はまへや

漫画をこよなく愛する魚介類の戯れ言

2012年09月

淳が結婚式した(二回目)

えーと先日、兄の結婚式がありました。8月26日。
天王洲にあるちいさい結婚式場に炎天下の中、礼服で馳せ参じました。
事前に汗だくになった礼服で向かうべきか、私服で向かって礼服に着替えるべきか
兄へとメールしたのですが見事に無視されました!いやあ兄弟ですねえー!血って怖い。


天王洲に向かうというだけでも僕にとっては一大イベント。
さらにはそこで兄の結婚式があり、親族の手前、絶対に遅刻できない。
颯爽とぼくは駅すぱあとを駆使して開始時間の30分前の14時に天王洲につくよう
出来る男を気取りながらスケジュールを組んだ後に兄へと電話し、ぺちゃくちゃ。
そういやお父さんたちいつくるのー?と何の気なしに聞いてみたところ、13時。
出来る男を気取っていた僕の心は、スッと定位置へと帰っていきます。
ナチュラルに、そう、ナチュラルに「出来る」感を勘違い。
30分程度は常識の範疇であり、いわばそう、当たり前。
そう僕は当たり前のことすらも「出来る」に区分するだめだめだーめだったのでべべば


京浜東北に揺られながらハママッチョーまで向かい、いざモノレール。
モノレールのプラットホームにはついたものの、妙な違和感。
すでにモノレールは待機しているものの、誰一人として乗り込む様子がない。
はて、どういうことだ?とモノレールの中をのぞき込んでみると、
せいぜい一両につき二人ほど乗り込んでおり、もー僕の理解力では何が起きているのか。
ガラガラのモノレール。プラットホームには100人くらいが立ちっぱで待ちぼうけ。
…なにこの状況。
戸惑っていたところ、颯爽と走り出すモノレール。しまっ…!

種を明かすとつまらんことで、快速か鈍行かの違いでした。よくある。言い張る。
先に出たほうが鈍行で、後からくる快速のほうが羽田に着くのが早いと。
ハママッチョから一駅隣の天王洲へはどっちも止まりますね〜。んん〜。
はっはっは。んん〜。
快適に座りながらモノレールから遠海とコンクリートを眺める東京観光をかなぐり捨て、
ぎゅうぎゅうの車内から真下にある鯉さんが垂涎せずにはいられないような
よく見るとゴミだらけな真緑の海を見て、きったねえと独りごちるのです。落涙。


天王洲につき直接会場にのりこんじゃろうと意気込んでいたところ
なぜか会場への通路が閉鎖中。パニック。
必ず−、なんか−、トラブルがー、起こるよなー?とか怒りに震えながらも
別の入り口を探索し、悠々と進入を試みるも、閉鎖中。
ここかッ!? …閉鎖中。
ここかッ!? …閉鎖中。
ここかッ!? …閉鎖中。馬鹿じゃないの。
こおこここここここ、こここ、ここって天王洲だよね!?天王洲って書いてるもんね!?
駅ビルに隣接するような巨大施設がこうも進入を拒むものでしょうか。悪意を感じる。
愕然と立ち尽くしながらも兄へと「俺…無理みたいだ…」の一文だけを添えた
意味深なメールを送りつけてやろうかと親指をのろのろ動かしていたところ、着信。
親父・姉組と合流し冷やし中華。
いまどこ?着いてるんだー。中庭みたいなとこにいるから来てーとの仰せに応え、
目前にある中庭に出てみるものの、中庭が3つあることが判明。罠多し。

冷やし中華をすすりながら、会場の入り口が閉鎖されてると話しても信用されず。イソップ。
14時に近づき、そろそろかと中華飯店を後にし、閉鎖中へと向かう。
父と姉、パニック。
ここかッ!? …閉鎖中。
ここかッ!? …閉鎖中。
ここかッ!? …閉鎖中。パニック。
ここで親父が突然、「いや、奴のやることだからな…」と偽結婚式疑惑が持ち上がる。
そして乱れ飛ぶ兄の逸話。俺もそれ知らなかった…!戦慄を覚える俺と姉。脂汗。


