昨夜の中日戦のヒーローは、同点ツーランホームランの佐野選手と、場外ホームランと勝ち越しタイムリーツーベースのソト選手でした。

佐野選手は石田選手の代打で初球の難しい低めの変化球を左中間スタンドに持って行ったもの。佐野選手らしい思い切りのいい見事なバッティングでした。昨年からバッティングは高く評価されていましたが、いい当たりが野手の正面を突くなどもあってなかなか結果が出ませんでしたが、このところ活躍が目立ってきました。代打の切り札として、あるいはレギュラーが抜けた時の1塁手、外野手として、1軍に欠かせない選手になっています。

 ソト選手は開幕前期待していた通りの活躍をしてくれていると言っていいでしょう。一時明らかに疲れからと思われる不調の時期もありましたが、しばらく2軍で調整して戻ってきてからは、本来の打撃を見せてくれています。

ロペス選手はオールスターにも出場して、オールスター明けには1軍に戻ってきそうですが、こうなるとソト選手も外せません。おそらくロペス選手が戻れば、ソト選手はライトというのが順当なのでしょうけど、梶谷選手も戻ってきたらどうするか。

DELTAGRAPHS@Deltagraphsで、今季ここまでのポジション別wRAA(同じポジションのリーグ平均の打者に比べてどれだけ得点を増やしたかあるいは減らしたか)を見ることができますが、一目瞭然、ベイスターズのウィークポイントが、捕手(-17.6)、セカンド(-15.5)、ショート(-15.0)の打撃であることが分かります。

オリックスからトレードで獲得した伊藤捕手は、”打てる”捕手として期待されています。伊藤選手の打撃が前評判通りなら、ウィークポイントの一つが一気にストロングポイントに転じる可能性があります。フロントとしては、優勝のために現在打てる手としてはこれ以上ない手を打ったとも言えます。しかしそれでも打線にはまだセカンドとショートの”打てない”野手が残ります。ショートは守備が主でも仕方ありませんが、せめてセカンドはもっと打って欲しい。

そうなると禁じ手のソト選手のセカンド起用をつい妄想してしまいます。 でも、ソト選手なら、2014年のグリエル選手程度の守備ぐらいはできそうですが、どうでしょうか。

外国人枠のうち二つをロペス選手とソト選手の野手で使うと、投手は二人しか登録できません。パットン投手もセットアッパーとして欠かせない存在です。そうなると、昨夜の先発投手のバリオス投手は、毎試合五回まではある程度抑えてくれていますが、長い回を投げさせるほどの信頼を得ておらず、降格となる可能性があります。 

となれば、6人目の先発投手として、昨夜2番手で登板して2回を投げた石田投手には、何としても復調してほしい。前回の試合で高城捕手がうまく引き出して効果のあった石田投手のカーブを、昨夜は代打荒木選手の初球に投げてツーランホームランを打たれました。今季の石田投手のストレートは、昨夜も148キロが出ていたように、球速は増したのに、 昨年より痛打を食らうことが多くなっています。2年前にはリーグ屈指の効果的なチェンジアップを投げていたのに、それもあまり通用しなくなっています。それでも良い球も多いです。石田投手も優勝のために必要な選手です。

リリーフもエスコバー選手こそ今は2軍でも苦戦していますが、砂田、三嶋、三上投手が揃って昨年より良い。昨夜も砂田投手がいい投球を見せてくれました。以前は右投手の外角に投げる変化球がなくて苦手にしていましたが、ストレートが球速球威は増したのに、全投球における割合は減って、ここぞというときに、打者の内角をついて効果を上げています。スライダーは以前同様、左打者には打ちづらい球ですが、右打者にも積極的に使ってこれも有効です。右打者の外角のシンカーのような球は以前は箸にも棒にもかからないような球でしたが、ストレートやスライダーには比べ物にならなくても、たまに投げてある程度は実用に耐えるようになりました。砂田投手もいい投手になりました。昨日の試合では1点差の8回を任されるぐらいですから。

私は伊藤捕手が期待通りの力を発揮し、本来の投手陣が揃い、セカンドを守る選手が6番を打てるぐらいの打撃を見せることができたら、まだ優勝を狙えるとおもっています。

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