2回の先取点は、ソト選手の四球に続いて伊藤裕選手のヒットでチャンスを広げ、神里選手がタイムリーヒット、平良投手がしっかり送りバントを決めて、細川選手が2点タイムリーヒット。伊藤、神里、細川選手という、若い選手たちのバットで3点をあげたものです。3回にはソト選手のソロホームランでさらに1点を追加しています。

その後バレンティン選手の2本のホームランなどで逆転を許しましたが、 5回で降板した平良投手の後を受けたリリーフ陣がよく投げてくれました。6、7回を投げロペス選手の守備のミスから1点を失った三嶋投手を含め、8回のエスコバー投手、9回の山﨑投手、10、11回の国吉投手が皆、どんなに苦しい場面でも、男は黙って投げるだけとばかり、気迫の投球を見せてくれました。特に国吉投手は、かつて制球やメンタル面で苦しんでいた投手とはもはや別人です。平均で150キロ台後半のストレートに、鋭く制球良く決まる140キロを超えるカットボール。圧倒的な投球でした。

そして1度は同点となった、梶谷選手のホームラン。この日誕生日だった梶谷選手を祝うファンたちのハッピーバースデイの歌に乗せての大ホームランでした。スタンドも大盛り上がりでしたが、テレビで見ていた私も鳥肌が立ちました。梶谷選手はその後ツーベースも打っています。もしかしたら、故障で苦しんで低迷してきた梶谷選手が、また主力選手として新しく生まれた日になったかも知れません。

再度1点リードされての8回には、またソト選手の四球に続いて今度は代打佐野選手がヒット。そして神里選手のタイムリーでまた同点に追いつきます。

その後両チームとも、チャンスは作りますが追加点には至らず、延長12回表。武藤投手がピンチを招きますが、2度の申告敬遠が功を奏し、無失点で切り抜けました。武藤投手も、勝ちパターンのリリーフ4人に次ぐ貢献をしてくれています。それにしてもこの回投球数6、打者6。6人の選手を相手にして、たった6球でイニングが終わるなんて、たぶんプロ野球史上初なのではないでしょうか。

そして12回の裏。1死から柴田選手がヒット。”柴田選手に打たれると投手が絶望する”と揶揄された柴田選手のバットが、ついにプロのレベルになってきたように思われます。そして2死後、戸柱選手と細川選手が連続四球で満塁。細川選手はこの日二つ目の四球。こうしてボール球に手を出さず四球も選べる選球眼が身につけば、甘い球が来た時には痛打することも容易になります。細川選手はもう1軍で十分やっていけるでしょう。楽しみです。

次の打席は武藤投手ですが、5時間に及ぼうかという死闘で、残っている野手は山本捕手一人だけです。全ては2年目20歳の代打山本選手に託されました。その山本選手が、ノーボール2ストライクと追い込まれながら、3球目の外角スライダーを見事にサヨナラヒット!!!。

この日は、1番から3番までがノーヒットの中で、下位打線や代打が活躍しました。ベテランのロペス選手はこの季節特に疲れが出ても不思議はないのによくやってくれていると思います。石川選手も出場機会が少ない中、自分の仕事を果たそうとしているのは間違いありません。ベテランが疲れ、力を出せない時こそ、若い選手たちの出番です。

そしてその若い選手たちを引っ張っていくのは筒香選手です。私が筒香選手のサードを望んていたのは、守備がレフトよりサードが本職であるというだけでなく、チームの中心となる選手は、内野にいて欲しいということもあります。グランドの隅のレフトなどにいて欲しくのいのです。常に投手に、そしてチーム全体に声をかけられる内野こそ、筒香選手の居場所だと思うのです。

細川、伊藤裕、山本選手、さらには神里選手、佐野選手も含めて、彼らは未来のベイスターズを担うべき選手たちです。その彼らが力をつけてきているのが何よりも嬉しい。そしてこの日新しく生まれかわった梶谷選手も含めて、いわゆるビッグ4のホームランだけに頼らない打線が見えてきたのが嬉しい。最後まで選手全員が勝利を信じて戦ってくれたのが嬉しい。

ベイスターズを応援していて本当に良かったと思った夜でした。

今週残り4試合を、3勝1敗で切り抜ければ、先が見えてくるでしょう。

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