ハマナカ商店日記

京都の手芸メーカーが営む町屋のアンテナショップ。
Openに向けての日々をお届けいたします。
11月4日にオープンいたしました!!

パーツが着々と。。。

みなさまおはようございます。

この夏のお盆休みはどのようなご予定でしょうか?
日本中どこに行っても暑そうですが…
秋がちゃんと来るのか心配になるこの夏の暑さです。

町屋では折り上げ格天井を組み立てるためのパーツが
着々と製作されています。
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塗っているのはお馴染み山中油店の…

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「荏油」(えあぶら)です。
これまでにもベンガラ、柿渋の仕上げには使われてきた
この荏油ですが、油だけで仕上げるというのは
この折り上げ天井が初めてです。

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しっとりと荏油の塗られたパーツです。
今はそのままの木の色目ですが、油によって時間の経過とともに
濃色の渋い色目に変化していくそうです。
木の建物は時間の経過によって表情を変えていくのが、
何とも楽しみですね~。

そして、折り上げ格天井の角部分にくるパーツの
仕上げ作業も行われています。
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ひとつひとつヤスリで丁寧に磨いていきます。

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カーブといい、表面のなめらかさといい、なんとも美しいですね!!


先週お伝えした竹垣の『建仁寺』は、
フレームを支えるための支柱が新たにできていました。
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この支柱、表面が加工されていてとても素敵な表情をしています。

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アップにするとこんな感じです。
うねうねとした表情がどこか温もりを感じさせます。
この表情が、無機的な鉄のフレームに有機的な要素を加えます。

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支柱の加工は火花が飛ぶので、土間の奥で行われていました。


そして一階は縁側がほぼ完成!!
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写真が遠すぎてちょっと分かりづらいのですが…

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こんな風に栗の木の板がはめられています。
それにしても良い色味ですね。
この縁側に座ってのオリーブの眺めはまた格別ですよ~。

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端々のディテールまで、細やかな仕事が行われています。


ひとつひとつ丁寧に作られたさまざまなパーツが
融合してひとつの建物が作られます。
膨大な手仕事の量にいつも圧倒される現場です。








竹垣は建仁寺?!

みなさまおはようございます。

毎日本当に暑いですね。今週の京都は最高気温38度…!
体温よりも暑いなか、町屋の工事は進行中です。

この日、町屋に入って目に付いたのは
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この手づくり風鈴…。
笠の部分は、先日この町屋の庭から出土された
ちいさなものシリーズが使われています。

蚊取線香パッケージの重りが笑みを誘います。
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裏側には何やらメモが…。

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町屋にあるさまざまな素材には、
小さな図形がたくさんメモされていておもしろいです。
手水鉢のなかの木片にも図形が!

一階では先週お伝えした鉄加工スペースでの作業が始まっていました。
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頭につけられたこのマスク…

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そう、溶接の作業が行われています。

現在加工されているこの鉄のフレームは、
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庭の隣家との境目となる竹垣に使用されるものです。
ここに作られる予定の竹垣、その名も『建仁寺』と呼ぶそうで、
建仁寺にある竹垣のスタイルのことを指します。
(建仁寺 竹垣 で検索してみてください。画像がたくさん出てきます)

建仁寺竹垣をアレンジした+鉄フレームの造りになる予定。
(鉄はもちろん、町屋オリジナル!!)
出来上がりが楽しみです。

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使われる竹のサンプルです。
表面の何とも言えない模様が渋いですね~。

庭側には前回にはなかった縁側が出現しています。
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池の上にも縁側ができて、蔭になった部分が良い雰囲気です。
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この日は裏側の縁側の製作が行われていました。
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きれいにはまるよう微調整をしながらの作業です。
この縁側は縁の丸みのカーブがデザイン的でとても素敵な
造りなのです。
ちなみに上にひく板は珍しい栗の木の予定。

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庭から目立つ位置にあるエアコンの室外機は
素敵に目隠しされています。

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連日の暑さをしっかりと耐え抜いているオリーブは、
クタッとすることもなく元気に芽を出しています。

二階では、次郎さんが窓のサンを修復中。
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窓のサイズを変更したため、新しく穴を掘っています。

町屋にもともと使われていたこの窓の建具は
とても良いものだそうで、修復されてまた使用されます。
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このレールの車輪が、また渋いんです。

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こんな風に組み立てて、窓の建具となります。
古い木の雰囲気はやはり素敵ですね~。

古い木といえば、またまた次郎さんがお師匠さんの工房から
持ってこられた木材のなかにすごい板が…!
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この中央に置かれた木の美しさがお分かりになるでしょうか?
周囲に置かれた他の木と比べて節がまったくありません。
この木は「和栂」(ワトガ)と呼ばれる木だそうで、
現在、手に入れようとしてもなかなかないものなのだそうです。
「栂」は「ツガ」と呼ぶのが通常のようなのですが
もともと、木が曲がるという意味の「とが」が 
「つが」に変化した、と言われており
「つがう木(組み合わせる木)」の意味から、
ともいわれているそうです。
まさに町屋にぴったりの木ですね~。

この和栂は、どこに使われるのでしょうか?
美しい木目を堪能できるところでしょうね~。

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外からの熱気をシャットダウンするため、入口に置かれた
扇風機がフル稼働している町屋…。

まだまだ暑い日は続きそうです。

みなさま、熱中症にはお気を付けください。









折り上げ格天井2

おはようございます。

あっという間に8月ですが、
みなさま夏をいかがお過ごしでしょうか?

町屋もこの秋オープンを目指して
全力疾走です!!

さて、この日は先週お伝えした『折り上げ格天井』
の部材がどんどんと加工されていました。

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この細長い木材は全て天井に使われるものです。

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2階には、面取りの済んだ格子となる木材がスタンバイされています。

そして、この折り上げ天井の造られる和室スペースの床には…
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天井に組まれる格子の位置に印がつけられています。

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拡大するとこんな感じです。

これだけの本数を1本1本手作業で面取りするなんて…。
みなさま、町屋にお越しの際には是非2階和室の天井を
見上げてみてください。

天井といえば、二階の軒下を見上げると…
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こんな具合にかっこいい木目が出現していました。
塗装するために表面を削ると、思わぬ表情が出てきたのだそうです。

ここはあえて塗装はせずに、油で仕上げて
柿渋の色目とのコントラストを演出。

余談ですが、実はちょうどこの写真を撮影したときの足場は、
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このようにすべて木で組まれています。
町屋を初めて見学に来た人の中には、
この足場に驚いている人もいました。
確かによく見る足場は金属の足場ですよね。

庭のアラレコボシは着々と進んでいて、
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手水鉢の下の小さな池にも
カーブに沿って小さな石がきれいに並べられています。

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池の底をよく見てみると…
写真上部に小さな穴があるのが見えますか?
実はこの穴からはエアコンの排水が流れてくるのですが、
上の小さな穴から下の大きな穴へ、排水を誘導する
小さな水路が作られています。
人工的、しかも排水ですがなんだか可愛らしい一角です。


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一階の土間にあたる場所には
鉄を加工するための道具がずらっと並べられています。

今後、この隙間スペースが鉄加工のための工房となるそうです。

職人さんのメモ書き。お買いものリストでしょうか?
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暑いなか、窓を開け放しての作業…
今の町屋に『蚊取』は欠かせません!!

折り上げ格天井の完成が楽しみな町屋。

格子を組むシーンは是非おさえたいものです。





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