【DeNAキャンプ】5投手、主砲のフリー打撃に登板 カナロコ2/10(日) 11:24配信

三上、山崎、三嶋、砂田、石田の5投手がフリー打撃に登板して筒香、宮崎、ソトら主力級を相手に調整した。
ラミレス監督は「投手陣は皆安定していた。筒香もソトもバットが振れている」と語った。

この数日は雨に祟られていますが、その中でも選手たちの調整は順調に来ているようです。

今日投げた5人のうち三上、山﨑、三嶋、砂田投手の4人には共通点があります。下の表に示すように、昨季開幕前日の3月29日から公式戦最終戦の10月10日までの196日間、一度も出場選手登録(1軍登録)を外れることなく1軍にいた投手たちであるということです。

2018年各投手の出場選手登録(1軍登録)日数とリリーフ陣

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もうひとり、昨季ベイスターズのリリーフの中心だった投手にパットン投手がいますが、パットン投手は5月に1度だけ登録を抹消されています。パットン投手は4月9日に日本で誕生したお子さんが乳児集中治療室に入った時も、遠征にこそ帯同しませんでしたが、登録を外れることはありませんでしたが、5月21日に故障から復帰して先発するウィーランド投手の外国人枠を空けるために、15日間登録を抹消されていたのです。

前年活躍した先発3本柱の今永、ウィーランド、濵口投手のすべてを故障で欠くスタートだった上に、野手にも次々と故障者が出た昨季、かろうじてシーズン終盤までCS進出争いができたのは、この5人のリリーフ投手たちのおかげたったと言っても過言ではないと思います。

昨季のリリーフ陣ではもう一人、エスコバー投手の力も大きかったと思います。外国人枠の関係で、120日間の1軍登録にとどまりましたが、ウィーランド投手が去った今季は、活躍する期間がもっと長くなるでしょう。

昨季の7人目、8人目のリリーフ投手を登録日数の順にあげると、武藤(68日間)、平田(67日間)、田中(49日間)、国吉(48日間)、藤岡(48日間)、加賀(33日間)、中後(33日間)、須田(28日間)、笠井(12日間)、進藤(5日間)、田村(2日間)ということになります。ただし、このうち平田投手と国吉投手の2日間は、先発投手としての昇格でしたし、加賀投手の2日間は引退試合のための昇格でした。彼らの存在は地味ではありますが、その活躍が勝敗にかかわる試合も、1年のうちに何試合かあったと思います。

先発投手陣の1軍登録日数の示すもの

先発投手陣では、東投手が短期間の離脱があっただけで、ルーキーながら196日のうち166日に渡る1軍登録がありました。次に長かったのは濵口投手で、濵口投手は昨季も後半には自分の投球を取り戻していましたから、今季はやってくれるでしょう。

今日投げた4人のうちのもう一人は石田投手でしたが、石田投手は昨季2年連続の開幕投手に選ばれながら、不本意な1年間を送りました。不調で一時はリリーフに回り、133日間の1軍登録のうち、20日間はリリーフ投手としてのものでした。

今永投手も同様で、全110日間のうち19日間はリリーフ投手としてでしたし、先発投手としての調整が開幕に間に合わず急遽リリーフに回った井納投手に到っては、全94日間のうち56日間がリリーフ投手でした。

石田、今永、井納投手の3人が、今季のベイスターズの浮沈に大きくかかわってくることは間違いありません。彼らの復活に期待しようと思います。あるいはバリオス投手も昨季は全73日間のうち13試合はリリーフ投手としてのものでしたが、ウィーランド投手のいない今季は、もしかしたら先発の機会が増えるかも知れません。

いずれにせよ、今季は先発投手は先発投手としてしっかりローテーションを守り、不調からリリーフに回るなどということのないようにしてもらいたいとも思います。

昨季の先発投手の1軍登録は、平均わずか4.3人

下の表は開幕前日から公式戦最終日までの196日間の、その日に1軍登録されていた投手の人数の平均値を示します。

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昨年までの1軍出場選手登録の枠は28人でしたが、捕手が二人制だとすれば、内外野合わせて13人、先発ローテーション6人、リリーフ7人で投手13人、という内訳になるのが普通だと思われます。

ただし、開幕後1週間やオールスター休み明けは、登板日当日に順次先発投手を1軍登録しますし、シーズンの終盤には日程も緩くなって先発投手の数を絞れますので、実際の先発投手の1軍登録人数を平均すると、6より少なくなるのが当然です。しかし、それにしても昨季の平均4.3人というのは、いかにも少なすぎです。

これは、確立された先発ローテーションが組めずに、不調の投手を次々に抹消して、1週間後に別の先発投手を昇格させたり、あるいは不調でないにせよ一度抹消してリリーフ投手の層を厚くしたりすることが、日常茶飯事として行われていたことを示している思われます。結果として、1軍のリリーフ投手の平均人数は、想定された7人ではなく、8人を超えることになりました。

今季は出場選手登録枠が一人増えて29人になりますが、おそらくリリーフを一人増やすことになるでしょう。願わくは、今季は昨季のように先発投手を次々と替えて、苦肉の策でリリーフを増やすのではなく、しっかりと6人の先発ローテーションを確立した上で、余裕を持って力のあるリリーフ投手を8人用意する状態をつくりたいものです。
 
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