過去の年度別株式トレード(投資)結果から生涯期待値を算出してみた。
確定申告の内容や特定口座の年度資料を集計したものである。
期待値は、最終的な「利益」を「総取得費」で割る。「利益」は税引き後で統一(特定口座分は税引き後だが、一般口座分はそうではないのでここを税率で修正)。期間は2002年から。それ以前は確定申告しておらずデータが残っていないため。

さて結果は・・・・、

・生涯期待値 +0.72%

イザナミでバックテストや最適分散の結果でいろいろ検討する場合の数値と比較すると、全然たいした数値じゃないとは思う(笑)。まあでもこんな数値でも市場から脱落することなく、長期間であればあるほど案外そこそこは稼げたことになる。

ただしこの数値には"株式投資"も含んでいるのでそれについて書いてみる。今はこういうやり方はまったくやっていないし、現在やっている方もまずいないと思うので、条件すべてを明かすことにする(笑)。

1.対象 日経225銘柄(銘柄の入れ替えがあるが、その時点の採用銘柄ということ)
2.条件 有配のもの(その時点で日経225銘柄で無配のものは除外する)
3.シグナル条件
・ボリュームレシオ(13日)が10以下
・終値+10%が終値(3日前)より小さい(つまり3日前に比べ10%以上下落)
・出来高上昇率が200%以下(出来高を伴う急落はちょっと警戒するほうなので)
4.仕掛け条件
・翌日成行
5.手仕舞い条件
・建値+5%オーバーで翌日成り行き
・ナンピンした時点で順に新しい建値にシフト

ただし2段か3段下までだったと思う。つまりナンピンで保有株が膨れても含み損のワースト2あたりまで株価が戻らないと永遠に持ち続けることになる。

6.ナンピン条件
・建値-4%アンダー
・ただし建値-4%割れ日をカウントし2回に1回のインターバルで"無限ナンピン"

シグナル判定の株価は終値のみ。高値安値は一切無視。

こういう株式投資でやってはいけないとされる2大項目、"ナンピンはするな!""塩漬けはするな!”をどちらも完全に無視した手法ということになる。つまり含み損など確定しなければ損ではない、投下資金はいつか回収できればそれで良い、と思えないとこれはまず無理だと思う。当初はいわゆる+5%-4%の固定幅ブレイク方式だったと思うが、手数料も当時は高かったしトレードでそこそこ稼げていたのでまあいいやとこういうやり方になった。当然2008年は真っ青になった(と思う、すっかり忘れたが・・・笑)。また日航もカネボウも投資した形跡がないので、当時配当があったのか無配だったかもわからないし、そもそもシグナルがなかったのかあるいはシグナルはあったが裁量で避けたのかは今となってはまったくわからない。とにかくこの投資法で少なくとも保有中の株が破綻に遭遇したことは一度もない。

結果はちゃんと集計していないが、毎年利益になっており(これは含み損は気にしないので当然・・・笑)、現在は保有株がまったくない、ということだけ書いておく。

こういうものもすべて含んだ期待値だが、それにしても小さい数値だなあとは思う(笑)。