garthu
頻繁に発生するスカーフガブリアスvs化身ボルトロスの対面。
こちらの「げきりん」をオボン込みで2耐えしてくる図太いHBが想定される場合、相手を倒すために よりダメージの大きい岩技を撃ちたいところ。

僕は以前ファイアローにエッジを外しまくってPPを枯らされた経験もあり、少しでも命中の高い岩雪崩を採用していた。しかしボルトに対する勝率を計算したことはなかった。

よってこの記事では、以下を検証する。
スカーフガブリアスは「ストーンエッジ」と「いわなだれ」のどちらを採用すれば、
HB化身ボルトロスへの勝率が高くなるのか 


■前提条件

 ポケモン 持ち物能力値
こちら ガブリアス こだわりスカーフ A200
相手 化身ボルトロス 
 オボンのみ H184 B132
ガブは岩技を、ボルトは「めざめるパワー(氷)」を互いに撃ち合い、先にHPを0にした方を勝利とする。
めざ氷の急所は想定しない。よってガブへのダメージは確定2発で固定とする。


①「ストーンエッジ」を撃った場合

エッジのダメージは114~136、割合にして61.9%~73.9% ボルトのHPを削る。
こちらの勝ち筋は
 (a)エッジを2発とも当てる
 (b)1発目で高乱数かつ急所に当てる
 (c)1発目外し→2発目で高乱数かつ急所に当てる

これは単純で、おなじみ トレーナー天国さんのダメージ計算機を使えば勝率はすぐに分かる。
ezzi
(めざ氷を2発受けると負けなので、2ターン以内に相手を倒す必要がある。)

ストーンエッジ」を選んだ場合、ガブリアスが勝つ確率は約66.5%



②「いわなだれ」を撃った場合

問題なのはこちら。
岩雪崩のダメージは88~104、割合にして47.8%~56.5% ボルトのHPを削る。

当てれば必ず半分以上削るエッジと違って、この技はそもそも「オボンを消費させるか」が乱数である。 
さらにこの技の特徴は「30%の確率で相手をひるませる」効果である。これらの不確定要素(ダメージ乱数、オボンの消費判定、命中、急所、ひるみ)を考慮すると勝ち筋のパターン数が膨大で挙げきれない。

トレーナー天国さんの瀕死率判定は攻撃側→防御側の一方的な計算であり、攻撃の撃ち合いを想定していない。単純に言うと「ひるみを考慮していない」のである。 

そのため僕は「ガブとボルトが仮想的に対戦を行うプログラム」を作成した。これらの要素(ダメージ乱数、オボンの消費判定、命中、急所、ひるみ)をすべて加味したうえで、10000回の擬似対戦を行い、得られた結果をこの対戦の勝率とすることにした。

↓こんな試行を10000回行っている。(単純化のためガブの最大HPは2にしている。)
ダメージ96
ボルト残り88
オボン消費
ボルト残り134
ガブ残り1
ダメージ90
ボルト残り44
ひるませた!
ガブ残り1
ダメージ92
ボルト残り-48
ガブの勝ち


以下がそのプログラムを実行したときの最終出力結果である。
ストーンエッジ 
勝率  0.6671 
急所率 0.12157569515962925 
命中率 0.8025231719876416 
ひるみ率 0.0

いわなだれ 
勝率  0.5021
急所率 0.06245026178010471
命中率 0.9018638743455497
ひるみ率 0.20787434554973822 

各乱数はそれぞれ仕様通りの値になった。
(岩雪崩のひるみ率が低いのは、「攻撃してボルトのHPが0になった際、ひるみ判定を行っていない」ためである。) 

「いわなだれ」を選んだ場合、ガブリアスが勝つ確率は約50%



結論
スカーフガブリアスは「ストーンエッジ」を採用した場合、
HB化身ボルトロスへの勝率が高くなる

同様にH172-B92ボルトロスでも計算した。
ストーンエッジ
勝率     0.892
いわなだれ
勝率     0.8635
こちらの場合でもエッジの方が勝率が高くなった。


■おわりに
ボルトロスを意識するならエッジが選ばれるという結論になりました。
アローやリザYを安定して倒したいなら岩雪崩も選択肢だとは思います。
でもやっぱり男ならエッジ。祈って当てましょう。

↓プログラムの中身に興味のある方はDLして実行してみてください。
GarchompExp.java
DamageCalc.java

main関数はGarchompExpの方にあります。
計算処理をDamageCalcに詰め込んでいるのであまり綺麗なコードではないです……(。>﹏<。)


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