残念ながら茶葉のほうがたっぷりミルクには負けてしまいます。残念。

5点 / 10点
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806 イングリッシュキャラメル (ENGLISH CARAMEL)
 500円 / 50g
キャラメルの香ばしさとほろ苦さが甘みをひきたてる、少し大人向けのキャラメルティー。お砂糖とミルクを加えれば、一層おいしくなります。(ミルクティ向け表示あり)
甘い香り立ちに反して、飲むとそれに苦味と渋みが追いかけてくる、単に甘いだけではないちょっと複雑なキャラメルティ。残念ながら単品でミルクティとやっぱり淡い味わいになってしまうのですが(このお茶のミルクティはアッサムとのブレンド推奨!)、ストレートは軽い飲み心地と香りが楽しめます。

7点 / 10点
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807 スパイス (EPICES)
 500円 / 50g
クローブ、シナモン、カルダモンなどをブレンドした、スパイシーでありながらさっぱりした香りが特徴。食後の紅茶にもおすすめです。(ミルクティ向け表示あり)
香りは正直“薬っぽい”としか言えないのですが、香りが苦手でなければ、思いの他すっきりと飲める印象で驚きました。茶葉の後の引かなさが意外にもいい方向に働いているような…。ただ、冷めると風味がなくなってしまうので熱いうちに。…ミルクティは相変わらずなんともぼやけた風味ですが…。

5点 / 10点
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808 ストロベリー (FRAISE)
 500円 / 50g
甘く軽やかなストロベリーの香りが、やわらかな雰囲気を演出してくれます。渋みがしっかりしているので、ミルクにもよく合います。 (ミルクティ向け表示あり)
香りは“苺”というよりは“ストロベリーキャンディ”という感じ。ごく一般的に抱かれる“苺+紅茶”というものはこういうものではないかな、という印象。程よく甘酸っぱいので、個人的にはストレート推奨。残念ながら甘酸っぱい香りと茶葉の風味が乖離している感が否めないところが残念です。

5点 / 10点
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今回の茶葉では806 イングリッシュキャラメルだけが購入済み。
しかし、もっぱら209 シロニバリとのブレンドミルクティ専用で、実は今回初めて(!!!)単品で飲みました。
ミルクティにするならば、コクと甘さがあって、酸味やクセのないものにひとつまみ入れて、甘味料を入れると、1杯でおなか一杯になるような、おやつミルクティになってくれます。出来れば25gとかで売ってくれないかなぁ…と思っている茶葉。(数ヶ月前に買った50gがまだ半分も減っていません…)

もともとミルクはたっぷり派としては、どうにもこの800番台のベース茶葉でミルクティ推奨というのがわからんなぁ…とかねてより思っていたのですが(どうやっても薄い!)、こうやって飲んでみるとやっぱり首をかしげずにはいられないような…。(ストレートでも飲めることを優先するとこうなってしまうのでしょうか…)

さて、改めて補足。
今回の10月改変で廃番となってしまった801 バナナ。
これに限らず、800番台のフルーツのシングルフレイヴァードで、ミルクティ向けのものは、ちょっと酸味があって、ミルクティにしてもコクのしっかりある茶葉にひとつまみ入れると、コクもあって、爽やかなフルーツ風味のミルクティを楽しめると思います。(個人的には512 マシンギをよく使います。)
808 ストロベリーは…“苺?”と期待すると肩透かしを食うかと。
これよりは854 キャロルのほうがくどいけど柔らかくて好きだなぁ…。(でもひとつまみ専用。)

802 シナモン、807 スパイスの2つは、この香り付けでミルクティにするなら、アッサムメインにしたほうが…と思わずにはいられない感じ…。807 スパイスに関してはストレートのほうが飲みやすく感じました。

…やっぱりひとつまみ祭でしたね…(苦笑)
でも、せっかくだから、自分に合ったおいしい飲み方を探すのもまたいいものですよ♪(余らすのが厭な貧乏性とか言ってはいけません!!!)  

