2019年09月

ナゴヤドームの中日戦に見事な勝利を収め、リーグ2位が確定しました。私としてはかなり嬉しいことです。前回のブログにも書いたように、大洋が横浜に来て以降3度目の2位です。弱い時の方がずっと多いチームでしたが、考えてみると2位になったチームは、いずれも魅力のあるチームでした。

横浜に来て2年目の1979年の大洋は、前回も書いたように強力な野手陣に平松、斎藤明夫、遠藤投手がいる、魅了的なチームでした。だからこそ私もファンになり、そのチームに惚れ込んだがゆえに、その後弱くなっても40年ファンを続けてしまっています。2度目の2位の1997年のチームは、翌年優勝したチームですから、当然素晴らしいチームでした。

そして今年のチームが、横浜史上3度目の2位となりました。 今年のチームも十分魅力的でしたが、過去2回のチームに比べると攻撃力が弱く、投手力でなんとか我慢を続けるのが持ち味という、応援していてちょっと苦しいこともあるチームでした。下は9月24日現在のセ・リーグ各チームのWARです。(数字はDELTAのものですが、パークファクターが入っており、中日は投手に厳しく打撃に甘く、ヤクルトはその逆です。横浜はヤクルトほどではないですが、投手にプラス、攻撃にはマイナス補正がついていると思われます)

チームWAR のコピー

投手野手のWARの計では巨人が抜きんでて広島、中日、ヤクルト、DeNAが僅差で並んでいますが、この中でDeNAが2位になれたのは、運や偶然だけではないように私は思っています。もちろんそれを支えたのはまず投手力です。あれだけ故障者を出しながら、投手WARでは巨人、阪神と並んでリーグトップクラスです。WARの総計の値を下げているのは、一重に野手の攻撃力です。ショートとセンターに守備の良い選手がいるおかげで、守備はかろうじてプラスですが、攻撃力は阪神に次いで惨めな数字となっています。

投手WAR のコピー

チームの投手WARに一番貢献したのは、もちろん今永投手でした。しかし他の先発投手は、ルーキーながら、ほぼシーズンを通してローテを守った上茶谷投手が目立つだけで、リリーフ投手陣の活躍が圧倒的です。もともと登板イニング数が少ないリリーフ投手のWARは低いものなので、リリーフ投手でありながらWAR2.7というエスコバー投手は驚異的です。

下は例によって私が勝手に作っている、月ごとの投手防御率の逆数と打者のOPS、そして勝率を示すグラフです。
 
 予想勝率 のコピー
投打ともに振るわず苦戦した4月、投打がかみ合って好調だった6、7月から、投手がへばり宮﨑、伊藤選手が離脱して攻撃力も急降下しながらなんとか踏ん張った8月を経て、9月に入りました。9月は先発投手陣が揃わないため、勝率は伸びずにいますが、離脱していた宮﨑、伊藤選手が戻り、梶谷選手も加わり、ソト選手が昨年同様ホームランを量産し、佐野選手、柴田選手らの成長もあって、打線に限っては今季最高の状態のように思います。

ここに筒香選手がある程度でも復調して戻って来て、先発投手陣をなんとか立て直せれば、CSはペナントレース終盤の苦しい戦いとは違う、良い試合を見せてくれそうに思います。

応援クリックいただければ幸いです

にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村   

絶対に勝たなければならないカープ戦は、雨で中止となった翌日18日に代替試合が行われ、それに勝利しました。スライド登板したエース今永投手は不調でしたが、5回までに0対7とされながら、打線が奮起しての大逆転でした。試合を決めたのは、ソト選手の追撃のスリーラン、梶谷選手の代打同点満塁ホームラン、そして梶谷選手の再同点ツーベース、最後はソト選手のサヨナラスリーランと、いずれも長打でしたが、そこまでつないだ他の打者たち、守備、リリーフ投手陣の全員の力で勝ち取った素晴らしい試合でした。

