2019年01月

キャンプのメンバーが発表されていますが、東投手は2軍キャンプでリハビリスタートとなります。

DeNA東、キャンプ2軍も「焦っても仕方ない」日刊スポーツ [2019年1月27日16時34分]

侍ジャパン入りを辞退した。「今回も同じ場所、同じような違和感。ただ、1度やっている場所なので、良くなっていく目安もだいたい分かります」
表情は決して暗くない。

1月中旬に発症して、既に検査は行われており、大きな故障ではないようですので、焦らず、暖かくなる5月ぐらいに1軍ローテー入りするぐらいを期待すれば良いのではないでしょうか。これがキャンプ終盤やオープン戦中であれば、もっと復帰時期が遅れたでしょうから、今でかえって良かったかも知れません。

そしてもう一人、期待のルーキー伊藤裕季也選手が2軍スタートです。情報はありませんが、おそらく故障でしょう。やはり”動ける100キロ”というのは、無理があるようです。もともと野手の大卒ルーキーが1年目から1軍で活躍することなど稀有なことです。しっかり身体の状態を整えてもらいましょう。

このキャンプで一番楽しみな選手の一人が阪口投手です。

DeNA・阪口、1軍キャンプメンバーに「スタートラインに立てる」サンスポ2019.1.27 18:39

186センチのめぐまれた体格を生かした本格派右腕で、今季は井納、平良、飯塚、京山らと“先発右腕枠”候補に挙がっている。2月1日からの沖縄・宜野湾キャンプでは「結果がすべての世界。内容ではなく、アウトを奪いにいきます」

この投手は、本当にエース候補だと思います。常時147,8キロのストレートを、内外角の低めにコントロールし、右打者の外角低めへのスライダーもいいし、昨年習得したばかりの決め球高速スプリットがえげつない。カーブもベイスターズの投手の中では一番いいところに制球できているし、秋季キャンプでは大家コーチから右打者に食い込んでいくワンシームを伝授されて、これも使えそうです。チェンジアップも加えて変化球は5球種を投げますが、打者の特徴を見ながらの配球も、大家コーチから伝授されているとのこと。本当に楽しみな投手です。

DeNA6位知野「食らいついて」新潟凱旋目指す 日刊スポーツ[2019年1月27日18時58分]

「1軍は驚いた。でも、うれしいです」

高卒2年目、まだ高校生ルーキーと差はないと思いますが、19歳の知野選手が1軍キャンプに選ばれました。おそらく伊藤裕季也選手が2軍スタートになったために代わりに選ばれたという面もあったのではないでしょうか。しかし運も実力のうちと言います。このチャンスを活かして欲しいものです。

国吉、古村、田村、笠井投手といった、昨年1軍の戦力にはなれなかった投手の名前が並んでいます。今季は出場登録選手の数が一人増えて、おそらくリリーフ投手の登録を一人増やしますから、この投手たちはその候補と言えます。

国吉投手はオーストラリアで見せた新しいフォームがうまくいって制球さえ安定すれば、球威はもともとあります。”こむらがえり”の古村投手にはドラマがあります。田村投手はフェニックスリーグや台湾ウィンターリーグでクローザー、セットアッパー的な働きを見せていましたし、笠井投手も力のある投手です。彼らがリリーフの7、8番手を争うことになるのでしょう。

私はもう一人、2軍スタートとはなりましたが、熊原投手に期待しています。あるいは手術明けの斎藤投手と水野投手あるいは平田投手の経過も順調ということで、彼らも今シーズン中には、この競争の中に加わって来るかも知れません。

新婚のソト選手は内野手登録になりました。それでも1軍キャンプに外野手が8人。シーズンに入れば、先発投手6人、リリーフ8人、捕手2人、野手13人が基本になるでしょうから、外野手は多くて6人です。オープン戦の始まる頃には梶谷選手も帰ってくる予定ですから、さらに競争は激しくなります。宮本、神里、乙坂、楠本、細川選手のうち生き残れるのは2人か3人ということになります。この競争も、キャンプの見どころの一つになるでしょう。

応援クリックいただければ幸いです
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村  

 

 



 

スポーツ選手に故障はつきもの、長いシーズン通して何もなく終わることのできる選手はまずいないと思われます。プレーできる状態であれば、痛みを我慢して出場を続けている選手も多いのではないでしょうか。その中で登録抹消されるのは、やはりある程度重症の場合でしょう。

