9日土曜日の試合は4対3で勝利。この試合のヒーローはなんと言っても神里選手でした。

2番ライトで4打数4安打、うちツーベース2本。7回裏の2本目のツーベースは、決勝点となるタイムリーでした。5回裏の攻撃では、一死1塁からツーベースで2,3塁のチャンスを作り、筒香選手のセカンド内野安打で、2塁から見事な走塁で生還し、一気に2点を入れています。


今日は社会人日本選手権の決勝が行われ、細山田捕手、ロッテのドラフト2位藤岡遊撃手などを擁するトヨタ自動車が、日本生命を破って優勝しました。DeNAのドラフト2位、日本生命の1番打者神里選手は、この大会でもいい活躍を見せていましたが、今日はなかなか当たりがでませんでした。しかし0-3と3点差をつけられた9回裏の先頭打者として、その前の打席では空振り三振を喫していたトヨタの左腕投手の低めスライダーをうまくすくい上げて、ポテンヒットになってもおかしくないような当たりが相手外野手のエラーとなって、2塁に達します。その後神里選手は犠牲フライでホームを踏んで1点は返しましたが攻撃もそこまでで、日本生命は1-3で敗れました。

神里選手がプロでどこまで通用するかは未知数ですが、適応力のある打撃と足の速さを、この大会でも見せてくれました。

神里選手の売り物が足の速さに加えて、はじめは抑えられていた投手に対しても対応していける、打撃の適応力であることは、この1試合の中でも見せていたようです。春先にはプロの投手の投球についていけていませんでしたが、今は力のあるストレートにも負けないだけの打撃を見せています。春先とは打球音が違います。

もうひとつの長所は、おそらくメンタル面の強さでしょう。キャンプを1軍でスタートしたのに、すぐに故障で2軍キャンプへ。その時ツィッターでつぶやいたのは「やってやる」のひとこと。落ち込むどころか、かえって闘志をかきたて、絶対に1軍に戻ってくるという強い気持ちがうかがえました。坪井打撃コーチは神里選手を評して「鈍感力がある」と言っているそうですが、少々の事には動じない、メンタルの安定があるということでしょう。

この試合の先発は濵口投手でしたが、5回0/3を3失点。6回表の近藤、中田選手に喫した連続ホームランがなければもっと良かったでしょうけど。その前の回5回表に、捕手と投手にヒットを許して招いた1,3塁のピンチを、西川、大田選手を連続三振で切り抜けたのは見事でしたが、そこで力を使い果たした感がありました。5回裏に筒香選手のセカンド内野安打で2点が入ったあとのベンチでの濵口投手の表情に、喜びがあまりなかったので、疲れが出ているのかとちょっと不安だったのですが、案の定いきなりの2者連続ホームランでした。

しかし濵口投手はもう大丈夫そうです。次の登板では、この試合よりさらに良い結果を出してくれるでしょう。

濵口投手が2本のホームランで同点とされたあと、続くレアード選手と、この日ホームランも打っている横尾選手を完璧に抑えて日ハムの勢いを止めたのは三嶋投手でした。あとは神里選手のタイムリーツーベースであげた1点を、エスコバー、パットン、山﨑投手が抑えて切りました。

神里選手は本当に楽しみな選手です。まだ外野のレギュラーを完全に手中にしたとは言えまず、あくまで桑原、梶谷、ソト選手らとポジションを争っているところですが、レギュラーにかなり近いところまで来ていると言ってもよいかも知れません。

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