2018年09月

ちょっと凄いですね。国吉投手の先発で、マジック1となって優勝に向けて本気で戦うカープに勝ってしまいました。昨日の試合が終わった後、今月の2軍での2試合の国吉投手の投球を動画で見ましたが、春先とかなり違う投球になっており、これはもしかしたら面白いかも知れないと思いましたが、本当に勝ってしまうとは。

春にはカットボールを主体とするピッチングで、ニュー国吉をアピールしてくれましたが、そのカットボールも鋭く曲がるものではなく、ボールになったり、打ち頃の高さに行ったりで、慣れられたら簡単に対応されてしまいました。

昨日の動画で見た今月の投球は、少なくともカットボールばかり投げていた春先とは全く違う、ストレートが主体の投球でした。 そのストレートも力んだところがなく、スピードは最速でも147キロぐらいで150キロはありませんでしたが、国吉投手にしては比較的低めに集まっていました。と言っても、国吉投手にしてはという意味で、ボール球は多いし、コントロールはかなりばらけていましたが。それにカットボール、フォーク、シュート、カーブを交え、これといった凄い球はないのに、結局いつも間にか打者を抑えてしまっており、ちょっと国吉投手らしくない投球でした。

同じウエスタンリーグなら、カープも今の国吉投手についての情報もあったでしょうけど、イースタンリーグで、まさかここで1軍の試合に先発してくるとは思ってもいなかったであろう国吉投手のことなど、有能で知られるカープのスコアラーも、さすがに見ていなかったと思います。

そして今日の先発です。これはもうラミレス監督のもくろみ通りと言ってよいでしょう。さしものカープ打線も、初めて対戦するに等しいニューニュー国吉投手に対して、1巡目は全く捉えることができませんでした。

その国吉投手も2巡目となった3回2/3まで投げたところで、ヒット、四球による1,2塁でエスコバー投手に交代。あとは三上、今永、パットン、山﨑投手の継投で最後まで追いすがるカープにリードは許しませんでした。

打線の方は、まず2回に筒香選手が先制のソロホームラン。 5回には今日スタメンに抜擢された倉本選手と乙坂選手の連打から、嶺井選手のタイムリーツーベースで1点。ここでも、ラミレス監督の選手起用が当たりました。

欲を言えば、無死1,2塁からエスコバー投手が送りバントに失敗しなければ、もう1点は入っていたでしょうし、もっと楽に勝てたでしょう。8回もパットン選手がバントを失敗しました。あまり打席に立つことのないリリーフ投手に期待をかけすぎてもいけないのかも知れませんが。

6回には、クリーンナップがチャンスメイクをして、乙坂選手がタイムリーヒットで1点追加。乙坂選手は今日3安打、猛打賞でした。そして8回には、四球の筒香選手を1塁に置いて、ロペス選手がツーランホームラン。これで試合は決まったと言って良いでしょう。パットン投手は7回に今永投手の残したピンチをしのいでの回またぎでしたが、8回裏もしっかり抑え、9回の山﨑投手にも不安はありませんでした。

ベイスターズを破っての本拠地胴上げをというカープの目論見を崩し、カープはまたベイスターズにいやな印象を持ったことでしょう。これで首尾良くCSに、そしてファイナルステージへと進出できたときには、カープにベイスターズは何をやってくるか分からないというプレッシャーを与えることができるかも知れません。さらにベイスターズは、今日の試合で先発することもできた東投手を次の阪神戦まで温存できたことで、阪神戦にも有利な戦いができる可能性をつくりました。

ここに来て、打線の好調が続いていることはありますが、先発投手の頭数が揃っているわけでもないのに、本当に良い勝ち方ができています。そしてラミレス監督のラミっている選手起用が、昨年のCSの時のように、恐ろしいほど当たっています。

巨人を上回るためには、残り9試合のうち6試合に勝つことが必用と思われますが、それは本当に可能かも知れません。
 
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昨夜は悔しいサヨナラ負けでしたが、今日は勝って広島と1勝1敗としました。