昨季のベイスターズの主力選手でシーズンを通してプレーしできたのは、新人の東投手とリーグ有数のリリーフ陣たち、そして野手ではむしろ一番故障のリスクを心配されていた宮﨑選手ぐらいでした。交流戦の頃一時「宮﨑個人軍」などと呼ばれたほど、宮﨑選手以外の主力選手を全て欠いた状態で戦わなければならない時期もありました。その宮﨑選手も痛みを抱えながらプレーしていた時もあったようです。

どのチームにも、ある程度の故障者を抱えながら戦っています。しかしそれが限度を超えると、チームの戦力は極端に落ちて、勝つことが難しくなります。 数年前最下位になった時のヤクルトがそうでした。その頃のヤクルトは「ヤ戦病院」などと揶揄されていたものです。

下の表は昨年のベイスターズの故障者リストです。

故障2 のコピー

昨年のベイスターズの故障者は、おそらく12球団で一番多かったのではないでしょうか。やはりこの数は限度を超えています。

前年二桁勝利をあげた今永、濱口、ウィーランド投手の3人が3人とも春先から故障で離脱。3人はシーズン中に復帰こそしましたが、濱口投手が終盤には本来の投球を取り戻しただけで、今永投手は最後まで復調できず、ウィーランド投手も結局オフに戦力外となってしまいました。

野手では、キャンプからオープン戦にかけて、期待を大きく上回る打撃を見せていたソト選手が、開幕直前になって故障。5月に1軍に昇格するや目覚ましい働きを見せてくれただけに、開幕からソト選手がいてくれれば、ベイスタースの開幕スタートも、違ったものになっていたかも知れません。

5月にはロペス選手が大腿の肉離れで離脱。一度は復帰するも、すぐに同じ箇所を痛め、その後はかなり時間をかけての復帰となりましたが、復帰後も本来の力は戻りませんでした。筒香選手にしても、シーズン後半は、守備でほとんど走れなくなっていましたから、足を痛めながらのプレーだったのだと思います。

8月には、神里選手と梶谷選手が相次いで死球による骨折で離脱。ただ梶谷選手にとっては、この骨折離脱により、2016年からずっと痛みを抱えながらプレーしていた右肩の手術に踏み切ることができたので、災い転じて福となるかも知れません。

オフは手術ラッシュでした。井納、平田、大和選手が 、右肘あるいは足関節のクリーニング手術を受けています。プレーに差し支えるような痛みがない限り手術なんてするわけがありませんから、井納、平田投手は右肘に、大和選手は足首に痛みを抱えながらプレーしていたのでしょう。昨年の春、井納投手の調整が開幕に全く間に合わず、急遽短いイニング限定のリリーフに回された一因も、ここにあったのかも知れません。

そして今季は、嬉しすぎてにわかには信じられないことですが、彼らのほぼ全員が戻って来そうです。

今永投手もオーストラリアでの自信溢れる投球を見る限り、もう大丈夫でしょう。梶谷選手に至っては、3シーズンにわたって苦しめられていた右肩痛から解放されて、 打撃に守備と走塁を合わせてチームトップのWARを叩き出していた、以前のような中心選手となって戻って来れそうです。梶谷選手を1番に固定できれば、守備で圧倒的な貢献を見せる桑原選手を2番打者として使え、今季打率.233、出塁率.301に過ぎなかったカープの菊池選手がそうであったように、多少打撃が不振でも外さずに済みます。桑原選手は使い続けた方が力を発揮できるタイプだと思うのです。

ロペス選手には年齢的にも無理はさせられませんが、ラミレス監督の構想のように6番打者なら、ここ何年にもわたって待望していた6番を打てる打者として十分すぎる力があるし、万が一ロペス選手が離脱しても、1塁を守る選手なら、佐野選手をはじめとして、もしかしたら伊藤裕希也選手、楠本選手、中川選手など、ある程度期待できる選手は何人もいます。

秋にクリーニング手術を受けた選手たちも、痛みを押してプレーしていた昨年より確実に良いプレーを見せてくれるはずです。シーズン序盤では走塁と打撃で光るところを見せた神里選手も、リハビリ中のトレーニングで鍛えてパワーが増した上でスピードは落ちていないということです。

今季が楽しみで仕方ありません。私は今季のベイスターズには、優勝できるだけの戦力があると思います。

応援クリックいただければ幸いです
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村  

ネット上でドミニカの選手を育成選手として獲得するという噂があるのを見て、それは是非やるべきだと考えながらも、ソースも分からないのでガセネタとも思っていました。どうやら本当だったようです。

DeNAが謎の助っ人コルデロ獲得へ 2年出場なし  日刊スポーツ[2019年1月23日3時58分]