その後、お店の人に聞いて唯一の入り口に到達。天王洲このやろう。
結婚式会場の控え室に入るとお嫁さんのご両親と兄一家がいらっしゃる。平伏。
しかし我が親父の態度が悪い。僕が、おっと…?と感じるレベルに態度が悪い。
慇懃無礼なタイプとはいえ、ジョークにならない皮肉。
僕のニュータイプ能力が働き、姉に問うてみるとやっぱりなんかあったらしい。
お嫁さんの親族とトラブルとかなにそのドラマみたいな関係性。やだなにそれ。
正直もうドラマみたいな出来事はお腹いっぱいです。カンベンしてください。


結婚式、省略。
ダイジェスト。
新郎入場のときに兄が僕を真っ直ぐに見つめて目線を外さない。見ないで!
新婦の兄夫婦のお子さんが、新郎新婦を祝福するために渡されたバケット一杯の花びらを、
新郎新婦を見ながら満面の笑顔で床に捨てる。なんと挑発的な絵か。俺爆笑。
姉がピースサインで写真に写ったあと、あ、今のやりなおしーと言って
小首をかしげてピースの指を頬につける感じでポージングしだした。俺爆笑。
若作りしすぎたか…と後悔に震える姉。かわいい。
いや!美人です!25!って言われたら小首をかしげたあと、25と納得します!
33歳。僕と血つながっていると思えないほど美人です。
だから33歳かーわーいーいー!と連呼して褒めちぎってきました。(悪魔)


お食事会、省略。
ダイジェスト。
お食事会中華で、昼飯におもいっきり中華だった俺たちがしどろもどろ。中華っていってよ!
兄の愛娘、芽依ちゃんはフカヒレがお好き。大物。
新婦の兄のお嫁さんは九州人。冷蔵庫なおして!でひともりあがり。
職場に九州人で溢れていたことがこんなところで役立つとは。なかろーもーん!

その後、宿泊地へ。なぜかエントランス前に段ボールが入ったゴミ箱のオブジェ。
業務用ゴミ箱!?なぜにこんな場所へ!?と戸惑いながら触ってみたら硬い。オブジェ。
いらないこんなリアリティ。

姉がすたーばっくすこーひーに大興奮。飲む飲む!と言い張る。かわいい。
岩手になかったっけか?近所にない!とのことで、あーれー?そうだっけか。
いざ部屋を抜け出してすたばに向かおうとすると、親父も仲間になりたそうにこち(ry
すたーばっくすこーひーで酒を飲もうと息巻くまいだでぃ。無理。聞かないダディ。
大興奮していた姉も値段と味を知ると、近所なら飲まないな…と冷たい目。
テンションがた落ちの姉。33歳かわいい。


その後、兄から電話があり一緒に飲むことに。
もー何年ぶりかで兄弟+親父が一堂に会しました。

結婚式に実は二匹の飼い猫も参加予定だったことが判明。誓約書に猫が肉球でサイン!?
愉快な話よりもおもーい話が多くなるのはご愛敬。くだらないって素晴らしい。
焼酎コーラ割りで早々に酔いつぶれるマイダディ。親父、超優しいです。
親父超やさしいところが厳しいと兄と一緒に結論づける。ぶるーはーつみたい。
兄弟で結婚とか彼女とかそういう話をする歳になったんですね…。


・姉からのアドバイス
女の子なんてかわいいかわいい言われちゃったらコロっと好きになっちゃう
悲しい生き物なんだから積極的に言えばいいのにねー(芽依ちゃんに向かいながら)

何か悲しいことでも…後悔していることでもあるのですか…!
ていうかそういうアドバイスを受けると、その作戦使っているときに
このこと思い出しちゃって、作戦とかいうものを今使っている自分自身に絶望して
へこみスパイラルに突入してしまい現世にもどれなくなるような気がするのは俺だけ?