2004年08月29日

レピシエ100種 テイスティングマラソン: 第08回(全20回)

近年稀に見る体調不良(そりゃ救急車のお世話になればな…(苦笑))に、翌日の検査フルコース、更には強行軍の旅行というスケジュールで、今回は予定通りに走れないかもしれない…と思いましたが走りました。…最早走らないとなんだか寂しい気すらするあたり、習慣って怖いな…なんて微笑してしまう8回目の日曜日です。

今回はアフリカCTC3種と、600番台のクラシックブレンドに突入です。
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512 マシンギ (MASINGI,BP(CTC))
 400円 / 50g
世界第2位の大きな湖、ビクトリア湖の西にある農園。標高1500mに産する、繊細で優しい花のような香り、爽やかな酸味と苦みが楽しめるCTC製法の紅茶です。農園の名前は、現地語で2つの川に囲まれた場所を意味しています。
酸味が強く感じられますが、とがったような酸味でないので飲みづらさを感じる味わいではありません。苦味や渋みは全体的に細めで、ストレートでは飲み応えのない印象も受けますが、ミルクを入れると酸味がいい方向に働いて爽やかなミルクティに。しっとりとした爽やかな甘みはなかなか個性的で○。

8点 / 10点
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530 イジェンダ (IJENDA,BP (CTC))
 350円 / 50g
アフリカ・ブルンジのCTC紅茶。輝くオレンジ色の水色、広がりのある香りは、アフリカの大地を思わせます。コクがあるのにすっきりしていて、ダンディなイメージ。ストレートでもミルクでも。
渋みと甘みがしっかりと感じられる割に、厭な感じに自己主張しすぎない、ちょっと不思議な印象。キャラが弱いという印象も否めないかも。ミルクティはコクと飲み応えのあるしっかりしたミルクティに。コクのあるミルクティが飲みたいけれどアッサムはちょっと…と感じたら一度試してみる価値あり。

7点 / 10点
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531 イガラBP(CTC) (IGARA)
 400円 / 50g
CTC紅茶でありながら、全体的に軽めな印象のあるアフリカ諸国のお茶と、重めでコクのあるインド・アッサムのお茶。同じCTCでも全くキャラクターが異なりますので、ミルクティーで飲み比べると面白いです。
ミルクを入れても単純に優しくなるのではなく、最後にきちんとしたに引っかかる感じもありながら、ちょっと爽やかな余韻が残るのが特徴のように感じました。軽やか過ぎず、爽やか過ぎず、ミルクを入れてもバランスのよさが感じられるお茶。(ただ、ややキャラクターに乏しい印象も否めませんが…)

7点 / 10点
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610 ピュアダージリン・カンチェンジュンガ (KANCHENJUNGA)
 700円 / 50g
さわやかな渋みとフルーティな香りが絶妙なバランス。カンチェンジュンガ峰を望むダージリンの、春摘み茶だけをブレンドしました。
ひとさまししたお湯で淹れました。複雑な味わいや香り立ちにはやや欠けるものの、春らしい香りと、爽やかな甘み、ほんのりしたやさしい渋みが主張しすぎることなく感じられて好印象。春摘みなので淹れるのが難しいのが難点ですが、気持ち軽めに淹れると、するする飲めそうな優しいお味になります。

8点 / 10点
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611 ピュアダージリン・ビクトリアフォール (VICTORIA FALLS)
 750円 / 50g
最もダージリンらしいセカンドフラッシュ(夏摘み)だけをブレンド。豊潤なマスカットフレーバーを存分に楽しめます。
しっかりとした香り立ちと、味の立ち上がりが感じられますが、身体が弱っているときにはやめておいたほうがおそらくベター。重い!というほどの重さはありませんが、カフェインに体力を奪われる感覚が…。単に、もう少しフルーティな味わいの夏摘みのほうが好きなのでこの辺は好みの問題かな…?