記事にはソト選手の2匹目のドジョウを狙っているような記述がありますが、もちろんそれを狙っているわけではありません。ソト選手は3Aなどで十分な実績があり、駐米スカウトのルイス・ロペスさんらが数年前から追いかけていた選手で、来日までさせてテストしたのは、同じように実績のあったロマック選手が日本の野球に全く適応できなかったことに懲りて、実際に日本の環境の中で、日本の投手の球を打ってどうなのかを確かめてから、最終契約をしたかったというだけでしょう。

コルデロ選手は全くと言っていいほど実績がありません。 むしろカープアカデミーのバティスタ、メヒア、フランシス選手や、巨人のメルセデス投手の5匹目のドジョウを狙ったというべきでしょう。広島が自前のアカデミーを創設してからもう29年になり、ようやく軌道に乗ってきたところですから、それはとてもすぐ真似の出来ることではないと思っていましたが、そんなアカデミーなどない巨人が成功したのを見て、これは是非DeNAもやるべきだと思っていたので、私はこのニュースは大歓迎です。

メルセデス投手もカープアカデミーに在籍していましたが、巨人がドミニカで行っているトライアウトで育成選手として獲得しました。マルティネス選手も同じように巨人がトライアウトで育成獲得した選手です。情報がありませんが、DeNAもドミニカでトライアウトを始めたのでしょうか。

コルデロ選手が成功するかどうかは全く未知数ですが、ドミニカの選手を育成で獲得するルートができれば、近い将来必ずその中から良い選手が出てくると思うのです。もちろん第1号のコルデロ選手が物になってくれれば、言うことはありません。

もう一つ、こういうニュースもあります。

DeNA春季キャンプにABL左腕S・ケントが参加  日刊スポーツ[2019年1月22日20時40分]

「週末にDeNAの人が来ていて、キャンプに参加するチャンスを与えてくれた。トライアウトのような感じだと思う。外国人枠がいっぱいだから今季の契約は難しいが、今後につながるかもしれない。もし契約できなくても、ベイスターズとキャバルリーの関係を強くするいい機会になる」とコメントしている。

本人がコメントしている通り外国人枠の関係と、支配下登録枠も2つしか残っていない今季の獲得は難しいですが、本人はベイスターズと契約したい気持ち満々です。春季キャンプでその力を見極めて、近い将来獲得という可能性もあり得ます。

FA選手の獲得争いでは、どうしても巨人、阪神に勝つのは難しいのですから、DeNAが巨人、阪神を上回る戦力を確立するためには、これまでどおり他チームを上回るドラフト戦略を立て、投手では成功しつつある育成を野手でも成功させ、パットン投手やソト選手で成功し始めたアメリカでのスカウトを続けるだけでなく、さらに他の戦略も必要です。 グリエル選手で他チームに先んじたかに見えたキューバルートは頓挫しましたが、ドミニカやオーストラリアから選手を発掘するルートも、ぜひ欲しいと思うのです。

応援クリックいただければ幸いです
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村  
 

DeNAラミレス監督が明かした理想の開幕オーダー  日刊スポーツ[2019年1月21日19時47分]

1番 右翼 梶谷
2番 中堅 桑原
3番 二塁 ソト
4番 左翼 筒香
5番 三塁 宮崎
6番 一塁 ロペス
7番 捕手 伊藤
8番 遊撃 大和 

そして私が1月9日の「長野選手が抜けた巨人と”筒梶”が復活する横浜」と題したブログに書いたオーダー

1梶谷(RF)

2桑原(CF)
3ソト(2B)
4筒香(LF)
5宮﨑(3B)
6ロペス(1B)
7大和(SS)
8伊藤(C) 

惜しくも7番大和選手と8番伊藤捕手が逆になっていました。しかし大方は同じ考えのようです。もっとも、今更明言してくれなくても、昨年のラミレス監督の選手起用と発言を見聞きしていたファンの方の多くが、だいたい予想していたオーダーなのではないでしょうか。

私が何より嬉しいのは、現時点で梶谷選手が開幕に間に合いそうなことです。

DeNA梶谷、3月上旬復帰へ「痛みない」昨年8月に右肩手術  スポニチ[ 2019年1月21日 05:30 ]

 横須賀市内の2軍施設で約60メートルのキャッチボールを行い、「硬さや痛みはない」と明るい表情。「3月の初めから(試合に)出られるようにしたい」

今オフには結婚し、責任感も増したという30歳。「キャリアハイを目指したいし、トリプルスリーもやりたい。 

2016年からずっと右肩の痛みに耐えながらのプレーが続いていた梶谷選手が、その痛みから解放されたのです。盗塁の技術はリーグトップクラスのものがありますから、30盗塁は梶谷選手にとっては軽いでしょう。3割30本のハードルは高いですが、私は本気でそれも可能だと信じて応援したいです。 

