2018年04月

昨夜も良い試合でした。中盤までは投手戦、終盤リリーフが出てきたところで打線が、俊足選手の出塁を手がかりに大砲も火を噴くという、前日と同じような展開になりました。

もちろん、2回あった無死満塁のピンチに1点も与えなかったことも大きかったです。1度めの満塁では、相手の拙攻もありましたが、6-2-5のダブルプレーの嶺井捕手のセンスが光りました。うまくゴロを打たせたリードも冷静にそれに応えたウィーランド投手も良かったですが、この場面で二死ながら2,3塁にランナーを残すのと1,2塁では、点が入る確率、ひいては投手のプレッシャーが全く違います。

ふたつ目の満塁では、自分でつくったピンチにエスコバー投手がふたりを連続三振。右の強打者福田選手を迎えて三嶋投手にスイッチ。四球も出せない場面で、三嶋投手は内角ストレートでレフトフライに打ち取りました。大きなフライでしたが、ウォーニングゾーンには届いていない程度で、三嶋投手の球が勝っていました。

このような勝ち方をするためには、こちらの先発投手が相手打線を抑えることが前提ですが、東、石田投手に加えてウィーランド、今永、濵口投手が揃えば、ほとんどの試合で先発投手が試合をつくってくれるはずです。やはり先発6番手の第一候補は飯塚投手ですね。2軍では昨日平良投手がいまひとつの投球でした。今のところ平良投手が素晴らしかったのは、残念ながら先日のあの1試合だけです。

相手の先発投手が良いときはなかなか点も取れませんから、こんな試合になることが多いですが、好投手からでも点を奪う力のある打線や、充実したリリーフ陣を持つチームを相手にしたときには、そううまくはいかないこともあるでしょう。やはり序盤からの得点が欲しい。

現状の打線で好投する相手の投手から点を取るには、1,2番がなんとしても出塁してスコアリングポジションに行くことが必要です。スモールベースボールの向上で、1点、2点と取っていくしかありません。神里選手か桑原選手に、いま1歩、あるいは2歩の向上が期待されます。

一方、2軍ではソト選手が復帰したとたんに打ちまくっています。昨日の試合ではホームランを含む3安打でした。ソト選手はけしてホームランバッターではなく、1軍のクリーンアップに割り込むことはできないですが、他の打者たちよりは上です。打撃だけなら、チーム内の序列第4位でしょう。打線にソト選手が加われば、得点力は確実に増します。相手投手が良いときでも、点を奪える可能性が増えます。それで私は開幕前ソト選手に6番打者を期待していましたが、梶谷選手が復帰した今、どうなるでしょうか。完全に復調していれば、守備、走塁まで含めると、梶谷選手の方が上です。

でもライトが空いていないからと言って、ソト選手にサードを守らすために、序列が上の宮﨑選手をセカンドに回すリスクを犯すことは、本末転倒のように私には思えます。宮﨑選手のセカンドは、どちらかというと下手ですし、過去にセカンドの守備練習中に故障して離脱したこともあります。

攻撃重視のオーダーを組むなら、ソト選手のセカンドの方がまだましかも知れません。実際にはやってほしくないですが。ただ、ソト選手は複数のポジションを一応守れる(宮﨑選手のサード>ソト選手のサード>ライト>>>セカンド)ので、ライトスタメンで終盤サードに、などという使い方はあるのかも知れませんが。

私はこのブログで開幕前の順位予想をして、多くの方からお叱りか哄笑を受けることを承知の上で、妄想と贔屓目を全開にして、横浜と巨人の優勝争い、3位広島、4位阪神、5位ヤクルト、6位中日としました。広島は強いですが、広島とは互角に戦える可能性のある力をつけてきた。しかし恐いのは巨人だと言い続けてきました。

広島と互角に戦うためにも、さらに巨人を上回ることを可能とするためにも、 やはり攻撃力が今より向上しなければならないのは確かです。開幕前に優勝する条件としてかかげた5つの条件は、
1 他の打順ではあまり打撃に期待ができない大和選手が、2番打者として成功して機能すること。
2 クリーンナップが残したランナーを帰し、下位打線の起点にもなる6番打者が現れること。
3 山﨑投手、パットン投手につなぐ7回を任せられる投手が現れること。
4 昨年はリーグ最低だったバントや盗塁など、スモールベースボールを向上させること。
5 レギュラーが休んだときもその穴を最低限にできる控え選手が充実すること。
でしたが、大和選手の2番打者は今後疲労や故障のリスクはあるものの、ある程度成功しています。7回を投げる投手として、井納投手がリリーフに回りました。