6点 / 10点
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さて、補足。
512 マシンギは爽やかな酸味が特徴ですが、その個性を活かして、フルーツのフレイヴァードをひとつまみいれて、ミルクティにすると飲み応えと爽やかさのあるミルクティになります。特に私はストロベリー系とか、バナナなんかをひとつまみいれるのが好き。今在庫切れしてるので補充しようか検討中です。爽やかさを活かして、アイスミルクティも○。
CTCは抽出の失敗が少ないので、気軽に淹れられるのも魅力。100円ショップで売ってるようなティーバッグに入れて、お手軽ティーバッグにしても十分に楽しめると思います♪

次回はクラシックブレンド5種。涼しくなってきて猫舌的にはテイスティングしやすい季節になってきたのでちょっとうれしい…。  

2004年08月22日

レピシエ100種 テイスティングマラソン: 第07回(全20回)

あと13回終えた後の最初の日曜日は、なんとなく手持ち無沙汰になっているんだろうな…なんて遠い目をしてみたりする残暑の日です。

そんな訳で、テイスティングマラソンも7回目。
産地・農園シリーズもそろそろ最終回に近くなってまいりました。
そして、7回目にしてなんとルイボスティが4種。胃にはやさしい回ですが(体調があまりよろしくないのでありがたいといえばありがたいんですが…)、舌にはあまり楽しくなさそうな予感がします…。
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504 ルイボスティー・ナチュラル (ROOIBOS NATUREL)
 400円 / 50g
ルイボスは南アフリカ原産のハーブの一種。タンニンがごくわずかなため渋みはなく、干し草のような香りとおだやかな味が特徴です。
ほのかに感じられる甘みが、乾かした草を煎じた民間療法の解熱用の茶を思い出させました…。最後に舌に残る味もかなり似ていて、熱を出したときに半泣きで飲んだ厭な思い出もフラッシュバック…。茶とは似て非なるものなので、健康に良いカフェインフリーの飲み物として割り切って飲めるならば。

4点 / 10点
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506 ルイボスティー・メディテラネ (ROOIBOS MEDITERRANEE)
 450円 / 50g
ベルガモットの香りがストレートに表に出た、解放感のある味です。 すっきりしているのでアイスティーにしてもおいしくいただけます。(アイスティー向け表示あり)
舌に残るルイボス特有の甘みと、ベルガモットのシャープな香りがかけ離れすぎていて、“ベルガモットの香りのする何か”でしかない感が否めず…。アイスにすれば甘みがあまり感じられなくなるので飲みやすくはなります。どうしてもカフェインを摂取してはいけない時の切り札ぐらいにはなる…か?

6点 / 10点
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507 ルイボスティー・ラビアンローズ (ROOIBOS LA VIE EN ROSE)
 650円 / 50g
ルイボスティーをベースに、ハイビスカスとローズヒップをブレンドし、ローズの香りでほのかにアクセントをつけました。ルビー色の水色と爽やかな酸味、ローズの花びらも美しいお茶です。
ローズの香りにはリラックスできますが、ローズヒップの酸味で好き嫌いが分かれそう…(私は苦手です)。ハチミツを入れると飲みやすくなります。冷めると酸味がかなり前面に出てくるので、苦手な方は熱いうちに飲むことをおすすめします。取り敢えず、美容と健康にいいもの、と割り切れるならば。

5点 / 10点
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508 ルイボスティー・ジャルダン・ソバージュ (ROOIBOS JARDIN SAUVAGE)
 700円 / 50g
無発酵のルイボスティー、グリーンルイボスに、甘く熟れたマンゴとシトラスで香りづけしました。フレーバード好きの方に、お休み前のお茶としておすすめです。
マンゴとシトラスの甘みが強く前面に出てきている割に、ベースとの調和も取れているように感じました。マンゴとシトラスの甘みで、ルイボス特有のくせのある甘みがあまり感じられないので、飲みやすいと思います。アイスにしてもそこそこいけます。“カフェインフリーの飲み物”としてはアリかと。

