紋付袴とか、五つ紋という言葉は、着物をお召しにならなくても、
聞いたことのある言葉でしょう。
着物に入れる家紋のことを指しています。

主に礼装用の着物や羽織に入れており、数が多いほど格が高くなります。
一般的には、一つ紋が略礼装(お茶席など)、三つ紋が準礼装(披露宴、パーティ)、
五つ紋が正礼装(花嫁衣装、披露宴、公式式典、宮中行事)とされています。

紋を入れる位置は、順に背紋、袖紋(袖の後ろ側)、抱き紋(両胸)です。
家紋を染め抜いたものが正式ですが、家紋を刺繍する縫い紋、
自由にデザインして刺繍する洒落紋などもあります。
(洒落紋は三つ紋までの格となります。)

抑えめの色の、色無地や江戸小紋であれば、一つ紋を入れておくと半喪として、
お通夜や法事などでお召しいただけます。この場合は、喪の帯を締めましょう。

さて、そもそも家紋とは...。
平安時代の後期に調度品に描かれるようになったのが始めだとか。
公家から武士へと広まり、戦国時代がおわった江戸時代に入ってから庶民も使用を始めたようです。
その種類は、なんと5千以上なのだとか!
たくさんあるとは思っていましたが、そこまでとは思いませんでした。

ちなみに着物に入れる家紋、女性は実家のものを入れるという説もあります。
これは嫁ぎ先が決まる前に、嫁入り用の着物を準備していた頃の名残です。
ご結婚後に作られる場合は、嫁ぎ先の紋でよいのです。
ただし地域によって女紋という習慣もあり、母親の紋を継いでいく場合もあるようです。
           
桜紋
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