バントはともかく、盗塁は神里選手の出現で飛躍的に増えていますが、神里選手には打撃と守備面で向上がないと、桑原選手からレギュラーは奪えない。桑原選手は守備は最高なので、打撃復調と盗塁技術の向上を望みたい。このふたりのさらなる成長は優勝のために必要なことです。

控え選手層も厚くなりましたが、確固たる6番打者はまだいません。梶谷選手が完全体で、3割を打ってくれるようなら立派な6番打者ですが、梶谷選手の打撃が期待どおりでない場合には、やはりソト選手の力も欲しくなってしまいます。 

なお、もしソト選手が1軍に上がるのなら、エスコバー投手と交代でしょうか。現在はリリーフ8人体制ですが、飯塚、濵口投手がふたりとも1軍に来たときは、リリーフは7人になるのではないでしょうか。

三嶋投手がいいです。井納投手とふたりで、リリーフ陣の質を大きく高めてくれています。砂田、三上投手も昨年よりいいですし、井納、パットン、山﨑投手がいる。エスコバー投手がいなくなると、ロングリリーフは平田投手として(平田投手がうまくいかなければ国吉投手と入れ替えて)、三嶋投手には昨夜のようにもう少し緊迫した場面を任せられるかも知れません。今のリリーフ陣なら、左のワンポイントは必須ではないし、第一エスコバー投手だって左打者用の投手ではないですから、しばらくは左腕リリーフひとりでも、なんとかなるのではないでしょうか。平田投手を落として田中投手を上げて、三嶋投手をロングリリーフにするという必要もないように思います。

リリーフを7人にしても濵口投手を上げるためには、まだひと枠足りません。野手をひとり末梢することになります。それは髙城捕手か佐野選手になりそうですが、どうなるでしょうか。

追記:と、ここまで書いておきながら、開幕前まで期待して応援し続けていたソト選手の打撃を、見たくなってきました。

  選手名打率
1神里和毅.247
2梶谷隆幸.353
3筒香嘉智.250
4ロペス.311
5宮崎敏郎.307
6ソト.545*
7嶺井博希.231
8
.---
9大和.213

確かに上のスタメン、ちょっと観てみたいです(*ソト選手の打率は2軍における成績)。

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気持ちのいい勝ち方でした。

先発の石田投手は、1回の表打線が先取点を取ってくれたのに、その裏すぐに失点。しかしそこで1失点にとどめ、続く2回も一死2,3塁のピンチをつくりながら無失点。さらに3回も先頭にヒットを打たれながら無失点。この粘りが今日の勝利を引き寄せたと言っていいでしょう。そこからは調子を上げて、4,5,6回は三者凡退。6回を投げきったところで球数はちょうど100球に達しました。

ここからはベンチの采配が当たります。調子を上げていた石田投手を7回裏からスパッと代えて、井納投手が登板。井納投手は一死から福田選手にツーベースを許しますが、 その後は大野捕手をセカンドライナーに打ち取って、飛び出していた福田選手も戻れず、ダブルプレーとなります。

この回、積極的継投を行ったベイスターズと、終盤7回に差し掛かって、一死2塁の絶好の得点機に代打を使わず、下位打線をそのまま打席に送って、小笠原投手の続投を選んだドラゴンズとで、勝敗が分かれました。

続く8回の表、当然先頭の井納投手には代打ですが、左の小笠原投手に神里選手は予想外でした。しかし考えて見ると、右の代打中川選手はチャンスメイクよりランナーを返す役割が似合うタイプ、左の代打なら他にいても、回ももう8回、ここまで好投してきた小笠原投手から連打も難しいと思われ、神里選手なら出塁しさえすれば盗塁でワンヒットで得点のチャンスをつくれる可能性があります。