7点 / 10点
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510 カプロレット・フルリーフ (KAPRORET,GFOP)
 650円 / 50g
現地語でイチジクを意味する、標高1.800m近い高地の山間にある農園で育まれました。ローズマリーのようにスパイシーで個性的な風味。アフリカでは珍しいオーソドックス・フルリーフタイプの紅茶で、ミルクティーにもおすすめです。
香り立ちは穏やかなのですが、切れ味のいい感じのシャープな味わいが面白い印象。個性的な割には、お食事に合わせても邪魔したり喧嘩したりしない味わいかな、と思います。ミルクを少し入れるとスウィーツに合いそうな品のいいミルクティに。意外と(失礼!)マルチに楽しめるお茶かもしれません。

7点 / 10点
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補足。504を飲んで感じた、乾燥した草を煎じたものというのは、オオバコです。幼少のみぎりに熱を出したり扁桃腺を腫らしたりしては散々飲まされた思い出が…よみがえって…き…て…(おえ)
微妙な甘みがあるんですよ、オオバコ煎じたのって。それに良く似てました…

506はアイスにするとぐんと飲みやすくなりました…が、あえてこれを飲む必要は…ないよう…な…カフェインが摂れないけど、どうしてもベルガモットが飲みたい!…と思うことがあるのかどうか…(首をひねりつつ)

ルイボス祭、思ったよりはハードではありませんでしたが、取り敢えず買ってみてもいいかな、と思ったのは508かな…フレイヴァードのついてない503 ルイボスティ・グリーンはちょっと飲んでみたい気もしますが、今は結構(泣)

次回はアフリカのCTC3種とクラシックブレンド戦に突入いたします。  

2004年08月15日

レピシエ100種 テイスティングマラソン: 第06回(全20回)

連続真夏日も一休みのお盆。
しかしマラソンは休みません!
アテネも高校野球も熱いですが、お茶はなお熱い!!
(何だその変なテンションは…)

さて、今回は中国茶2種を含む茶壷祭…と銘打ってはいるものの、茶壷で淹れたのは413 鉄観音特級と456 凍頂烏龍 冬茶 特級の2種のみ。他はいつもどおりテイスティングカップで淹れました。

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413 ティグヮンイン 鉄観音特級
 950円 / 50g
数ある鉄観音の中でも絶品の繊細な甘さとふくよかな香り。3煎以上どうぞ。
キレのいい強めの味と、ふっくらした甘み、後を引かない渋みのバランスがよく、以前感じた飲みにくさはどこに?と疑問に思うほど。ただ、冷めると最後に残る苦手な酸味が強くなる感があったので、熱いうちに飲みたいです。3煎目を水出しにしましたが、香りは薄いものの、気軽に飲むお茶としては○。

8点 / 10点
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432 モンハイプーアル (MENGHAI PUER)
 800円 / 50g
黒茶の代表格プーアル茶の中でも有名なモンハイ産です。水色は濃く、独特な香味と芳醇な味わいがプーアル好きの方におすすめ。
確かに芳醇な味わいは感じられて、苦味や渋みというものも極端に際立っているわけではないのですが…飲みにくいかな…という印象はどうしても拭いきれず…。なんとも複雑な酸味と黒茶特有の香りがつんと感じられるのが苦手…。でも、若干軽めに淹れたアイスは脂っこいお料理には向きそうな感じ。

5点 / 10点
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434 ディエンホン シ眞紅紅茶特級
 650円 / 50g
雲南省の代表的な紅茶。大葉種でチップを多く含んだ茶葉。甘い香り、どっしりした味わいで、真紅色と呼ばれる美しい水色が楽しめます。
甘い香り立ちとしっかりとしたボディの中で、妙な主張をしている感のある酸味にちょっと首をひねりつつ……説明通りではあると思うのですが、どうもそれらの全体バランスが悪いような印象が拭えず…。ちょっと変わった紅茶を飲んでみたいならば…という感じではありますが…(再び首をひねりつつ)

6点 / 10点
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456 凍頂烏龍 冬茶 特級
 1550円 / 50g
台湾を代表する名産地、凍頂山の、まろやかな冬茶です。伝統的な製法による強めの焙煎香の奥から、花のようなコクがほのかに感じられ、しっかりした味わいの印象でまとまります。(緑碧茶園(TW165))
日本茶を飲んだ時のような、馴染み深い印象の香りがほっとする感じ。初めに感じられる焙煎香から味わった最後に感じられる甘みは綺麗にまとまっていますが、所謂凍頂烏龍的な味わいでも、ミルキーな香りでもないので、多少グレードを落としてももう少しわかりやすいキャラのお茶を選びたい感じも。