・兄からのアドバイス
見た目に気を遣って、あと女の子に受けのいい趣味持つといいぞ

簡単に言うなー!
モトクロスとか熱中できる人種にんなこと言われても説得力ないわあああ


などと求めてもいないアドバイスを次々を受け続けているうちに
見苦しく嘆き始めた魚介類がじだんだを踏んでいたところ
いやお前、ここをこう眉毛そればけっこう…ほら…かっこいいって。と
僕の眉を指で隠しながら真顔の兄がおもむろに言ってくるのです。
え、ま、まじでー?と照れと喜びでその程度でしか返せずにやきもきしていたところ
姉からは「えー…?」としか返してもらえず、兄と姉のテンションに高低差ありすぎて(ry
それでも僕に自信を持たせるためか譲らず、ほらよく見ろってと兄が意地になっても
姉からはやはり「えー…?」しか返ってきません。…知ってた。
それでもまだ言い張る兄。兄弟愛って素晴らしい。…わけあるかいう゛ぉけえ。
ありがとうもう大丈夫!もういいから!姉の口から二回も「えー?」出てるから!
兄姉二人で僕の躁鬱激しく揺さぶるのやめてぇええ!
非人道的行為もここまでくるといっそ清々しいものです。

その後も僕の顔の造形について大丈夫大丈夫と慰めてもらうのですが
いったい何が大丈夫なのかと質問することも野暮だというかねほらそもそもね
大丈夫かなとも聞いていないにもかかわらず、とつぜん向こうからさ
大丈夫大丈夫というってことは大丈夫じゃないってことじゃないっすかっていうげふげふ。

結論とすると、痩せて眉整えて鼻筋通(整形)して脱毛すればいける!だそうです。
それはもうすでにいけない宣言に聞こえるのは俺だけか。南無三。


そして僕は一泊したのち、五時に起きて職場へ向かいましたとさ。
泊まりだなんて知らなかったです。さすが兄弟。血のつながりを実感します。

けんけんがくがくいろいろありましたが楽しかったです!
結婚式っていざ行く前までは不安だったりめんどかったりと楽しみなものでもないですが
いざ!と向かってみれば結局は笑顔になって楽しむことができますね。好きかも。
いやでもやっぱりご祝儀いたいわー!僕には過ぎたイベントですな。やはり。

kugatsu

タイトルが先月に引き続き適当ですね。
九月も末に入ろうとしていますがつい先日まで30度超えの気温を誇り、
うだりながらもいつまで続くのだろうと内心わくわくしていたところでしたが
渋谷のゲーム音楽コンサートに向かう今日、気温22度の雨模様。
よりによって今日。
汗かかないのはありがたいですが、傘が邪魔くさいですね!こんばんははまぐりです。


またまた例のコンサート。ぷれすすたーと2012。
またまた奴に全額おごってもらっての鑑賞です。怖い。自分の首をしめている気がする…。
今回はライブドアの社長の髪型の人、もとい過去に大人気だったレッサーパンダもどきの
風太くんも同行するようなので、名古屋のごとく僕を抜いてお二人でとも思いましたが
チケットを取っちゃったというわけでまた甘んじて同行させていただきました。

秋葉原でレッサーパンダもどきの風太くんと合流し、メシをザ海峡で食べてから
渋谷へと赴こうという流れに身を任せ、ヨドバシカメラへと進軍。秋葉原=ヨドバシ。
ごはんやさんではなぜかシュタインズゲートについてもどきくんと握手を交わし、
熱弁を互いに振るい合い、奴を完全に置いてけぼりの憂き目に。
ぽかんとした表情の奴に気づき謝りつつも、結局シュタインズゲート談義は止まらず。
奴、放置。
死して屍ひろうものなし。

その後3D映画の話へと変わり、熱弁を振るう二人をながめつつ
わかるぅ〜、へぇ〜、などと超適当に相づちを打ちつづけていることがバレてしまい
はまぐりがつるし上げにあう。
死して屍ひろうものなし。


秋葉原から渋谷までって勝手に近い印象があったのですが
山手線でけっこうな駅数通り過ぎ、やっと渋谷。人混みで僕のソウルジェムが濁りだす。
スクランブル交差点をへて、109へて、人混みで僕のソウルジェムが濁りきる。
iphoneの便利さに脱帽。でも実は道を一回間違える。
たぶんズカズカ人混みを抜けようと突き進んでた俺のせい。ソウルジェムが真っ黒に。
行列を発見したため、毎度のごとく並んでるなあと思いつつ、会場ここかな?ときくと
いや違うよと冷たくあしらわれる。危なく魔女化しそうになる。