DeNA・ラミレス監督、梶谷をキーマンに指名「恐怖の存在になる」サンスポ2019.1.21 21:45

 2017年には同一シーズン20本塁打、20盗塁を達成した強打者を1番に据える構想で「四球が増え、三振が減った。いい状態が続けば相手チームに恐怖の存在になる」

私も少し前のブログで、野手のキーマンの第一は梶谷選手だと書きましたが、これも多くのファンが同感されるのではないでしょうか。

DeNA今永「今年ダメなら…」キヨシ先輩ゲキ胸に 日刊スポーツ[2019年1月19日21時50分]

この日のラミレス監督は投手については語っていませんが、野手のキーマンが梶谷選手なら投手のキーマンは今永投手でしょう。東、濵口投手は新たな故障でもない限りローテーションの柱になってくれると思いますし、井納、平良、飯塚、京山、上茶谷、大貫投手と揃いつつある右腕投手陣も、入れ替わり立ち替わりであったとしても、ローテの2枠か3枠は埋めてくれそうです。

今永投手は、完全復活して一昨年なみの活躍をしてくれる可能性と、昨年の不調からなかなか立ち直れない可能性の、両方があります。どちらの今永投手になるかは、今季のチームの浮沈に大きくかかわります。私はオーストラリアでの投球を見て、前者だと信じています。

応援クリックいただければ幸いです
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村  

才能のある選手は、指導者がどうであれいずれ頭角を現してくるもので、必ずしも名コーチの存在は必用ないと、どこかに書いた記憶があります。古い話になりますが、長島さんはプロに入ったときから天才ぶりを発揮していました。イチロー選手にしても巨人の松井選手にしても、特別優秀なコーチがいたわけではないと思います。しかし一方で、王選手を開花させた荒川コーチのような存在もあります。

改めてコーチのことを考えたのは、少し前にこのブログに対するコメントで教えていただいた、筒香選手の著書「空に向かってかっ飛ばせ」を読んだからです。この本のテーマは、少年野球の指導法への提言ですが、同時に筒香選手自身が受けてきた指導についても詳細に書かれており、以下にその内容の一部について触れますが、是非全文を読んでいただきたいです。

筒香選手のプロ1年目2010年の2軍は、監督は田代さん、打撃コーチは鈴木尚典さんでした。ふたりはほとんど筒香選手の打撃フォームをいじらず見守ってくれていたとのことです。この年は2軍で好成績をおさめ、10月になって1軍に昇格し、プロ初安打を初ホームランで飾って鮮烈な印象を残しました。

2年目の2011年も2軍スタートでしたが、2軍監督は白井一幸さんに替わり、白井監督の独自のスイング練習が筒香選手には合わず、右手首の靱帯を痛めて試合に出られない状態が3ヶ月も続いたとのことですが、8月には1軍に昇格しました。しかし1軍に行くと2軍とはまったく違うことを指導されて悩んだとのことです。白井監督には「自分のポイントに引きつけて強く振れ」と指導されていたのに、1軍に昇格したとたん、あるコーチに「もっと前で打て」と指導されたと言うのです。そのコーチには「できないのならファームに落とすぞ」とまで言われたそうです。

3年目の2012年はDeNA元年の年で、監督も中畑さんになりました。この年は1軍で10本塁打を記録したとは言え、打率は2割1分8厘、筒香選手のポテンシャルを考えれば、とても満足できる成績ではありませんでした。

4年目の2013年には自分の中で「逆方向に強い打球を打ちたい」という方向性ができあがってきており、これは1,2年目に2軍で田代監督や白井監督から受けた「呼び込んで強く叩けるようにしろ」という指導とも一致するものでした。しかし、この年就任した1軍の打撃コーチには、「前でさばいて引っ張って遠くに飛ばす」ように真逆の指導をされ、怒られてばかりいたそうです。

開幕直後筒香選手は全く打てず、ある試合の後に2軍落ちを告げられた上で、このコーチに2時間にわたって懇々と説教され、我慢し続けてきた筒香選手もついに切れてこう言ったそうです。「ポイントを前にして大根切りのように打てと言われますが、コーチはホームランバッターではないので、その感覚は僕とは全く違うと思います。もう僕には何も言わないでください」