小笠原投手は右打者には効果的なチェンジアップが左打者には使えず、カーブ、スライダー系の球とストレートで組み立ててきますが、神里選手には変化球が3つボールになります。球数も100球に達し、この辺は少し疲れが出てきていたのかも知れません。しかし神里選手は小笠原選手のストレートに全くタイミングが合っておらず、6球目のど真ん中に近いストレートも空振りでした。スリーツー、ここは誰が考えてもストレートしか来ない場面ですが、実際小笠原投手はストレートを投げ、やや力が入ったか高めに浮いてボールゾーンでしたが、ストレートを左方向に決め打ちすることしか頭になかったであろう神里選手が見事にそのとおりに打ち返しました。

打席は宮本選手に代打倉本選手。宮本選手は外角高めをレフトスタンドへ、内角をライトスタンドへ、素晴らしいホームランを2本も見せてくれましたが、プロのバッテリーは対応が早いです。第一打席はすべて外角の変化球で、見逃し、見逃し、空振りの三振。第二打席も3球すべて変化球で、見逃し、見逃し、空振りの三球三振 。現段階では左投手の外角変化球に全く対応できないところを露呈してしまいました。

倉本選手も打撃不振です。このところの打席では、素人が見ていても重心が明らかに前後に揺らいで、これでは打てないのが当たり前という状態でしたが、それでも過去の実績で、この場面では小笠原投手に与えるプレッシャーといろいろなケースへの対応という面で、まだ宮本選手よりは勝るという判断はあったと思います。

いつぞやランナーの盗塁を待つべき場面で初球を打って凡打に倒れて非難された倉本選手ですが、今日は1球目のストレートを見逃し、2球目のボール球を空振りして盗塁をアシストしました。神里選手はリーグトップの9盗塁です。ノーボールツーストライクから倉本選手にヒットを期待することは難しく、何とか進塁打を打てれば最高でしたが、相手バッテリーも分かっていますから、外角オンリー、引っ張れそうなボールは1球も来ず、倉本選手はフライに倒れます。それでもノーボールツーストライクから粘って計6球を投げさせたのですから、打撃も一時よりは良くなっているように思います。

しかしランナーを2塁に背負い、7回まで素晴らしい投球を続けていた小笠原投手とは、もう違ってしまっていました。あれだけ制球も良かったのに、続く桑原選手はノーボールツーストライクと追い込みながら3球目をデッドボールで一死1,2塁。大和選手には、低めのボールゾーンのストレートを上手く三遊間に打たれて満塁。そして迎えるバッターは、筒香選手です。

ここで打たなければもう筒香ではありません。ツーストライクには追い込まれましたが、5球目の高めのボールゾーンのストレートを、センターオーバーの走者一掃3点タイムリーツーベースです。ここで勝負ありでしたが、続くロペス選手はダメ押しのツーランホームランです。あれだけ好投していた投手があっという間に5点を失ってしまう。これが野球です。

8回裏はパットン投手。大島選手にはスリーベースを許しましたが、けして調子は悪くありません。京田選手は高めのストレートで空振り三振。京田選手は器用なバッターですが、内角高めの力のあるストレートは、打てないことが分かってきました。アルモンテ選手は150キロのストレートで追い込んでおいて、内角スライダーを空振りさせて三振。良い投球です。球威、配球とも、完璧でした。

9回表はプロ初登板の19歳藤嶋投手に抑えられて追加点は取れませんでした。しかし、藤嶋投手、ストレートに力があり、複数の変化球がそれぞれ武器になっており、なかなか手強そうな投手です。高卒2年目19歳と言えば、京山投手の同期ですが、いかにも下半身が細い京山投手に比べると、身体も大人の体つきです。プロ3年目の小笠原投手の下半身とは言いませんが、京山投手にもこれぐらいの下半身は欲しい。

5点差のついた9回表は、砂田投手でした。この回、まずモヤ選手、平田選手をはさんで高橋周平選手と、左打者が出てきます。いや、デビュー時はびっくりするほど打っていたモヤ選手の欠点が分かってきて、3連戦の初戦、この際ここで完全に潰しておこうという、砂田投手の起用だったかも知れません。4球外角へのスライダーを投げて、1球もまともに当たらず空振り三振です。でもこの分だと、明日はモヤ選手ではなくて昨日再来日したビシエド選手が出てきそうです。

