2006年06月11日

「やわらかい服を着て」

「やわらかい服を着て」 作、演出 永井愛

主演が吉田栄作ということで、観るかどうか迷ったけれど、結果観てよかった!
なんといっても戯曲がよい。イラク戦争に反対するNGOの若者達の心の葛藤を描いた作品。イラク戦争に対する現状、問題点、報道のかたよりを指摘し、問題定義しながら、人間関係、恋愛、仕事、日常を描く。バランスも絶妙。

吉田栄作初舞台発主演ということで大丈夫かな?と思っていたが、なかなかよかった。さわやか路線、いやみのない二枚目はお手の物といったところ。ただ、声がちょっとかれていたことと、早口で聞き取れない言葉があった。舞台とテレビの違いってとこを感じたけど初舞台としてはかなりの高得点。

それよりもちょっときになったのは小島聖。正直綺麗で眼をひく。立ち姿がよい。声もよくて、かなり好きな音を聞かせてくれてて個人的には、もっていかれちゃう声。
なんだけども、言葉が滑る。雰囲気でやりあげてるとこと、自意識が「顎」にあるのがよくわかる。動くとき大体顎が先行しちゃう。でもってふわーっと動く。顎は別にして動きが綺麗すぎてか?ちょっと人じゃないものを見せてる?てな雰囲気すら感じた。ビジュアルも声も好きなんだけどちょっと残念。でも癖なんだろうなぁ

名前失念なんだけどもうひとり栄作彼女を演じた女優さん。こちらの方がこれまた雰囲気でやってて言葉がすべってた。特に前半。会話がかみあわない。

ボロボロ書いたけど、面白かったのですよ。面白いからゆえの残念だったことへの文句。

再演があったらまたみてみたい作品。


  
Posted by hamachisyugi at 09:41Comments(0)TrackBack(0)観劇日記

2006年06月05日

民衆の敵

「民衆の敵」燐光群

パーマネントウェイから?継続的にみている燐光群の最新作。舞台美術がトロイアの女などでお世話になった島次郎さんだったので懐かしい感じがした。

正直、前半戦かなりきびしかった。説明台詞が多かったのもあるけれど、台詞が文章を読んでいるだけになっていて生きてない。会話もかみあわない感じ。
最近特に思うのは、ちゃん喋ることのできない役者は厳しいということ。かむかまないではなくて、音が正確でないことできいている側の集中を著しく低下させる。どういうことかというと、゛り゛がちゃんと゛り゛になってなくて゛い゛になっていたりする。つまり、゛きりん゛が゛きいん゛になるということ。
ある程度キャリアを積んだ役者でも、駄目なひとは駄目なわけでキャリアがあるぶん余計に駄目な感じがする。
それから、いそいだり、あせったりしている場面で、それを伝えようと本当に早口で喋ることなんかも厳しい。どんなにいそいだり、焦ったしばいでも客には伝えないといけないわけで、そこを両立させるのが役者の本当の芝居だと思う。
この芝居をみて、その辺りを痛感した。

内容そっちのけだけどそんな感想。

後半はお気に入りの役者さんもでてきてたことと、ガヤの人達が大量にでてきて勢いをまし、なんとなくもちこたえた感じだった。

次回に期待なんだけど、役者さんはあまりかわらないだろうなぁとも思うが、ただひとりのお気に入り役者を見る為に通うのであった。(出てなかったらいかないかも笑)
  
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舞台出演情報

歌の舞台ですが、出演することになりますたのでお知らせです。


音楽庭園4

主催OWS


2006年6月25日15:00開演

国立オリンピック記念青少年総合センター
カルチャー棟 大ホール

入場料3000円
前売りのみ


私はコーラスで5、6曲歌う予定です。

内容としては モーツアルトの歌劇のなかから7曲
日本の歌が15曲くらい
ピアノの伴奏で歌う感じです。

関東では初舞台?になります。よかったらみにきてくださいませー


チケットのごようめいございましたら、ご連絡くださいm(__)m



  
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2006年04月14日

ニンテンドーDSlite


新宿ビッグカメラにてDS lite をゲット!!