このコーチの名前を筒香選手は書いていませんが、7月に池田球団社長と口論になって、この年限りで辞めたコーチのことでしょう。

そして筒香選手は2軍に落とされましたが、そのおかげで筒香選手は恩人に出会うことができたと言います。2軍打撃コーチの大村巌さんです。ただしこの年の打撃指導は大村さんが右打者担当、左打者は別のコーチ(おそらく高木由一さん)が担当で、シーズン中は直接大村コーチの指導は受けられなかったとのことです。

この年の秋季キャンプのメンバーから筒香選手は外れました。当時の一部の報道では、筒香選手の不成績に中畑監督が筒香選手の慢心をいさめ、奮起をうながすためにと外したようなことが伝えられていましたが、実際には中畑監督は最後まで筒香選手の奄美大島に連れて行くつもりだったのに、高田GMが大村コーチに預けることを決断して決まったことだったそうです。

こうして横須賀の2軍施設で大村コーチとマンツーマンの秋季練習をしたことによって、翌2014年から筒香選手の打撃が開花したことは、多くのファンの方がご存知の通りです。

筒香選手ほどの素材でも、合わないコーチの指導では伸びず、良いコーチに巡り会って急に成長するということはあるものなのですね。

やはり良いコーチの存在は重要です。しかし横浜に縁もゆかりもない実績のあるコーチが、頼めばすぐコーチを引き受けれくれるわけはありません。年俸2億でも提示すれば来てくれるかも知れませんが、そんな法外なこともできるわけがありません。DeNAはコーチの人事も球団が行うので、監督が自らの人脈でコーチを連れてくるということもありません。まして、編成と育成は球団主導で行われるのですから、球団の決定を承服できることも必用です。

編成と育成が現場ではなく球団主導で行われることには賛否両論あるでしょうけど、DeNAは実際それで成果を上げ、暗黒時代を終わらせてここまで来たのです。その前提は変わらないでしょう。

光山コーチは、戸柱、嶺井、高城捕手をある程度のレベルまで引き上げてくれたことは間違いないと思います。だからこそ高城捕手がトレードに出され、いきなり伊藤捕手が正捕手扱いになったことは、承服できなかったでしょう。事ここに至れば、光山コーチにとって横浜に残る理由はありませんでした。

結局、経験豊富なコーチを招聘するにしても、自前でコーチを育成するにしても、OBが頼りということになります。光山捕手はほんの一時横浜の選手でしたが、本人には横浜のOBであるという感覚も全くなかったと思われます。

その中で、ベイスターズに所属していた期間はさほど長くなかったのに、希望を聞いてアメリカに送り出してくれた横浜に恩義を感じていると言ってコーチを引き受けてくれた、大家コーチには感謝しかありません。 

DeNA熊原「結構ハマった」新球武器に背水4年目  日刊スポーツ[2019年1月15日20時57分]

持ち球はカーブとシンカーで「直球に近いスピードでストライクの取れる変化球が欲しかった」。昨秋のみやざきフェニックス・リーグ開幕3日前に大家2軍投手コーチからシュートの教えを受け、実戦で試した。「真っすぐと思って振ると凡打になる。結構ハマっていました」

DeNA京山初勝利 飛躍の陰に中学恩師大家コーチ  日刊スポーツ[2018年4月2日7時48分 ]

大家2軍投手コーチは、中学の時に所属していた滋賀・草津シニアの設立者でありGMだった。「あいさつにいったら覚えていてくれて。手の届かない人でした。まさかまた一緒になって、教えてもらえるとは思わなかった」。疲れを感じた3回以降、教わったカットボールを心の頼りにして、乗り切った。

平良4勝目 古巣斬りで1.5差 9月15日・巨人戦 カナロコ2018/09/16 02:00

2軍の大家投手コーチに助言を求め、腕を振り出す角度や、球の握りを調整。この日は「曲がり幅が大きくなって全てがいい方向にいった」というスライダーに加え、カットボールやカーブも駆使し、自己最多の8奪三振に実らせた。

平良投手はストレートの球速球威が昨年より格段にあがりました。平良投手だけでなく、飯塚投手も急にストレートが速くなっています。ファームにはさらに阪口投手らも続いており、昨年1年の若手右腕投手たちの成長ぶりには目を見張るものがあります。やはりそれには、大家コーチの貢献が大きかったのだと思われます。

今季は田代打撃コーチが戻ってきました。田代選手は若いころ、当時の別当監督のマンツーマン指導で打撃を開花させたと言われています。そしてコーチとして多くの打者を育ててきました。そして番長が投手コーチとして戻って来ます。光山コーチの代わりには鶴岡さんが就任します。新しいコーチたちにも大いに期待したいと思います。

応援クリックいただければ幸いです
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村  

↑このページのトップヘ