先発が粘って中盤まで緊迫した試合が続き、終盤に脇役が一芸を発揮して出塁し進塁して、主役が打って溜まったランナーを一挙に帰して得点し、最後はリリーフが抑えきる。楽しい試合でした。こんな試合を明日も見たいです。明日はウィーランド投手の先発です。

9連戦の先発投手について、日刊スポーツが濵口投手が5月2日の阪神戦で復帰し、先発8人(石田、ウィーランド、飯塚、今永、濵口、東、バリオス、石田、京山投手)でローテーションを組む予想をしています。確かに、カープの野村投手が中5日で登板した先日の横浜戦で背中を痛めて末梢されたような例もあり、無理をさせていいことはないでしょう。でも、8人で9試合というのは、かえってうまくいかないと思われます。まあ、実際ウィーランド投手を末梢してバリオス投手を使うなどということはあり得ないでしょうから、この予想は日刊スポーツも本気ではなく、お遊びなのでしょうけど。

私の予想というより希望は、石田、ウィーランド、濵口、今永、雨、東、、石田、ウィーランド、濵口投手ですが、どうなるでしょうか。石田、ウィーランド、濵口投手については、球数を100球に限定すれば、中5日で十分いけると思うし、9連戦の後も各カードを左、右、左でバランス良く回せるという利点もあります。

追記(20:25):今日イースタンリーグの試合は、バリオス投手が先発し、5回を投げて5失点で負け投手になっています。これでバリオス投手の9連戦での先発の可能性はなくなったでしょう。今日は20日に投げた平良投手の先発という予想もあったのに、実際にはバリオス投手だったので、逆に平良投手に9連戦での先発のチャンスが与えられる可能性が出てきたのかも知れません。

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広島との3連戦、最初の2戦は仕方ないとしても、最後の試合は東投手に勝たせたかったです。エースとは、常に勝利を期待することができ、敗戦が続いていてもその投手が登板すれば連敗を止め、相手の投手が好投して味方の援護がなくても最後は投げ勝ち、長いイニングを投げることができ、シーズン通して投げ続けることができる投手”であるとすれば、最後は投げ勝たなければならなかったし、連敗も止められなかったのですから、まだ東投手をエースとは呼べません。でもエースに最も近いところにいる投手であることは確かです。

解説者の若松さんは、ベイスターズにあと1本のタイムリーヒットが出れば、試合の結果は変わっていただろうし、そしてエルドレッド選手に2球外角ストレートを続けたリードが違ったものだったら、あのホームランはなかったと言います。この試合はあと1歩で勝てていた試合だったとも言えます。それだけに悔しい試合でした。

それにしてもラミレス監督はがまん強い。神里選手はさすがにあきらめるかと思っていましたが、この試合でも1番センターに残しました。ラミレス監督が影響を受けた監督として常に名前をあげるのは、巨人時代の原監督とヤクルト時代の若松監督です。

若松監督については、ラミレス選手の1年目、日本の野球に適応できずになかなか結果を出せなかったときも、がまんして使い続けてくれたことについての感謝をよく口にします。若松監督のそのがまんがなければ、もしかしたら1年で日本を去っていたかも知れず、そうなれば20
00本安打もなければベイスターズの監督もなかったことになります。親が自分が育てられたように子供を育てるように、監督も自分が影響を受けた監督と同じように采配を振るうとすれば、ラミレス監督のがまん強さは若松監督譲りだということになります。ラミレス監督は著書に、我慢の限界だと思った時も、若松監督を思い出して、さらにもうひと我慢していると書いています。

3月30日の開幕から1ヶ月が経ちました。昨年二桁勝った投手今永、ウィーランド、濵口投手の3人が誰もいない。主力選手のひとりである梶谷選手もいない。戦力として期待したソト選手も直前に故障。井納投手のリリーフ転向はおおいに期待されるが未知数。開幕投手の石田投手も不安定。その中で開幕を迎えたのですから、
11勝10敗で貯金1は、まずまずだったと言っていいでしょう。本当はもっと貯金を残したかったですが、そうはうまくはいかないということでしょう。

今日から9連戦が始まります。
今永、ウィーランド、濵口投手の3人をこの9連戦に揃えるというのは、開幕前からのスケジュールでしたから、3人ともスケジュールどおり順調に来ていると言えるでしょう。梶谷選手も間に合いました。本来の主力が揃うこの9連戦が、ベイスターズの本当の開幕です。