なんとなくお店にむかうと販売していた。んがしかし長蛇の列。実はすでに持っている私でしたが、一緒にいた友達が頼まれていたのもあってなにげに一緒に並ぶ。だれか欲しい人がいたような??すかさず友達にデンワ。がしかし出ない。別の友達に電話。繋がった。いるかと訪ねると、始めに電話した友達にかわっているという(笑
)。


三色あるのだけど、ご希望はホワイト。ホワイトは一番人気の色である。

購入できることは確定だけど、ホワイトが手にはいるかはわからない。ビッグは売り方が馬鹿なのでレジまでどの色が購入出来るか分かんないのだ。わざとそうしているのだろうけど、売り方がへぼなために紛争も起きちゃう。

レジにむかうにつれ、ホワイト残り50台をきりましたというにいちゃんの声が響く。なんかギリギリ駄目な人数が並んでいる。

ネイビー、アイスブルーの方はこちらへどうぞの声。ほとんどの人が白狙いみたいだ。数人が列から出る程度。


列は進む。今度はホワイト残り30台の声。
前から人数を数える。かなりギリギリ汗でまくり。

だんだんレジにちかずく。

すると前方からDSの箱を持ったおねーちゃんが、ホワイトですか?とききながらDSを列に並ぶお客に手渡していく。ダンボールの中身がどんどんへっていく!

届くのか!!??


そして目の前におねーちゃんがくる!!



ダンボールの中には




ホワイトありましたーー!!



白お買い上げ!


友達も白を仕入れた。


後ろには白をあきらめたひとの列が続く。


そして軽い紛争が起きていた。二列に並んでいのだけど、さらりとおねいちゃんが右の人にわたす。

おねいちゃんはホワイト完売しましたー。とさらりと列からはなれる。


左の人は右の人に文句をのたまう。

あたしの方が先にならびましたよね。おかしくないですか?


右のひと


さぁ、仕方ないじゃないですか



私の方が先でしたよ



抗議の声はなんかとどかない


右のひとは顔をあからめ、ひきつらせながら何食わぬ顔を頑張っている。
ずうずうしいやつめ。


左の人が自分なら店員を巻き込んでひともんちゃく起こしてますな、まちがいない。先に並んだ当然の権利であると同時に、ずさんで、客のことを考えないな販売方法をとったビッグの責任である!
一両日中にホワイトを調達しやがれと要求、もしくは不正にも白をゲットしたにいちゃんにそれ相応の対価を支払わせる、または引き渡させれ。


泣き寝入りはだめです!


ビッグには改善をしていただきたい!


  
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2006年04月07日

どうとんぼり神座

58725a6b.jpg昼飯に歌舞伎町にある神座までいってきた。

実は職場からちょいと離れたところにあるのだけれど、タクを捕まえて店に乗りつけた!といっても店の前は車が入れないのでメイン通りでおりた。


何ヶ月かぶりの来店。いつものやつを頼む。
常連でもないし、ましてや食券制の店ではいつものやつで通じる筈もなく、発券機で「煮卵ラーメン」買う。

店内では四、五人が待っている状況。回転は悪くないので割とすんなり席につく。ただこの時分断攻撃をくらい、席が割れる。
暫くしてラーメンが運ばれてきた。初めて食べたのは大阪で、ちょうど歌舞伎町にこの店が出来たくらいのことだった思う。ニュースの特集でとりあげたのを見て興味をもったころ、ちょうど大阪出張の予定が入ったので、探して行ったのを思い出す。

ラーメンはまるで鍋のような感じで他に類をみない。スーブもタレとスーブを混ぜたような感覚とはちょいと違う。個人的には煮物ラーメンと命名している(そのまんまじゃん)


食事の途中で緊急ミーティングのメールがはいり、かなり焦り気味に上司の携帯電話を鳴らしたが、まじで?みたいな反応。メールをよく見直すと、改行かけまくった下の方に ゛嘘゛の文字を発見。いたずらメールにまんまとひっかかる。

そんなドタバタのなかで、完食。あんまり食べた気がしない感じだったが、おいしかった。店に連行してくれた先輩に感謝!!

つぎは原宿あたりのラーメンに行きたい。
  
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2006年04月04日

缶ポタージュ大賞

aa1726b7.jpg今シーズン最高の缶ポタージュスーブはサントリーの「とうもろこしポタージュ」に決定!!

コーンポタージュにめっぽう目がないわたしは、冬場になると、自動販売機をみると、ホットのコーンポタージュを探してしまう。今までに飲んだことのないやつなら、その手に持っていたとしても買ってしまうほどだ。
今シーズンもたくさん飲み歩いた。基本的には会社帰りに物色することが多い。そんななかで、今シーズン一番うまかったのは、このサントリーのとうもろこしポタージュである。

甘さ、舌ざわり、粒のからみがトータルでよかった。
あくまでも缶ポタージュの中で一番というだけだったりもする、、。
  
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2006年03月31日

テングメン

TEAM発砲Bjin「テングメン」

実は昔から大好きな劇団。戦隊ものを見事にぱくりきった「変身戦隊ゴメンバー」で心をわしづかみにされ、ハマチは無謀にも上演をたくらんでいた。が、あまりに人がたくさん必要だったため断念。変わって「トランスフォームリホーム」を上演した。かぶりものの製作、大規模セットと力の入った舞台になった。