残念ながら優勝は巨人のものになってしまいました。わずかに残っていた可能性も、山口、平良投手の因縁の?対決に完敗して、潰えました。山口投手は入団時から将来の横浜のエースになると信じて11年間応援し続けていた投手ですが、横浜でエースまであと1歩というところまで来ていたのに、これからまさにエースになろうというところでチームを去って、こうして最も憎い敵となってベイスターズの前に立ちはだかるとは。野球とは残酷なものです。

しかし落ち込んでいる必要はありません。優勝は逃しましたが、次の目標があります。CSを勝ち上がり、日本シリーズに優勝することです。私は今プロ野球には二つのタイトルがあり、一つはリーグ優勝、そしてもう一つが日本シリーズ優勝だと思っています。

CS第1ステージは、リーグの2位と3位が戦いますが、ホームで戦える2位の方が良いに決まっています。ベイスターズは今日を入れて残り3試合、カープは残り1試合ですが、ベイスターズは1勝でもすれば2位です。カープが残り1試合に勝って、ベイスターズが2敗して同率で終わったとしても、18日に勝って直接対決で勝ち越しましたので、ベイスターズが2位となります。あるいはカープが最終戦を落とせば、ベイスターズは3敗しても2位です。そう思うと先日のカープ戦の勝利は、本当に大きなものでした。

ペナントレースの最終盤まで、巨人となんとか優勝争いを演じ続けました。これはこれで、素晴らしいことです。三原監督時代に2回2位があったようですが、それは大洋が横浜に来る前の私の知らない時代です。私が知っているのは、別当監督の1979年の2位。前年の1978年に横浜にやってきた大洋でしたが、私が元祖マシンガン打線と呼んでいる、長崎、ミヤーン(基)、高木嘉一、松原、田代、マーチン(中塚)、山下大輔、福嶋選手が並ぶ打線と、平松、斎藤明夫、遠藤投手という3人の二桁勝利投手を擁した、魅力的なチームでした。そして次が大矢監督の1997年、優勝の前年です。今年2位になれば、横浜史上3回目の2位ということになります。

8月にはもともと手薄な野手陣から伊藤捕手と宮﨑選手が離脱し、ここに来て筒香選手が離脱しました。本来ならストロングポイントであることを期待していた先発投手陣も、濱口投手と東投手が離脱し、井納投手も発熱で降格、度重なる怪我から復帰した平良投手もこのところ力を出せていません。

しかし伊藤捕手と宮﨑選手は既に復帰しました。筒香選手も怪我は軽症のようで、今回の登録抹消はCSに備えての調整の意味が大きそうです。さらには梶谷選手も1軍に戻ってきて好調で、ソト選手などは現在絶好調です。

濱口投手の回復はかなり順調で、今週中には2軍の試合で実戦に登板して、CS第1ステージに間に合いそうです。東投手はもう少しかかりそうですが、それでも最近は肘の痛みもなく、CSファイナルステージに間にあわせることが現在の目標のようです。井納投手も発熱で怪我で故障というわけではありませんから、CSに十分間に合うでしょう。

今からCSが楽しみで仕方ありません。離脱していた選手たちが皆帰って来れば、今季ペナントレースでは一度も揃うことがなかった、ベストメンバーでCSを戦うことができるからです。もっとも、早くあと1勝して、まず2位を確定してほしいですが。

応援クリックいただければ幸いです

にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村  

本来であれば先発ローテには、エース今永に次ぐ存在として、昨季の新人王東投手、一昨年の新人特別賞の濱口投手、そして石田投手と強力な左腕投手陣が名を連ねるはずでしたが、東投手と濱口投手は故障で離脱しており、まだ2軍でも投げていません。石田投手は本人の不調とパットン投手の離脱などもあって、リリーフに回っています。

さらに彼らに続く右腕先発投手陣として、昨季急成長を見せた平良投手、ドラ1上茶谷投手、実績のある井納投手もいるのに、平良投手は前半戦を故障で棒に振り、後半戦も期待されたほどの結果を出せていません。上茶谷投手については、私は失礼にも開幕前に、”シーズン通してローテを守っても7勝程度の投手” とこのブログに書きましたが、実際には味方のエラーやリリーフ投手の炎上で勝ちを消された試合もありましたから私の過小評価であったと思いますが、結果的には現在7勝です。井納投手もベテランの域に入りつつあり、シーズン通してローテを守ることはできませんでした。