そして”開幕投手”は石田投手です。石田投手の復調は間違いなく今後のチームに勢いをもたらします。今日の石田投手に期待です。

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ここまで好投を見せてくれていた京山投手ですが、昨夜は悪い面が出てしまいました。しかしまだ高卒2年目なのです。ここまで3勝してくれたことを感謝しなければなりません。ただ7点を失って1回2/3で降板はきつい。どうしてもリリーフに無駄な負担をかけさせてしまいます。

平田投手は相手に完全に流れがいってしまった後に登板して2回は京山投手の残したピンチを切り抜けましたが、回を跨いだ3回に味方のまずい守備にも足を引っ張られての3失点は気の毒でした。自信を失わないで欲しい。しかし昨夜の試合に平田投手を第2のロングリリーフとして昇格させていたのは当たりでした。昨夜平田投手がいなかったら、他の投手たちにもっと負担がかかっていました。

悪い日の京山投手を見たあとだと、3番手の三嶋投手の投球はより輝いて見えました。2イニングを投げて三振4つを奪う快投です。今までここぞというときに限って結果を出せず、先発投手として失格の烙印を押され、勝ちパターンを任される信頼感も得られなくなっていた三嶋投手ですが、今季は違います。投球に躍動感が戻って来ています。投げたらマウンドから打者の方に威嚇するように近づいていって、早くよこせとばかりにボールを受け取ってマウンドに戻る。これ私好きです。ラミレス監督も著書の中で、投手にこの姿を求めています。

エスコバー、砂田、三上投手も1イニングずつ無失点に抑えました。今季のリリーフは悪くないです。

エスコバー投手は昨年のようにストレート一辺倒ではなく、変化球も使えるようになっています。変化球自体は平凡ですが、ストレートが圧倒的なので、一定の効果はあります。

砂田投手と言えばスライダーですが、今日最初の安部選手に対しては、初球内角にシュートで見逃し、2球目内角高めにストレート、3球目にまた内角シュートで空振り、4球目スライダーを見せ球にして、最後は内角高めにシュートで空振りって、砂田投手って、そして戸柱捕手のリードって、こんなんでしたっけ。二人目のこの日絶好調の野間選手には8球を要しましたが、スライダーはフロントドアの1球を含めて3球だけ、シュート責めでゴロに打ち取りました。スライダーが頼りだった砂田投手がこんなシュートを身につけるとは。選手って成長するんですね。そして右打者外角へのシンカーも(リクエストで判定がひっくりかえる)内野安打にされましたが、様になってきています。スライダーも左打者の外角に逃げる球だけでなくフロントドアもあり、そして右打者のバックドア、膝元へと投げ分けます。右打者の内角にストレートも使えています。良い投手になりました。

三上投手は昨夜もサイドスローの動くストレートはありませんでしたが、上からのストレートは相変わらず150キロを超え、スライダーの制球も以前よりずっと良くなっています。そして丸選手にゴロを打たせた1球は、一球速報ではシンカーとなっていましたが、腕の振りはストレートやスライダーと同じですが、球速はその中間の140キロほどでシュートしながら落ちる球、これはストライクゾーンからボールゾーンに縦に曲がるスライダーに加え、左打者への武器になります。これなら三上投手はけして右打者専用投手ではありません。

ウィーランド、今永、濵口投手が1軍に戻ってきて彼らの”開幕戦”を迎えるとき、すぐにアジャストするのはなかなか難しいと思われ、最初の試合は失っても仕方ないぐらいには思っていましたので、ウィーランド投手が負け試合になったもののいきなり好投し、今永投手も失点はしましたが、球自体は悪くなく修正可能と見えましたので、その意味ではほっとしました。次の試合はもっと良い結果を出してくれるでしょうから。京山投手もこのままずっと勝ち続けれられるわけはないとは覚悟していましたので、昨夜の投球も残念ではありましたがある意味仕方がない。ただリリーフの”無駄遣い”だけが悔やまれます。