昨夜の先発は石田投手でしたが、期待に応えてくれたと思います。 今季の石田投手は先発投手に指名されながら、春からなかなか勝てず、いい球も投げるのに勝負どころで悉く失投して序盤から大量点を奪われることが多く、ついには中継ぎに降格となり、先発は8月15日の中日戦以来、5週間ぶりでした。

勝負どころというのは、まず味方が点を取った直後。勝てる投手になるためには、ここを抑えることが鉄則ですが、今季は失点することがかなり多かった。そして味方がエラーしたとき。野手が招いたピンチを抑えきるのが良い投手の証明ですが、これもできず失点していた。

昨夜の試合では、味方が先取点を取った直後はしっかり抑えて、一つ目の鬼門は無事通過しましたが、二つ目でつかまりました。5回までは大瀬良投手のヒット1本だけに抑えていたのに、6回の先頭打者菊池選手にサードへのゴロを打たせながら、宮﨑選手のエラー。そこから始まったピンチを抑えきれずに同点とされてしまいました。 

桑原選手は3年間で、大瀬良投手に16打数0安打と全く打てず、さすがにセンターには桑原選手ではなく乙坂選手が入りました。残念ながら得点にはつながりませんでしたが、6本の内1本は乙坂選手のヒットでした。相手が右打者の時は、ソト選手をライトに置き、セカンドは左打者というのが現在の戦い方ですが、昨日倉本選手が起用されたのは、広島との相性の良さからです。実際倉本選手は4回のロペス選手の先制ソロホームランのあと、ツーベースヒットを打ってさらにチャンスを作りました。

ただ、この回無死2塁のチャンスを作ったまでは良かったですが、続く伊藤選手が送ろうとして送れませんでした。もし送れていれば次の石田選手のセカンドゴロで1点入っていたかも知れません。そうすれば試合も勝っていたかも知れません。結局乙坂選手も凡退して、この回追加点を奪えなかったことが、勝負を分けたと思います。このような拙攻は、来季優勝を目指すなら、なくしていかなければなりません。ここで点が入っていれば、京山投手の起用、今永投手のリリーフ起用、石田投手の先発起用に続いて、倉本選手の起用も成功ということになったのでしょうけど、そうはうまくいきませんでした。

自責点0のまま5回1/3まで投げた石田投手の後は、三上、砂田、今永投手とつないでいずれもよくカープ打線を抑えましたが、最後は三嶋投手がつかまりました。最終版まで同点だと、どうしても後攻のホームチームが有利になります。

しかし負けはしましたが、お互いヒットも6本ずつ、相手はエース大瀬良投手、こちらは5週間ぶりの先発の石田投手であったことを思えば、よく互角の勝負に持ち込んだと言っても良いと思います。

そして今日の試合。カープは、オールスター以降必ず土曜日に先発していた大瀬良投手をあえて岡田投手と順番を入れ替えて日曜日の登板とし、雨による中断という事情はあったにせよ、前回の登板でジョンソン投手を2イニングで交代させて、中3日で今日の先発に起用しました。カープはベイスターズに対して、ローテーションを変えて1番手、2番手の先発投手を当ててきたのです。今日、そのジョンソン投手に勝利したのは大きかったです。

勝因の第一は、もちろん2本のホームランで5打点をあげたソト選手の打撃ですが、先発の濵口投手が不調と見るや、2回1/3での降板を決断し、エスコバー投手に2回2/3を投げさせたことが、もうひとつの大きな勝因です。エスコバー投手も、本当に良い投球を見せてくれました。

あとはカープのサード西川選手に再三ミスが出て、そのチャンスにベイスターズは送りバント、犠牲フライできっちり点を取るという、そつのない追加点の取り方も、良かったです。

エスコバー投手の後も、三嶋投手に回またぎをさせた以外は細かい継投で、三上、砂田、パットン投手とつなぎ、最後は山﨑投手が完璧に締めました。このような継投を1年中続ければ、それはリリーフの酷使ということになるのでしょうけど、最後の勝負がかかっている今は特別です。勝てる試合は絶対に勝たなければならないのです。

