この記事は、意外にこの事項について詳しく書かれた記事って少ないんだなあ、と思い自らが遭遇した情報を元に作成しました。
よって、真偽の程は保証できません。別にどこかの書店の店員ってわけでもありませんので…その点を了承の上ご覧ください。
さて本題に。
国内で発売されるコミックス、文庫には、
・雑誌扱い
・書籍扱い
・MM扱い


の三種類があります。
まず初めの雑誌扱いについて。
大抵のコミックス(集英社JC、講談社週マガKC、小学館サンデーコミックス他多数)はこれに分類されます。
雑誌とコミックス、やはり別名称で呼ばれていますが、分類的には近いものがありますね。この二つで大きく違うのは、やはり「重版をかけるか否か」でしょう。

大抵のコミックスは、完売して在庫切れが多数発生すると重版がかかります。そして「○月●日重版出来」として情報の一部は書店向け広報誌(トーハン週報)に掲載されます。

場合によっては、初日の売れ行きを見て早めに重版をかける場合があります。数日で売り切れて、しばらく後に再入荷、というパターンがこれに該当します。最近では「ヘタリア」や「神のみぞ知るセカイ」がどうもそのいい例みたいですね。

そして雑誌ですが、ほとんど重版はかかりません。一部を除き、大多数の雑誌は次号が出る直前まで店頭に並んでいることがあります。つまり「売れ残り」ですね。売れ残った分は、次号が入荷する前から入荷直後に取次に「返品」されます。書店に行けばそのような段ボールを見かけることもあるでしょう。つまり、重版してもその分売れる見込みがないので、重版が行われることがないのです。

しかしどんな事項にも例外はつきもので、昨年11月に発売された「ジャンプSQ.」は初版50万部が凄い勢いで売り切れ、異例の重版がかかりました。TVのニュースでご覧になった方も多いでしょう。
その次の創刊第2号も数日で売り切れ、その場の勢いでは目を見張るものがありました。今は落ち着いているようですね。

この雑誌扱いの問題点は、「公式発売日が守られるとは限らない」という点です。POP、挟みこみチラシ等で告知される発売日は、首都圏基準のものです。全国一斉発売ということが出来ない理由は、この発売日に合わせて全国に出荷されるからです。ならば早売りって…?それに関してはここでは省略。ただ、発売日+何日かは地域によって大体決まっているので、確実な入荷日は簡単に予測できます。

肝心の見分け方ですが、「C9979」または「雑誌○○○○○-○○」と本の裏に記されているものは、雑誌扱いです。コミックスの場合は両方ある場合が殆どです。


次に、書籍扱いについて。
一部のコミックス(エンターブレイン、オークス、角川系、ソフトバンク等)と多くの文庫本はこれに分類されます。

書籍扱いの場合、「発売日までに全国に並べなければいけない」決まりがあるようで、公式発売日の3日以上前に書店に並んでいることが多いです。遅かれ早かれ、告知された発売日に行けばよほどの事情がない限り書店には並んでいます。電撃文庫を例に挙げると、毎月10日発売となっていますが、実際はかなり変動しています。9月の新刊は近所でも6日に並べているところがありました。雑誌扱いとは違い、その日になるまで正確な発売日はわかりません。
通常雑誌扱いのコミックスにたまに限定版、特装版と称して、別冊等付録が付くことがあります。この場合、商品自体は書籍扱いになるので、発売日より早く店頭で発見できます。
3/6訂正:
最近では「ぱにぽに」の11巻が該当しますが、特装版、通常版共に雑誌扱いの例外もあるようです。


見分け方ですが、「C0979」「C0136」「C0076」「C0236」のいずれかが裏にある場合は書籍扱いです。この他にも分類コードがあると思われます。

最後、MM(マルチメディア)扱いについて。
小冊子では済まない豪華な付録が付くコミックス、例をいえば講談社のOAD付きコミックスがこれに該当します。
他の二種と違う点は、「買切商品」であることです。各書店があらかじめ注文数を決定し、その数に従って届けられることになります。
それゆえ、二度の入荷は殆どあり得ません。売り切れたら終了。そして発売日は早まってほとんど頼りになりません。下手すると発売日前に売り切れる店もあるくらいです。

いずれにしろ、確実に手に入れたい人は予約を!というのは間違いありませんね。注視すれば、本に挟みこみの予約シートに分類がほぼ100%書いてありますね。私は直前発表の購入特典のせいで情報が出ても予約はしませんが、それはまた別の話。

ここまで駄文を読んでくださり、有難うございました。ちなみに、来月発売のローゼンの新装版7巻はMM扱いです。

■参照記事
雑誌コード - Wikipedia
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