そして先発候補が8人いるとして余裕があるように見えた先発陣が、実はそこまで盤石ではないこともはっきりしました。明後日からの9連戦の先発ローテーションにも、影響が出るでしょう。7人で回せそうに考えていましたが、試合をつくってある程度長い回を投げられる投手6人に絞り、最初のカードの3投手には、中5日で投げてもらうことも選択肢に入れなければならないでしょう。

昨夜のような試合だと、勝っているときにはなかなか見えないことが、悪い点も良い点も浮き彫りになります。

神里選手も守備も本来はそう悪くないのでしょうけど、やはり桑原選手との差は明らかだし、今は失敗を引きずっています。前日の試合のミスがありながら、昨夜もう一度チャンスを与えれられた神里選手ですが、昨夜も良いところを見せられず、桑原選手を代打に出されて交代しました。神里選手も経験を積んでまた挑んでくるでしょうけど、攻撃面が同じ程度なら、守備で勝る桑原選手にセンターを守って欲しいと思わざるを得ません。桑原選手は神里選手の出現で、走塁面の向上にも必死になっているはずです。

梶谷選手はホームランにタイムリーヒット。守備も照明が目に入ったのは仕方ないとして、無難にこなしています。頼もしい選手が帰ってきました。まだ背中の痛みは残っているとのことですが、昨年などはもっとあちこちの痛みと闘いながら試合に出ていた梶谷選手ですから、その程度はどうということはないでしょう。やはり梶谷選手にライトを任せたいです。

まずは代走でその俊足ぶりを魅せていた宮本選手が、昨夜は代打でプロ初安打がレフトスタンドに初ホームラン。オープン戦やイースタンリーグの試合では、その長打力の片鱗は見せてくれていましたが、いきなり1軍でもやってくれました。アピールすべきところでアピールできる選手は、監督も使いたくなります。このところ攻守で精彩のない倉本選手を引っ込めて、宮本選手をセカンドの守備につかせました。宮本選手は難しいゴロに対し前進して素手で捕球してすばやく1塁に送球するというファインプレーも見せました。

私は倉本選手を贔屓していますが、プロは結果がすべてです。守備の要であるショートはひとりの選手を固定すべきと考えていますが、セカンドは違います。その局面局面で、結果を出せる選手が使われるべきです。倉本選手にも巻き返しをおおいに期待していますが、宮本選手の輝きに勝てるかどうか。倉本選手にとってプロ入り後何度かあった正念場のうちでも最大の正念場を迎えているのかも知れません。

昨夜のような大敗は、チームの再編成のチャンスでもあります。クリーンアップの打撃は好調なので、もっと1,2番の出塁が欲しい。かと言って、6番以下の下位打線をあまり薄くすることもできない。首脳陣はどういう手を打ってくるでしょうか。もしかすると下のようなオーダーになるのでしょうか。

  選手名打率
1桑原将志.239
2宮本秀明.333
3筒香嘉智.246
4ロペス.308
5宮崎敏郎.320
6梶谷隆幸.333
7髙城俊人.---
8

9大和.208

そして今夜は、私が1週間前のブログで、”私たちはエースの誕生を目撃しているのかも知れない”と書いた投手が先発します。その日の記事には、”エースとは、常に勝利を期待することができ、敗戦が続いていてもその投手が登板すれば連敗を止め、相手の投手が好投して味方の援護がなくても最後は投げ勝ち、長いイニングを投げることができ、シーズン通して投げ続けることができる投手”であると書きました。

東投手がこの連敗をストップしてくれることを信じたいと思います。

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鉄人逝く。19日の巨人戦の中継の時、解説の衣笠さんの声がかすれて、普段はない槇原さんとのダブル解説となっていました。昨年もしばしば声がれはあり、でもしっかりした声が出ることもあったので、その時改めて年齢を確認したら、鉄人ももう70歳、ご高齢ゆえの声がれ程度に思っていました。あの頃既にご病気だったのですね。

19日の放送では、しばしば声が出ない時もありながら、何の場面だったか、ベイスターズの攻撃中に、愉快そうに大笑いされた時がありました。実に楽しそうな笑い声でした。亡くなる直前の最後まで仕事を続けられたのは、いかにも鉄人らしい。でもそれは、義務だからではない、野球が好きで好きで仕方がなかったから、球場に来て野球の仕事をすることは、最後まで衣笠さんにとって楽しいことだったのでしょう。合掌。