しかしそれはベイスターズに限ったことではありません。巨人も同じような非常態勢で戦い始めています。昨日先発の今村投手を無失点のまま4回で交代させてリリーフで守りきったのもそうだし、今日クローザーの山口投手に3イニングを投げさせて同点に持ち込んだのもそうです。

今日はヤクルトも勝って、広島のマジックは1で明日を迎えます。ベイスターズは3位巨人に0.5ゲーム差、5位阪神とは2ゲーム差、6位中日とは3.5ゲーム差をつけたことになります。

明日の先発は国吉投手と予告されています。昨日から報道はされていましたが、これにはさすがに驚きました。国吉投手は今季2軍でも先発など1度もしておらず、リリーフとしてもあまり登板がなくて、今月は4日と12日の2試合の登板があっただけです。なぜ国吉投手なのか。昨年のポストシーズンで、早い回からの三嶋投手のリリーフ登板が成功したり、DH白崎選手の起用が成功したりしたラミレスマジックの再現が見られるのか、それとも国吉投手はデコイ的な起用なのか。それはおそらく明日になれば分かります。

しかしもし予想していた東投手の登板が明日本当にないのなら、ラミレス監督が目の前の広島戦より次の阪神戦に重きを置いているということになります。直接対決で阪神をたたかない限り、CS進出はありません。もっとも、それがうまくいったとしても、最後には巨人との競争が残ります。巨人は残り6試合、日程も楽なので、菅野投手とメルセデス投手が2試合ずつ先発し、リリーフにも余裕があります。おそらく4勝はしてくるでしょう。

その巨人を上回るためには、ベイスターズは残り10試合に7勝することが必用です。かなり厳しい数字ですが、できないことはありません。実際直近の10試合は7勝3敗できているのですから。もし7勝して巨人を上回れないなら、巨人をほめるしかないでしょう。ベイスターズとしては、あと7勝を目指すだけです。そのためには、明日の試合も大事になります。
 
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昨日の勝利にはいろいろな意味があります。

まずはCS進出に向けて、どうしても勝ちたい試合に勝ったこと。巨人、阪神との争いと思っていたところに、中日がこの横浜での2連戦に入る前の10試合を8勝2敗勝率8割という驚異的なハイペースで追いついてきた、いや一時は追い抜かれてしまい、中日の残り試合が少なく日程も緩いため、この横浜戦のあとの残り7試合はガルシア投手が3試合も投げられるので、ここで2連勝しておかないと、中日に油揚げをさらわれる可能性もあったのです。その2連戦できっちり2連勝しました。

後藤選手の引退試合のために、松坂投手をわざわざ帯同してくれた中日には申し訳ありませんが、中日は苦しくなったと思います。こうなると残り試合が少ないのが、かえってマイナスになります。残り7試合で、横浜、巨人、阪神3チームすべての上に行くのは、限りなく難しくなったと言えるでしょう。試合終了時の判定、そしてそれがリクエストでひっくり返ったことに対して、森監督はかなり激高していましたが、この敗戦が意味するものがそれだけ大きいことが分かっていたからでしょう。

そして、前夜の加賀投手に続き、ゴメス後藤選手の引退試合を勝利で飾れたこと。そして昨日は、本拠地最終戦のセレモニーもありました。昨日勝つことによって、選手たちもファンも、残り試合の勝利に向けて気持ちが高まったと思います。

笠原投手の好投もあって、ベイスターズのヒットは6本だけだったのですが、それでもしっかり勝ったのは、大和、宮﨑、ソト、筒香、ロペス、桑原選手という打線が、うまく機能している証拠です。相手が左投手の先発のときはソト選手にセカンドを守らせて、7番ライトに右打者(細川選手)を入れ、途中からソト選手をライトに入れ、セカンドに守備固めとして柴田選手を入れるのも、板について来ました。昨日はセカンドソト選手に、まさかのファインプレーも見られました。

