岡嶋裕史『ポスト・モバイル』新潮新書を読み終えた。
題名や帯のiPadの写真から、てっきり、携帯電話のあとに来るモバイル端末の話かなと思ったら、全く違った。
副題の「ITとヒトの未来図」にあるように、ITの今後の技術の発展と人間の生活の関わり、変化が刺激的な文章で書かれている。
iPadの話とかも出てはくるが、メインはそんな話ではなくて、仮想現実、
強化現実の話、UIの将来、監視社会の問題など、広く、そしてかなり深く、IT技術がもたらすであろう、私たちの生活の変化を予言している。
ゲームやコミック(士郎正宗の攻殻機動隊など)からの引用も多く、単なる学者さんのお話ではないところがいい。
特に気に入ったのは、
というところ。これは正しい認識のような気がする。
題名や帯のiPadの写真から、てっきり、携帯電話のあとに来るモバイル端末の話かなと思ったら、全く違った。
副題の「ITとヒトの未来図」にあるように、ITの今後の技術の発展と人間の生活の関わり、変化が刺激的な文章で書かれている。
iPadの話とかも出てはくるが、メインはそんな話ではなくて、仮想現実、
強化現実の話、UIの将来、監視社会の問題など、広く、そしてかなり深く、IT技術がもたらすであろう、私たちの生活の変化を予言している。
ゲームやコミック(士郎正宗の攻殻機動隊など)からの引用も多く、単なる学者さんのお話ではないところがいい。
特に気に入ったのは、
「好むと好まざるとにかかわらず、世界の仮想化は進み、人はコンピュータが作り出す情報の膜を通して世界と向き合うことになる。それは人の能力と可能性を拡大させもするが、現実に根ざした身体感覚や世界認識、自己統合感を不安定にさせるものでもあるあるだろう」(P.138)
というところ。これは正しい認識のような気がする。