TBSで多くの試合を解説されたベイスターズとカープの試合ですから、衣笠さんのためにも昨日はいい試合を見せて欲しかったですが、ベイスターズの一方的な負け試合となってしまいました。今永投手が5回までにまさかの7失点でした。

私には捕手の優劣はよく分かりませんが、嶺井捕手と戸柱捕手のリードが違うことはわかります。戸柱捕手は良く言えば慎重でオーソドックス、悪く言えば臆病でワンパターンなリード。嶺井捕手は良く言えば大胆で定石にとらわれない、悪く言えば危険を伴い裏をかこうとして逆になる可能性のあるリードです。

いつか中日戦で、京山投手がランナー二人を置いて左打者の高橋選手を迎えた場面で、嶺井捕手が外角の変化球を何球も使った後で、最後もチェンジアップで見事に三振に仕留めた場面がありましたが、解説の谷繁さんは、戸柱選手なら最後の球は内角のストレートを要求したかも知れないが、この場面ならどちらも正解だと言っていました。

先日、石田投手がビシエド選手に投じてホームランを打たれた1球について記事にしましたが、あれなども捕手が嶺井捕手でなく戸柱捕手だったら、変化球4球で四球を出した直後の外国人打者の初球に内角ストレートを要求するような大胆なことはしなかったかも知れません。

二人の特徴はいずれも長所と短所の両方の面があります。それぞれの長所はあるものの、本当は打者の狙いや状況を読み、時に慎重になったり大胆になったりしなければいけないのに、二人ともその域にはまだ達していないということのようです。

昨日も、谷繁さんの解説を聞いていましたが、谷繁さんが全て正しいわけではないにせよ、やはり元名捕手です。聞き応えがありました。初回、四球を挟む4連打で2失点を招いた今永投手の投球について、4本のヒットのうち3本は配給で防げた可能性があるとのことでした。

今永投手の球自体は悪くなかったと思います。広島のような打線を相手にするときは、それに加えて配給も良くなければ、打ち取れないということなのでしょう。ただそれは修正可能なことです。あれだけの球を投げられていれば、故障からは完全に回復していると思われます。その意味では、先日のウィーランド投手に続いて、今永投手も無事復帰したと言っていいでしょう。次回の登板では、きっと良い結果も出してくれるでしょう。

桑原選手の不調と梶谷選手の不在を感じさせない活躍をここまで続けてきた神里選手が、3点タイムリーエラーに走塁ミス、打撃にもいいところがなく、チームの足を引っ張りました。この試合の前ラミレス監督は、センター、ライトは梶谷、桑原、神里選手の3人で競争させると言っていましたが、神里選手はいきなり自分から退くような結果になってしまいました。しかし、故障で2軍キャンプ落ちになった時もツイッターで、落ち込むのではなく「やってやる」という前向きな言葉をつぶやいて、実際1軍に戻るや活躍した神里選手ですから、昨夜のミスを糧にして、また成長してくれるでしょう。

今季は勝ちパターンの砂田、三上、井納、パットン、山﨑投手だけでなく、三嶋、エスコバー投手もいいし、そこに先日の初先発で5回を無失点に抑えて自信をつけた平田投手が加わり、多少のビハインドなら逆転できる体制も整いました。しかしいかんせん、7点も取られてはきつかったです。

昨日2軍の試合では、飯塚投手が先発しましたが、初回から毎回失点して、2回1/3で80球近くを要して降板しました。4回から9回までの5イニングは、濱口投手が投げて、被安打2失点1奪三振12という快投だったようです。9連戦の先発ローテーションは、昨日の試合の結果を踏まえて決められると思われますが、濱口投手もどうやら間に合いそうです。

この試合では、故障で離脱していたソト選手が復帰し、DHで出場して2打席立って第一打席でレフトスタンドにホームランを打っています。もともとソト選手の獲得の第一の目的は、交流戦でのDHだったと、外国人スカウトのルイス・ロペスさんが言っていました。 交流戦にはもちろん間に合いますが、その前にも1軍のチャンスが来るかどうかは、ロペス、ウィーランド、パットン、エスコバー選手が4人とも戦力になっているだけに、微妙なところかも知れません。

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