7点 / 10点
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500 モーリシャス島・バニラティー (ILE MAURICE VANILLE)
 500円 / 50g
BOPタイプの茶葉をベースにしたバニラティー。濃厚なコクと強い甘さのバランスが絶妙で、ミルクティーに最適です。
カップに顔を近づけるまでもなく香るバニラの甘い香りとしっかりした渋みの紅茶らしい香りが乖離していて、ストレートではかなり飲みにくいです…が、ミルクを入れると渋みがしっかりとしたコクになり、しあわせなミルクティになります。少し甘味料を入れると更にしあわせ。アイスミルクティも◎。

9点 / 10点
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若干補足。
500 モーリシャス島・バニラティはBOPでかなり細かい茶葉ですので、それを活かして100円ショップで売っているような茶パックに入れ、簡易ティーバッグで淹れると、気軽にミルクティを楽しむのに重宝します。
茶パックに入れて、お湯を注ぎ、少し抽出させてからミルクをたっぷり入れて、パックもそのまま(!)にして、電子レンジで軽くチンする邪道ロイヤルミルクティも甘い香りがしあわせ空間を作り出してくれます。リーフティとしての難しさがなく、普段飲みのミルクティ茶葉として重宝するところを高評価しました。甘い香りが気になるようなら少しお砂糖を入れると違和感なく飲めると思います。(バニラが嫌いでなければ)
…実は、ストレートではじめて飲んだんですが(既に50gを3回リピート済)、ちょっとぎょっとしたんですけれども(苦笑)

413 鉄観音 特級は以前飲んだときに感じた飲みにくさはおそらく抽出しすぎであろうと推察。今回はまったく飲みにくさを感じることなく飲めました。1煎目、2煎目はお湯で淹れ、それ以降は水出しにしても十分楽しめるお茶になったので、普段飲みのお茶として買ってもいいかも。お食事のときにも飲めるようなお味です。少し強めの味なので好き嫌いは若干分かれそうですが…。

456 凍頂烏龍 冬茶 特級は、私は春茶の青々しい(青っぽい、とはまたちょっと違う)感じのほうが好きなので、やや評価伸びず。普段飲みともスペシャルともつかぬ中途半端な印象が拭えず、このお値段ならばなぁ…と。ほっとする感じではあるんですけれども…。

…さて、次回はルイボス祭。
アールグレイが好きなはずの私ですらがちょっと店頭でにおいを嗅いでぎょっとした506 ルイボスティ メディテラネ、既にサンプルで飲んで苦手と分かっている507 ルイボスティ ラビアンローズが控えております。
待て次号!!(りぼんっ娘のお約束)

#…今日の変なテンションは急激な気温の低下で
#くしゃみ鼻水が止まらなくなっているからだと推察されます(合掌)
#気温の変化にとことん弱い身体…(脆弱)  

2004年08月08日

レピシエ100種 テイスティングマラソン: 第05回(全20回)

5種のお茶を飲む日曜日も早5回目でございます。
この習慣がなくなったときふと寂しくなったりするのかなぁ…なんて遠い目をしてしまったりするのは、きっと暑さの所為。
…あと15回も残っているのに!!

今回は暑い最中のクォリティ祭+キームン祭。
暑いときにお茶を“味わう”というのはあまり得意ではないので(元が猫舌ですから…)ちょっとしんどい走行でした。

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382 チェルシー・BOP クオリティ 03-6 (CHELSEA,BOP QUALITY 03-6)
 550円 / 50g
太陽の恵みをいっぱいに受けた果実のような、輝くオレンジ色の水色と充実したふくよかな滋味。青い香りと柔らかな刺激、じんわりと残る優しい後味は、ウバのクオリティ紅茶らしく涼やかな印象です。
カップを近づけたときにふわりと感じられる甘い香りが好み。じんわりとした、しっかりとした渋みが感じられる割に、追いかけてくる後味がしっとり優しくて面白いです。優しい香り立ちからは予想できない感じの複雑な味わいです。でも、アイスティでは渋みばかりが際立ってしまって、ちょっと残念。