巨人戦で東投手が8回まで投げ、この中日2連戦の1試合目は京山投手が準完投を演じ、そして昨日は平良投手が6回まで良い投球を見せて、その前の変則7連戦で疲弊し、さらにこれからも10連戦が続くリリーフ陣を休ませることができたのも大きかったです。また東投手もそうでしたが、平良投手もまだ余裕が残っているところでの交代になったのは、残り10連戦の中で、また先発する機会に備えてのことでしょう。

そして今永投手がリリーフとして、7回を無失点に抑えたことが、私的には大きかった。6回を投げてまだ84球、2失点の平良投手に代えて、2点差の場面で今永投手をマウンドに送るのは、首脳陣にとっても大変な決断だったと思います。しかし、今永投手が戦力に戻って来てくれたら、今後の戦いに大きなプラスになります。左腕リリーフとしては、砂田投手の他に今はエスコバー投手もいますが、12連戦の中では外国人先発投手の力も必用になるはずです。その場合は、エスコバー投手と入れ替わることになるでしょうから、エスコバー投手の代わりになる左腕リリーバーはどうしても必用だし、それが今永投手の復活なら、チームも大いに盛り上がります。

ベイスターズには左腕投手が何人かいますが、それぞれ特徴が違います。今永投手はとにかくストレートの投手です。ストレートが良くなければ変化球でなんとかできるという投手ではありません。ストレートが良かった一昨年、昨年はそれなりに効いていたカーブやチェンジアップまで、今季は全くダメになってしまいました。

それが昨夜は、全4球のうち11球までが、 スピードガンが最速150キロを表示するストレートでした。もちろん、登場した場面は最初のバッターこそ5番アルモンテ選手で、実際アルモンテ選手にはその150 キロのストレートをしっかり打ち返されましたし、以下は下位打線、上位打線に対したパットン投手、山﨑投手に比べれば、比較的楽な場面ではあったかも知れません。しかし、ストレートに対する自信を取り戻して欲しかった今永投手にとって、良いきっかけになる可能性のある登板だったに違いありません。福田選手を150キロの高めのストレートで空振り三振に取ったとき、今永投手は吠えていましたからね。

ストレートと言えば、この日は山﨑投手も全8球のうち7球までがストレート。ツーシームはビシエド選手の初球に投げた1球だけでした。夏場は140キロ台半ばしか出なかったスピードも、常時128〜150キロを計測するまで戻ってきていました。この大事な勝負どころになって、山﨑投手は今季最高と言える調子なのではないでしょうか。横浜スタジアムが苦手などと言われていましたが、もうそんなことは言わせません。

今日の先発は石田投手と大瀬良投手。ローテーションどおりなら、昨日が大瀬良投手、今日が岡田投手の順番だったのですが、あえて昨日の阪神戦に中5日で岡田投手を使い、今日大瀬良投手を持ってきたのは、先週の中日戦で6失点した大瀬良投手の調整のためか、あるいは、CSで対戦するのは、ベイスターズより阪神の方が組み易しとして、ベイスターズを蹴落とすためにエース大瀬良投手をぶつけて来たのか、本当のところは分かりません。

ベイスターズが石田投手を持ってきた理由は、ネガティブに考えるなら他に誰もいないからとも言えますが、おそらく明日は濵口投手、明後日は東投手の登板と考えられ、左腕3枚を広島にぶつけることに、首脳陣は何か勝算を見いだしているのかも知れません。

今日はデイゲームでヤクルトが中日に勝ったため、マジック2の広島の今日の優勝はありませんが、ここまで来たら、目の前でカープの胴上げは見たくありません。少なくとも2勝以上して、意地を見せたいところです。
 
