来季は育成の3人も加えるとベイスターズの外国人選手は9人を数えることになります。これは球団史上最多です。もちろん育成の3人は将来への布石というか投資で来季の1軍の戦力にはなりませんが、それでも6人の選手達が1軍の外国人枠4つを争うことになります。

11月16日の”はっきりしてきた来季の陣容”と題したブログでは、ソト選手のファーストについて次のように書きました。

指標的には打撃でも守備でも力を落としているロペス選手に、球団の提示はおそらく減俸での単年契約でしょう。果たしてロペス選手がそれに納得してくれるかどうか。

もしロペス選手が戻ってきてくれなければ、ソト選手も一塁手の候補になるかも知れません。もともと内野手であり、来日直前はファーストだったソト選手は、いわばファーストが本職です。ライトでとんでもないマイナスを作り、セカンドでも結構なマイナスを作るソト選手の守備も、ファーストならあまりマイナスは出ないと期待されます。

その後ロペス選手との再契約が成り、ロペス選手が休ませながらでも正1塁手というのが前提で、ソト選手はセカンド固定がいいかと思いましたが、ラミレス監督のロペス選手への判断は、もっと厳しいようです。

ラミレス監督新プラン「ソトを一塁で使ってみたい」 日刊スポーツ[2019年11月27日20時3分]

 「ソトを一塁で使ってみたいと思う。もちろん今季守った外野も二塁も可能性はあるが、彼の幅を広げるためにも」

来季からタイラー・オースティン内野手(28=ブルワーズ3A)が加入する。メジャー通算33発の新外国人は一塁の他、外野としての起用が濃厚。ソト、ロペスとの併用を兼ねた上で、さまざまなオプションを蓄えておく。充実した戦力を整え、来季こそセ界の頂を狙う。

ロペス選手はまずファースト以外は守りませんから、ソト選手が一塁ならロペス選手は使えません。外国人枠は限られていますから、ロペス選手が2軍で過ごす期間があることも想定される発言です。私は、ロペス選手のこれまでの実績と貢献を考えると少し寂しい気もしますが、チームが筒香選手とロペス選手を頼らなくても戦えると指揮官が判断しているのだと、前向きに捉えたいと思います。

そして守備に難のあるソト選手をセカンドで使うのは、スタメンのレベルで打てるセカンドが他にいないからですが、監督は来季は他のセカンドの当てがあるのだとも取れます。柴田選手も今季終盤打撃に成長を見せなしたが、まだ打撃に難のある大和選手と柴田選手の二人を打線に置けるほどのレベルではありません。期待されるのは、やはり伊藤裕選手です。伊藤選手は現在行われているアジアウィンターリーグの第4戦韓国戦で4番セカンドで出場し、第1打席で先制のホームランを打っています。

無失策王か、ホームラン王か――ソトVSロペ!DeNA激アツ一塁手争いゴング スポニチ [ 2019年11月28日 05:30 ]

メジャー通算33本塁打の新外国人・オースティン(前ブルワーズ)について「右翼になると思う」と明言
 
 「新しい試みです。ロペス、ソトで一塁を守らせることを考えている。ソトが一塁をある程度のレベルでできれば、オプションがかなり増える」

外国人枠を野手が3人占める可能性も「ないことはない。うまくマネジメントできれば」という。〜助っ人たちのこれまでにないハイレベルな争いが、22年ぶりの優勝を狙うチームを活性化させる。 

オースティン選手は筒香選手の抜けるレフトだと思っていましたが、ラミレス監督はライトを想定しているようです。昨季のMLBのオースティン選手はレフトが多かったですが、マイナーではライトを守ることが多かったです。守備は上手いとは言えませんが、ソト選手のうように全くダメというわけではありません。パワフルな守備と評された方がいましたが、プロレスラーのような頑丈な身体を活かし、少々のことでは壊れないぞという思い切ったダイビングキャッチがしばしば見られそうです。肩も強そうです。

オースティン選手がライトなら、レフトは日本人選手が守ることになります。その筆頭候補は佐野選手ですが、比較的守備の負担の少ないレフトですから、抜群のバットコントロールがあっても守備には難のある楠本選手にもチャンスが増えるかも知れません。逆に、オースティン選手のライトは、私がライトに期待していた梶谷選手の評価が、あまり高くないことを示しているのかも知れません。

【DeNA】新外国人・オースティンの「ハードヒット率」は大谷翔平よりスゴイ

スタットキャストが導入されて以来、全打球のスピード(初速)が分かるようになった。それにより、全打球のうち95マイル(約153キロ)以上の打球が何本あるかで“ハードヒット率”を出している。今季のオースティンは47・7%。これはメジャー全体の28位(エンゼルスの大谷は47・1%)に相当、強烈な打球が多い選手でもある。

左腕キラーで通算33本中18本(打率2割5分3厘)放っているが、右投手には15本で打率は1割9分4厘と苦にしているのが玉にキズながら、日本の右投手との対応をロペスやソトのように会得すれば、本塁打量産は可能だとみた。 

もっともオースティン選手が全く打てなければどうしようもありません。チーム全体の攻撃力を考えると、 オースティン選手にはある程度以上打ってもらわなければなりません。パワーは間違いありません。なかなか見られないような強烈な打球を、何度も見せてくれるでしょう。しかしその前にバットにボールが当たらなければなりません。オースティン選手に期待されるのは、打率は2割5分を切ったとしてもホームランを30本以上打ってくれることです。

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