徳島県牟岐町
旧国道55号(内妻あじさいロード)にあるコンクリ隧道

旧国道55号(内妻あじさいロード)にあるコンクリ隧道

西側坑口に向かって右側

記念樹

請負人 姫㙒玄二郎

大正十年十月植之

この枠内には何も書かれてないような…

その対面に説明看板



記念樹

請負人 姫㙒玄二郎

大正十年十月植之

この枠内には何も書かれてないような…

その対面に説明看板


この松坂隧道は、当時四国一の難所として知られた「八坂八浜」の
道路開削事業の一環として作られました。 1920(大正9)年9月
に起工し、翌1921(大正10)年7月に竣成された このトンネルの
延長は88m、幅5.2m、高さ4mで、現場にてコンクリートを打ち込む
工法を用いたトンネルとしては国内最古であると確認されました。
道路開削事業の一環として作られました。 1920(大正9)年9月
に起工し、翌1921(大正10)年7月に竣成された このトンネルの
延長は88m、幅5.2m、高さ4mで、現場にてコンクリートを打ち込む
工法を用いたトンネルとしては国内最古であると確認されました。
コンクリートが国内に伝わったのは明治期でありましたが、当時の
技術者にとっては依然として「未知の技術」であり、石やレンガ造り
が主流の時代にこの工法を用いた技術者達の進取の精神の素晴らしさ
と共に、現存するこの最古のコンクリート製トンネルを近代土木遺産
として後世に残すものである。
技術者にとっては依然として「未知の技術」であり、石やレンガ造り
が主流の時代にこの工法を用いた技術者達の進取の精神の素晴らしさ
と共に、現存するこの最古のコンクリート製トンネルを近代土木遺産
として後世に残すものである。