結局現状頼れる先発投手は、エース今永投手一人という状態です。そのためシーズンの最終盤に来て、最後まで優勝をあきらめないために、そしてCSを本拠横浜スタジアムで開催するための2位を確保するために、さらには間違っても4位に転落しないために、今永投手をどう使うかが大きなポイントになっていました。 

登板間隔をあけてもエースとして残りの登板を全て巨人にぶつける”プランA”、巨人戦にこだわらずできるだけ今永投手の登板機会を増やすため中5日、中5日で起用するプランBがあると前回のブログに書きましたが、 前回の巨人戦で今永投手を立てたにもかかわらず敗れ、その後も全く巨人とのゲーム差が縮まらないため、前記のどちらでもないプランに落ち着いたようです。2位争いをしているカープを標的としたプランCです。今永投手は今日のカープ最終戦に中7日で先発します。

もちろん可能性が0でない限り、優勝をあきらめてはならないし、首脳陣も選手たちもあきらめてはいないと思います。そのためにも今日のカープ戦は重要です。絶対に勝つべき試合です。

もともとウィークポイントであった打線から、8月にはクリーンナップの一角の宮﨑選手と打てる正捕手の伊藤捕手が抜けたのですから苦しかったです。しかしその二人が戻ってきました。筒香選手が首を痛めて2試合欠場してはいますが、重症ではなさそうです。

残り7試合、悔いのない戦いをして欲しいものです。

追記(15:30):今日の試合は雨で中止となりました。この試合の振替試合は、明日行われます。今永投手はこのまま明日にスライドするのでしょうか。

応援クリックいただければ幸いです

にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村  

CSの制度ができて日本シリーズの意味は変わったと思います。リーグ優勝していないチームが日本シリーズに出る可能性がある以上、以前のようなペナントレースからひと続きの最終目標ではなくなったのだと思います。日本シリーズは、年間チャンピオンを決めるチャンピオンシップというより、それとは別のタイトルであるカップ戦に近いものになったように思うのです。プロ野球には、リーグ優勝というタイトルと、CSを経た日本シリーズチャンピオンというタイトルの、二つのタイトルがあるということです。そしてどちらのタイトルに重みがあるかと言うと、やはりリーグ優勝の方でしょう。これはあくまで私の個人的な感覚で、当然異論はあると思いますが。

今ベイスターズには追いかけるべき2匹のウサギがいます。1匹はペナントを争うウサギで、もう1匹は日本シリーズ進出を争うウサギです。 もちろん実際にはこの2匹のウサギは同じウサギなのですが、タイトルが二つあると考えると、2匹の別のウサギと考えることもできます。

ここに来てエース今永投手を中10日で巨人戦に持ってきたのは、他チームとの戦いに大きなリスクを抱えることになりながらも、リーグ優勝に向けての当面の標的であるウサギに狙いを定めるという戦略です。実際中日には3タテを食らいました。こうなったら今永投手が投げる今日の試合はもちろん、明日、明後日も勝って、3連勝しなければ、この戦略は成功したとは言えなくなります。逆に言えば、もし3連勝してゲーム差を1とできれば、優勝の可能性がかなり現実的なものになります。

それでは3連勝できなければ、ウサギだけに狙いを定めた戦略は完全に失敗なのでしょうか。私はそうは思いません。ラミレス監督は、万が一1匹目のウサギを狩り損なったとしても、次のCSでのウサギ狩りについても十分視野に入れていると思います。

東投手と濱口投手まで離脱してしまった以上、先発投手は今永、井納、平良、上茶谷投手の4人しかいない状況となり、ウサギに標的を絞ってあくまで優勝の可能性を追うか、ウサギにこだわらずに(ということは即リーグ優勝は断念するということですが)他チームから可能な限り星を拾っていくか、どちらかを選ばなくてはなりませんでした。そしてラミレス監督は前者を選択したのです。