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今日は加賀投手の引退試合でもありました。加賀投手と言えば、いつも苦しい場面、ピンチの場面で相手の主砲、右の強打者に投げてきた投手でしたから、中日の強打者平田選手は、最後の相手として願ってもない選手だったでしょう。加賀投手はその平田投手を空振り三振に取りました。プロに入っても、引退試合をやってもらえる選手なんて、数えるほどしかありません。加賀投手自身はまだ投げたかったと思いますが、幸せな野球人生であったと言っても良いのではないでしょうか。

加賀投手の後を受けたのは京山投手でした。先週の木曜日の2軍戦の、5回を投げて被安打11、自責点5という数字を見ていましたので、私は京山投手が1軍に合流したことに驚きました。しかし、京山投手には、先週の試合の数字だけでない何かがあって、2軍のコーチたちも推薦したのでしょうし、ラミレス監督以下1軍のスタッフも12連戦の初戦の実質的な先発投手に起用したのでしょう。そう考えると、もし今日京山投手が好投するようなら、監督コーチたちには、素人には分からないようなことを、しっかり見る眼があったということになります。

そして期待どおり、京山投手は好投してくれました。最初のバッターであった京田選手にこそホームランを許しましたが、その後は無失点で9回の最後まで投げきり、準完投勝ちです。解説の牛島さんが言っていましたが、もし京田投手のホームランの1点がなければ、加賀投手としても若い投手の完封勝ちをじゃましたのではないかという思いにかられたかも知れませんが、そのようなこともなく、味方が桑原選手の勝ち越しホームランに始まって、良い形で追加点も入れて9対1と大差でリードしたこともあって、最後まで思い切りのよい投球でした。春はまだ5回を越えると疲れから制球を乱すことが多かったのに、今日は9回129球を投げても、球威制球に変わりなく、成長しているところを見せてくれました。

ラミレス監督も言っていましたが、京山投手の準完投は、これからの11連戦に向けて、リリーフ陣を休ませることもでき、すべてがうまくまわり、同時に今後に向けて勢いのつく勝ち方でした。

思い返せば、開幕直前に予定されていた横浜スタジアムでのオープン戦が2試合も雨で中止になって、新しい人工芝に対応する機会がほとんどないまま開幕に入り、復帰した濱口投手や今永投手の先発予定試合が何度も中止になって難しい調整を強いられ、序盤リードしていた阪神戦が途中で中止になり、今季は何回も雨に泣かされましたが、それだけ雨に降られることの多いベイスターズは雨中の試合は強いのです。京山投手で思い出すのは、昨年のウィンターリーグで、いくら台湾とは言え決して暖かくはない11月の雨の中の試合で、全く雨や不安定な足元を気にしない好投を見せてくれて、これは来季おおいに期待できると思わせてくれたことです。昨夜は雨のないナゴヤドームをホームとする中日に対して、雨がベイスターズに味方してくれたかも知れません。

京山投手は、引退する加賀投手に対して、文字通り後は任せて下さいというような投球でしたが、試合後の加賀投手の引退セレモニーで加賀投手に花束を贈った3人の息子さんたちのうち次男の名前はマサヤくんでした。そして京山投手の名前もマサヤです。

大和選手は初回同点に追いつくきっかけとなったツーベースヒットに4回にはタイムリーヒット。宮崎選手も2安打。ソト選手は同点の犠牲フライとふたつの四球、筒香選手は加賀投手のためにも打ちたかったという大ホームラン、ロペス選手にもヒットがあり、伊藤選手にも価値あるタイムリーヒットと好走塁、石川選手も執念のヘッドスライディングによるタイムリー内野安打と、振り返ってみれば野手も全員が活躍しました。これまだ1度も勝つことができなかった苦手小熊投手を、今日は完璧に攻略しました。

これで、今日の試合が雨で中止になった巨人とゲーム差なしとなり、中日には1.5ゲーム差をつけました。今日広島に敗れた阪神にも1.5ゲーム差をつけ、理想的な展開となりました。