7点 / 10点
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387 ラガラ クオリティ 04-1 (RAGALLA,BOPF QUALITY 04-1)
 550円 / 50g
初めて紹介するエリアのセイロン・クォリティ紅茶。熱帯の高山に運ばれてくる冷たく澄んだ風で育まれるミネラルの香気と、バラのような花の香りをあわせ持つセイロン・ハイグロウン紅茶ファンには魅力あるお茶です。
ミネラル感が強く、ヌワラエリアのクォリティに似ている味だなというのが第一印象。(このエリアの特徴でもあるようですね。)ただ、ヌワラエリアほど草っぽい感じではなく、ミネラル感の中に、ほのかに甘い香りが垣間見える感じ。若干軽めに淹れたほうが複雑な味わいをより楽しめる気がしました。

7点 / 10点
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393 セイロン・ウバ・クォリティ 2003 (CEYLON UVA QUALITY 2003)
 500円 / 50g
優しい印象にまとめ上げた、2003年ウバ・クォリティ紅茶のブレンド。ほどよい青みと渋み、柔らかくしっとりした味と香り、ふんわり残る印象的な余韻。どなたにもおすすめできる自信作。
優しい印象というよりはぼんやりとした感じがぬぐえず、首をひねりひねり飲みました。ぼんやりしている割に、妙にはっきり感じられるクォリティらしい青みと甘みが何だか乖離しているように感じたのですが…。キャラの方向性を決めかねてしまったような印象が最後まで拭えず…(首をひねりつつ)

6点 / 10点
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400 キームンFOP 祁門紅茶特級
 650円 / 50g
ほのかに甘くスモーキーで、カフェインの少ない優しい味わいの紅茶です。古来から蘭の花の香りがするといわれ珍重され、英国では女王陛下のお誕生日のお茶会に必ず使われています。
スモーキーさはしっかりしていますが、独特の風味だけでなく、甘みも渋みも感じられて、バランスのいいキームンだと思います。厭らしく“燻したような香り”が主張しすぎず、上品ながら奥行きも感じられて、最後は綺麗にまとまっていると感じました。お湯だしのアイスティもきりっとした飲み口で○。

8点 / 10点
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401 キームンFOP 祁門紅茶一級
 450円 / 50g
渋みが弱いというキームン紅茶ならではの特徴に加え、スモーキーさがより軽く、くせがないのでどんな料理やお菓子にもよく合います。
熱湯で淹れた直後のツンとする独特の香りが強く、ちょっと苦手…冷めると飲みやすくなりますが…。レピシエのグレード違いの同じ茶葉にありがちで、飲みごたえはあるけれど、その正体は雑味の強さ、という感じは否めず。ひとさまししたお湯でじっくり淹れるか、若干軽めに淹れたほうがいいかも。

5点 / 10点
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若干補足。
キームンは200円の差だったら絶対400の特級にするべき。その200円に一体何が含まれているのか考えると色々ぞっとしない気もしないでもないですが…。
飲みづらいと感じたら、若干軽めに淹れたり、ひとさまししたお湯でやや長めに淹れたりしてみると少し印象が変わると思います。

ところで、今更ながらですが、私の採点には“アイスティ(もしくはミルクティ)で飲んでもおいしい”か、ストレート、アイス、ミルクティのどれかで飲んだときに突出したおいしさが感じられたときに高い点数になっている傾向があるようです。

次回は中国茶メインの茶壷祭。(苦手な鉄観音がやや不安…)
すでに何度もリピートしている500 モーリシャス島バニラティも含まれております。ミルクティ専用茶葉として常備しているので、実はストレートで飲んだことがないのですが…。(在庫が切れそうなのでそろそろレピに行かねば、と思っております…くどいようですがあと75種類の6gパックがあることには気づかない振りをしますよ!!!)