しかしこの選択には裏の目的もあるようにも思います。今永投手を中10日で今日先発させ、次も中9日で巨人戦、そして最後は中6日でまた巨人戦に先発となれば、十分な登板間隔で巨人に3試合先発できるだけでなく、力を温存してCSを迎えられるという利点もあるのです。この戦略には、実はCSに向けて今永投手らを酷使しないという面もあるように思います。

幸い日程は緩くなるので、今永投手をはじめ、井納、平良、上茶谷投手の登板間隔も余裕を持って取れます。ただしそうすると2試合だけ、次のナゴヤドームがまた斎藤投手とブルペンデイ(石田投手?)になるという、大きなリスクは背負わなけらばならなのですが。

もっともこの3日間の結果によって、巨人の優勝が決定的になったり、あるいは鯉やさらには虎、竜に迫られた時には、前記の後者の選択、プランBに変わる可能性もあります。その時点でCS進出を確実にすることを目的とした戦い方に変えることは可能なのです。すなわち、今永投手について言えば、今後巨人戦を避けて、可能な限り多く試合で投げてもらう、具体的には中5日で中日戦、阪神戦、阪神戦と先発してもらうということです。

まずは今日からの3連戦、ウサギ狩りに集中することです。この3連戦で、万が一思い描いたような結果が得られなければ、CSにできれば2位で進出し、再度のウサギとの対戦にも備えることが目的になります。ラミレス監督に限って、二兎を追って一兎も得ないということはないでしょう。最初のウサギが無理となった時点で、次のウサギに目標に変えることは十分にできるでしょう。でも可能性が少しでもある限り、ペンントレースの残り試合のウサギ狩りにも、全力を尽くして欲しいと思っています。

応援クリックいただければ幸いです

にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村 

今週はずっと地方に出張で、試合をライブで見ることができませんでした。今シーズンは大型連敗中も横浜を離れていて悔しい試合もあまり見ずに済んだのですが、今週はもし優勝すればターニングポイントの一つと言われるであろう、筒香選手のサヨナラホームランの試合を見損なってしまいました。1年のうちには運がいい時も、そうでない時もあり、通算するとトントンというのが普通でしょう。

9月 のコピー

ベイスターズも大型連敗中は、運にも見放されてたような試合も多々あったと思いますが、この8月は、伊藤捕手、宮﨑選手、パットン投手という主力3人を欠き、先発投手からもまた離脱者が出たにもかかわらず、勝ち越して乗り切りました。OPSと防御率から予想される勝率は4割を切っているのに、実際の勝率は5割を超えました。これは運なのでしょうか。それとも監督の采配のなせる技なのでしょうか。この8月のことは、いずれ時間のあるときに振り返ってみようと思います。

7月の終わりに”熱い夏がやってきた”と題したブログで、真夏の30試合がペナントレースを左右するとして、以下のような記事を書きました。

勝負ですから勝つか負けるかは分かりません。30試合が終わる9月の初めになって、1チームが抜け出しているか、それともどこかが脱落して2チームの争いになっているか、あるいは3チームの接戦が続いているか、それは分かりません。

しかしもしこの1ヶ月30試合が終わった時、ベイスターズが優勝争いの中に生き残っていれば、9月の戦いは、短期決戦に強いラミレス・ベイスターズのチャンスはかなり大きいと言って良いのではないでしょうか。

結局真夏の 30試合は17勝13敗で終わりました。私としては、もっと貯金を増やして欲しかったですが、今9月に入って1位巨人と2.5ゲーム差の2位、立派に優勝争いの中に生き残っています。

残り16試合。あとは東投手と濱口投手が離脱し、京山投手と大貫投手が結果を出せずに降格した先発投手が、どこまで頑張ってくれるかです。現状では、今永投手が中5日や中4日で投げたり、石田投手がまた先発したり(ブルペンデイ?)しない限り、先発投手が足りません。さらにそうやって中日戦、巨人戦を乗り切った上で、来週後半には東投手に復帰してもらうことが望まれます。

応援クリックいただければ幸いです

にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村

↑このページのトップヘ