明日の先発は平良投手と笠原投手です。明日も勝って、CS進出をさらに現実的にしてもらいたいものです。
 
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エース東投手が、調子を落としてきている巨人を相手に投げ、打線も調子がいい今、昨夜の試合はCS進出のために絶対勝たなければならない試合であり、また勝てる可能性がかなり高い試合でした。しかし、その絶対勝たなければならない試合を本当に勝つことは、そう簡単なことではありません。

でも、ベイスターズはやってくれました。東投手は期待以上の投球で、7回2死までパーフェクトのピッチング。惜しくもマギー選手が意地を見せてホームランを打ちましたが、素晴らしい投球でした。いや、期待以上と言ってはいけないのかも知れません。これぐらいはやって当たり前の投手なのかも知れません。

打線の方は初回大和選手が先頭打者ホームラン。大和選手は4回にもタイムリーツーベースを打っており、大和選手が1番打者として機能しているのが、実は大きいです。そしてロペス選手がスリーランとソロの2本のホームラン。打線は相変わらず良い状態が続いています。もうおそらくペナントレースの最後まで、そう失速することはないでしょう。

パーフェクトが続いていれば当然東投手を9回まで行かせたでしょうけれど、ここは8回100球を投げたところで交代し、点差が開いていたこともあって、9回はエスコバー投手が締めました。先日までの7連戦でリリーフ陣はかなり登板がかさんでいましたので、この試合展開は理想的でした。

もっともエスコバー投手だってその7連戦のうち5試合、その前の3連戦でも2試合投げていますから、昨日を入れて11試合のうち8試合に投げているのですから、登板試合数はリリーフ陣の中でも最も多いのです。ただ、エスコバー投手は登板がかさむほど調子が出てくる傾向があり、さらに明日からの12連戦では、おそらく先発陣に外国人投手が戻ってくる必要があるでしょうから、その時に入れ替わりで抹消される可能性の高いエスコバー投手に今のうちに投げておいてもらおうという算段もあるのかも知れません。

先の7連戦の前のブログには、次のようなことを書きました。

借金があっても、3位になればいいのです。そうなると、わずかなチャンスは残っています。1位広島と2位のチーム(ヤクルト)が、横浜以外のチームを叩いてくれるのを願い、中日がこのまま後退してくれることを期待するという、究極の他力本願が前提になりますが、3位を巨人、阪神だけと争うのなら、巨人とは後5試合、阪神とは6試合の直接対決を残しています。ここで大きく勝ち越せれば、かなり小さいとは言えチャンスはあります。
打線が機能している今、とにかく先発投手が試合をつくってくれるかどうかです。残り22試合で、3位巨人と4ゲーム差。厳しい数字ではありますが、可能性は0ではありません。〜CSに向けての当面の敵である巨人と阪神の4試合を、2勝2敗ではダメで、少なくとも3勝以上しなければなりません。
 
そして巨人と阪神の4試合を、3勝1敗で終えて迎えた昨日の試合でした。そのどうしても勝たなければならない昨日の巨人との1戦で、見事な勝利を得て、ついこの間4ゲームの差があった3位巨人に0.5ゲーム差まで詰め寄りました。残り14試合での0.5ゲーム差は、もうけして厳しい数字ではありません。しかし、中日があのまま後退するどころか絶好調の状態になって、ライバルが巨人、阪神だけでなくなっているだけに、今後も良い戦いをしていかなければAクラスはつかめません。

そして明日から運命の12連戦です。先発投手が鍵をにぎっているのは、この12連戦でも変わりありません。

東投手が100球で交代したのも、この12連戦で中5日で2試合は先発する予定だからでしょう。東投手に次ぐ安定感を見せるまでに復調した濵口投手も2試合投げるでしょう。井納投手は軽症と伝えられており、最低1試合もしかしたら2試合を投げてくれるかも知れません。それ次ぐ投手としては平良投手がおり、平良投手にも2試合をまかなってもらう必要があるでしょう。