今回みたのは新作の「テングメン」
江戸時代、仕事がなくなった忍が、依頼をうけて女の寝床にしのびこみ悦ばせるというお話。股間にてんぐの面をつけたいでたちのテングメンが主役で、三人の忍が暗躍する。

ぶっちゃけゴメンバーを越える作品にはなっていなかった。そういう意味ではかなりがっかりだった。
アクションシーンはさすがでかっこよかった。がしかし、初日だからなのか、会話の場面、特に複数人数あつまったときの会話のテンポがわるい。台本がわるいのか役者がわるいのか、どちらもなのか。なんとなく会話の展開に古さを感じた。もっと洗練されたせりふを作って欲しいとおもった。
大人がつくった大人のためのヒーローものにするには、この脚本演出をしてるきださんがテレビ脚本やっていた仮面ライダー響鬼くらいのクオリティを出して欲しい。演じ手も観る側も成長していきたい感じ。

ゲストで出ていた井上晴美はもっとおいろけ担当かとおもいきや、いてもいなくてもいいような芝居でかなりがっかりだった。内容からいくと接吻シーンだけでやらないとだめでしょう。
吉原御免状の女優陣のおいろけに惨敗といった感じ。
発砲だからこれでいいのだという声も聞こえてきそうだけど(笑)


次も新作があるみたいなのでそれはみに行こうかとおもうのでした。その次はそんとき考えよ

ゴメンバー再演しないかなぁ〜
  
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2006年03月23日

隣人

隣の様子がおかしい。基本的に夜活動がはじまるのがいつもの感じだったが、昼間にコツコツという物音がする。いったいなんだろう?
そういえば郵便受けもいろいろ突っ込まれたままになってる毛がする。



そうおもい、なにげに庭から隣を除いてみると


もぬけのから


寸足らずでぶらさがっていたかっこわるいカーテンもなんもかんもなくなっていた。

いったいいつのまに消えたの?いやさ引越したの?

日中嫁がいるので気が付かないはずないんだけど、、。
死んだり、夜逃げだったりするのか?

最近は挨拶なんかしないのかなぁ。ぱっと見怪しい感じの人、いや社交的ではない感じの人だったからなのかなぁ


というわけで空き部屋有りです


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2006年03月21日

ハゲレット

d4f7f4ba.jpg「ハゲレット」

題名と近藤芳正のチラシで即観劇決定した舞台。

脚本は小田島さん訳の「ハムレット」で、ハムレットが沢山の悩みを抱えて若禿げになったという設定で構成されている。
随所に笑いを折り込み悲劇であるはずのハムレットで爆笑をさそっていた。

父親である王を、その弟に殺され母親はその父殺しである父の弟とすぐさま再婚してしまう。叔父を父殺しの犯人だと疑い、母親をうばわれ、女としての母に嫉妬する。思い悩んだ末に若禿げになってしまう。
ご存知のハムレットの筋書きそのままに、父親の亡霊に復習を誓い叔父を殺す。が、叔父とまちがえ恋人のオフェーリアの父親を殺してしまう。それがもとでオフェーリアは狂って自殺。オフェーリアの兄と決闘。それに乗じてハゲレットの殺害を試みる叔父、ハムレットを殺すために用意された毒入りの杯を飲み母は死に、毒薬のつ
いた剣の切っ先でハムレットとその親友も死す。最期の力でハムレットは毒の剣で叔父をさす。
すべて死に絶えてしまう。
人間の抱える悩みや嫉妬、欲望はいつの時代も変わらない。だからこそその核心を描くシェイクスピアの戯曲は今日まで伝えられてきたのだとおもう。
ハゲレットでは現代の若者の姿を投影して現代風のせりふ回しが多用されている。このことによって、おかたいシェイクスピアの本をごく身近なものにした。もしかしたら当日の人々にとってはもともとこのように身近に作られた作品だったのかもしれない。俗的な話として人気を集めたのかもしれない。そう考えるとハゲレットの解
釈は一見ふざけても見えるが、納得いくものになる。

おそらく、こんなとんでもないまわの言葉を残していった舞台は前代未聞だろう。

しっかし面白かった。文学としてはどうかわからないけれど、最高に面白かった。

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2006年03月19日

チャーリーとチョコレート工場

映画館でみた映画でおもしろかったものは、DVDを割りと買ってしまう。

このチャーリーとチョコレート工場もそのひとつ。


ウンパルンパ最高!!


チャーリーとチョコレート工場 特別版(2枚組)

価格:3582円


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