橋本治・内田樹『橋本治と内田樹』ちくま文庫を読み終えた。

まさにタイトルどおり、橋本治氏と内田樹氏の対談をまとめたもの。2008年に出版されたものの文庫化で、内田樹氏のファンとして、読んでみた。悪くはないんだけど、ちょっと物足りない。

というのも、この対談が、なんだか内田氏がインタビューアで、橋本氏がインタビューイというような感じを受けてしまって、圧倒的に橋本氏の語る部分が多いところが、内田氏のファンとしては、物足りなかったのかもしれない。内田氏が橋本氏の考えを上手く引き出して、橋本氏は結構好き放題のことを言っていて、それはそれでとても面白いんだけど、内田氏の主張が後方に行ってしまってる感じがした。

橋本氏の熱心な読者ではない私としては、彼の仕事のスゴさもあまり理解できていないので、内田氏の持ち上げぶりがあまり共感できなかったということもあるのかもしれない(これは自分の勉強不足のせいだけど...)もう少し、喧々諤々の展開を期待していたんだけどなぁ。

ただ、禁煙ファシズムの件は大賛成(なんて書くと怒られるかな?)。世の中、ちょっと変じゃない?