6世代オン対戦が完全に終了したため、取り留めもなくつらつらと書きなぐり投稿。
自分が何故メガガルを使えないか考察した副産物でもあります。

目次というか簡易内容
1.6世代シングルのメガガル簡易・・・処理安定しないよね。
2.6世代シングルのメガガル弱点について・・・対応可能範囲の広さが弱点。きっとね。
3.メガガルが使えない・使えなかった理由推察・・・思考的な問題じゃないかなぁ。



1.6世代シングルのメガガル簡易
自分が何故メガガルを使えないか使えなかったかはひとまず置いておいて、主題であるメガガルーラの弱点について。
基本的にあのバケモンポケモンに 弱点は無いです。
え?タイプ的には格闘タイプが弱点じゃんって(そんな揚げ足取りみたいな事言う人はそうそう居ないでしょうが)言われるかもしれないですが、バシャは初速で身代わりを貼られる可能性があり、ルカリオは初速で同速負けして倒される危険性があり、遅い格闘タイプはねこ捨て身やねこ捨て身耐え調整でもどこかで急所を貰ってそのまま乙なんて 事もあるでしょう。じゃあ速い格闘タイプ使おうかと思っても裏にクレセ・ガルド・ゲンガー・アローなど格闘の受け先はガル入りの構築なら少なくとも 2体はいるでしょう。

上の事で何を言いたいか。

結局のところ運や択が絡んでしまうため安定した処理ルートが存在しない(物理受けで受ける事も然り)。


2.6世代シングルのメガガルの弱点について
じゃあメガガルの弱点は無いのか。
それはYESでもありNOでもある、と私は考える。
上でもあげた通り、安定した処理ルートが存在せず、また性能が圧倒的なためメガガル自体には弱点は無い。
…無いように見えますが、対応範囲の広さが唯一メガガルーラの弱点として挙げられます。
 
普通ならば、対応範囲の広さというのは弱点ではなくむしろ強い点として挙げられる項目でしょう。
何故対応範囲の広さが弱点となり得るのか。

対応範囲の広さが弱点となり得る事を説明するためには、シングル対戦における選出方法について解説しないといけませんのでそちらから解説していきます。

あくまで自分の考えというだけなので一般的なものではありませんが、選出方法は大きく分けて3つ種類があると考えられます。

一つ目はパターン選出。相手の構築や並びから前もって決めておいた選出をする方法ですね。特に考察を進めている強者の方がやっていることが多いイメージです。
二つ目は積極的選出。要は、勝つための選出です。初手を読んでそれの対策ポケを初手に投げていったり、特定のポケモンを切る考え方をする選出方法です。
三つ目は消極的選出。これは、出し負けが少ないポケモンを初手に投げることが多く、また特定のポケモンを切るということを(よっぽどの状況じゃない限り)しない選出方法です。ようは負けないための選出です。ピンポイント気味のポケモンよりも、相手の構築に対して汎用性の高いポケモンを投げることが多いです。

上であげた選出方法の中で問題となり得るのは消極的選出です。
消極的選出と重なった時にメガガルの対応可能範囲が弱点となってしまうと考えられます。

 メガガルーラはその性能と技範囲によって、出し負けというものが圧倒的に少ないです。そのため、ついつい無意識的に初手に投げやすくなってしまいます(その結果普通に初手出し3タテ勝利も普通にあるのがメガガルなのだが)。その結果、まず選出に入っているであろう相手のメガガル対策ポケが万全の状態で控えているケースが多くなり(もちろんそれも突破しかねないのがメガガルなのだが)、メガガルをあっけなく落とされて結果負ける…ことが多くなりやすいと考えられます。

また、メガガルはノーマル単という性質上メタ対象が乏しく、技の通りが非常に良い上に先制技も持っているためなんとなくで選出しがちなポケモンであり、その結果相手の選出3体に対しての刺さりが微妙でメガガルが若干腐ってしまい負けてしまう…ことも多くなりやすいと考えられます。

もちろんメガガルを初手に出すことも、所謂消極的選出も悪い点ばかりでは無いということを言述しておきます。

相手のメガガル初手出しやすさを最大限まで引き上げ、初手でメガガルを処理して裏を通す考えで組んだのがこの対対面構築として組んだアグノムゲッコウガ構築です。
また、同じく初手出しやすさを最大限まで引き上げた上で、メガガルもしくはメガガルが引っ込んで出てきた受けポケを起点にして勝つことを目指したのがこのカラマネロ入構築です。


 3.メガガルが使えない・使えなかった理由推察
自分がメガガルを使えなかったのは、上で記述したメガガルの弱点を引き出してしまう消極的選出だからというのが一番の原因だと考えられます。ついつい初手に出してしまう。他のポケモンを出して腐るのが怖くてごまかせるメガガルを選出してしまう。その結果簡単にメガガルを処理されてしまって負けに直結する。簡単な事ですがアグノム構築を作るまで気づけませんでした。
また、自分はどうにもメタを貼る思考が性に合っているらしく、相手のメタを打ち破る練習を怠ってきました。それも理由の一端でしょう。 

まとめ
書き上げるのに非常に難産で、もっと別の内容も書きたい感じはありましたが自分の文章力と時間の関係上、これで私の6世代の区切りにしたいと思います。(最後の対戦で使ったのがカラマネロ入というのもなんともしまらない感じですが。)
いよいよサンムーンも発売まであと2日となり、次の環境がどうなるのか今から楽しみです。
6世代同様7世代でもオフで相手の悲鳴が聞けるように頑張りたいと思います。