明日は引退を表明した加賀投手が先発予告されています。おそらく中日の1番を打つ右の強打者平田選手一人との対戦でしょう。このCSをかけた大事な試合を引退試合としてもらう加賀投手は、それだけチームに貢献したことを球団が認めているということです。加賀投手には平田選を見事仕留めて、花道を飾って欲しいものです。そしてその後に投げるのは、石田投手になると見込まれます。石田投手は今季良い球を投げながらここぞというところで悉く失投して炎上を繰り返しましたが、リリーフに回って何かつかんでいてくれるといいのですが。

これで12試合のうち8試合か9試合の予定が組めます。残りの3試合か4試合をどうするか。

ウィーランド投手が先日の日曜日の2軍戦で完封勝利をあげており、かなり調子を上げているようなので、ウィーランド投手にも2試合を託すことになるかも知れません。

バリオス投手も火曜日の試合で7回を8奪三振の無失点、飯塚投手は水曜日の試合で5回74球ながら6奪三振で無失点と好投しています。バリオス投手を昇格させるためには、ウィーランド投手を2試合を投げたところで抹消して入れ替える必要がありますが、選択肢としてはそうしてバリオス投手に1試合と託すこともありでしょう。飯塚投手に出番が来るかどうかは分かりませんが、井納投手が間に合わないか、あるいは明日の石田投手が結果を出せないようなら、そのチャンスもあるでしょう。

阪神があまりにも多くの試合を残しているので、最後まで順位は決まらないかも知れませんが、ベイスターズが自力でCS進出に近づくことができるのは、この12連戦しかありません。この12連戦を、できる限り勝っておかなければなりません。

まず明日から早くも横浜スタジアム最終戦となる中日戦、ガルシア投手の来ないホームでの戦いで、負けるわけにはいきません。できるものなら残り試合数が少ない中日に、引導を渡す2連勝を。

そして広島に乗り込んでのカープ3連戦。現在マジック4としているカープの胴上げは、阪神戦の勝敗と、マジック対象のヤクルトの菅野投手の登板も予想される巨人との2連戦の勝敗によりますが、広島との3連戦が優勝を決めた後なのか、マジックを減らして優勝を決めるべくベイスターズを待ち受けているのかで、やはり試合展開に違いはあるでしょう。

そして続く阪神2連戦、阪神とは10月1日にもう1試合予定されており、併せて3試合。この3試合がかなり大事な試合になるでしょう。そしておそらく菅野投手が先発する巨人との1試合。ヤクルトとも3試合が組まれています。

昨年は貯金を持っての3位でしたが、昨年だって楽に勝ち抜けたわけではありません。9月16日残り13試合となった時点で、巨人と3位を僅差で争っており、巨人と2試合、苦手阪神と5試合の直接対決を残していました。それを巨人と1勝1敗、阪神と3勝1敗1分として、13試合を9勝3敗1分という好成績をあげて3位を手にしたのでした。長いペナントレースの中で、結局CS進出を決めたのは、残り13試合の戦いだったのです。

今年だって同じです。今季はなかなか投打がかみ合うことがなく、成績を伸ばせませんでしたが、実はチームの状態は今が一番調子がいい。先日の20失点があったので、防御率を平均すると良くありませんが、その試合以外を見れば、7月を底にして投手の調子は上り坂にある。打線も5月ほどではないにせよ、8月からの復調を維持している。9月の勝率は8勝6敗の5割7分で、今季の中では最も良いですが、それでもCS進出のためには、最後の13試合を9勝3敗1分勝率7割5分で乗り切った昨季ほどではないにせよ、もう少しペースを上げなければなりません。

それができるかどうかは、やはり監督の采配にかかってくるのかも知れません。私はラミレス監督は有能なマネージャーであるという評価に今も変わりありませんし、昨年の終盤からCSにかけては、それにとどまらず、短期決戦で思い切った策で勝利をつかみ取ることもできることを見せてくれました。今季もまたそれを見せてくれることを期待します。しかし、プロは結果がすべてです。CS進出を逃せば、ラミレス監督の進退問題も出てくるでしょう。

いろいろな意味で今季のベイスターズの価値がここで決まる、12連戦が始まります。
 
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