会場へと着くとグッズを買いあさるぶるじょわじー二人を横目に見ながらいそいそと席へ。
前から二列め。人生で初めての最前線。演奏者さんの表情まではっきり!
奥の方に配置されている演奏者さんがかぶっちゃって見えず。全貌不明瞭。
なんというおそろしい席。なんというおそろしい奴の運。

最初の曲から前回最高の印象だったドナなんたらさんがボーカルを務める曲。
なんという俺得。
今回はボーカルつきの曲が3曲もあって個人的にはうれしいかぎり。
やっぱり荘厳なオーケストラの曲にのせて美しい歌声って、反則。超いい。
1001のバイオリン大好き。もっと増えればいいのに。

逆転裁判の曲目のおりに、演奏者さんとの距離が近すぎるため、ついついしぐさなどに
見入ってしまい、ソウルフルに身体動かして演奏される方や、超冷静な方など
ギャップでついついにやけてしまいながら変な楽しみ方をしてしまいました。
個人的にはソウルフルな方のほうが好きです。各パート一人はいました。
コントラバスにいたっては三人ともソウルフルでした。素敵。

トロンボーンの方がかなり音割れちゃっていて、個人的に気になっちゃいました。
フォルテで音が割れたり、見せ場で音が割れるのは味があって好きなのですが
ハーモニー奏でる、恐らく地味にやりすごすべき場面でもバリバリ割れていたので
え、これいいのー!?いいものなのー!?と一人戸惑っていました。
プロの方々なので間違いなく僕の感性が問題なのでしょうけどちょいびっくり。

姫を救えメドレーではまぐりまさかの予言的中。影の伝説大好きです。
でもみーじーかーいー。

パルテナの鏡ではゲーム画面に集中しすぎてオーケストラを完全に豪華なBGM扱い。
オーケストラを背にしょってゲームとか一国の長クラスの贅沢。やってみてえぇ。
途中で死んだらオーケストラのBGMもストップしてそこで終わりとか
斬新すぎる企画にぐぐっとゲームに入り込んでしまいました。笑っちゃったw

朧村正はやっぱり尺八がくぅううううう。
尺八奏者のかた、加瀬亮似で超かっこいいけど尺八集音しきれなくてくぅううううう。
三味線はもうべんべらべんべらいい音ならしてました!素晴らしい。
朧村正の曲はやっぱり三味線と尺八のアクセントが印象にかなりのこっているので
やっぱり尺八もはっきりあらぶってもらいくぅうううううう!

ドナなんたらさん以外にも海外の方がボーカルを務めていたのですが
これがまたうまいのなんのってのもあるのですが、それより印象にのこったのが
いい具合に歌声とオーケストラの音量が双方引き立ちあって奏でていたところ
オーケストラのフォルテで歌声が一度かき消された場面で、指揮者の方が
手元の装置を即座にいじってボーカルの音量調節をした場面でした。神速。
近くにいるとこんな細かくみえちゃうのかーと席に感謝。

そしてアンコールを抜かしてラストの曲目。ドナなんたらさん無双。
ゴッドイーターの曲らしいですがやはりというかなんというか知らない曲!
でもやはり超のまれました。小さい声でおおわおおわ言ってました。
英語の歌詞なんて何一つわからないのですが視覚と聴覚でガンと理解させられるような
感情溢れる歌声と身振り手振り。やっぱりすごいや!
一番感動しちゃいました。前回に続きまたドナなんたらさん!…ファンになろうかしら。

アンコール終えてキャストが一堂に会したとき、客席へ応えることに夢中で
はけどきを間違えて慌てるドナさん萌え。かーわーいーいー


そしていつものとおりにまた人混みにもまれて帰路へとつくのです。
エスカレーター込みすぎ。エスカレーター込みすぎ。エスカレーター込みすぎ。



総評:ドナさん萌え。
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