2018年02月07日
妊婦健診、同性と生きていくという現実
半次郎だ!
先日、毎月恒例の妊婦健診にU●とともに行って来た。
U●はひとりで大丈夫と言ったが、俺は頑として譲らず同行した。
別居してようがなんだろうが、U●が俺の赤ん坊を孕んでいるという事実は確固たるものだ。
傍から見れば夫としてとてつもなく無責任な状態であるという事実もまた確固たるものなんだがな(汗)
でも、世間がどう言おうがU●と俺、そしてK太の3人で協力しあって子育てしていくと決めた。
もちろん生まれる前の段階から出来る限りのことはやり抜いていきたいと思っている。
この日は午後から会社を半休した。
U「そんな大げさに考えんでもええやん(笑)」
産婦人科に向かう道中、俺があまりに悲壮感たっぷりに見えたようで、U●は呆れるように笑いながら運転してる俺にそう言った。
半「どこがおおげさやねん!全然おおげさちゃうやろ?おまえだってこれから一人で不自由することどんどん増えてくんやで?」
U「そらそーやけど・・・でもだからってそこまでカッチカチに決め付けて行かなくてもええやん?困った時はヘルプ頼むって言うたやんか!おかげさまで母子共にすこぶる健康やしな。」
半「それはセンセが決めることや!お前が判断することちゃうねん!」
U「おぉ~こわぁ~・・・では今日もたっぷりお世話になります~っと(笑)」
・・・U●はどこまでが本音か全くわからなくて困る・・・。
うしろめたい気持ちの裏返しで俺が無理してるんだろうと思ってるのだろう・・・。
俺は無理はしてるつもりは毛頭ないが、相変わらず「これで良かったのか?」という不毛な自問自答は続いてるし、たまにうわーっと叫びだしたい気持ちになることもある・・・。
でも、U●が内心抱えている不安に比べたら屁みたいなもんだと思うのだ。
23歳で実質シングルマザーを選択するってのは相当な覚悟だ。
もちろん、本人自身は、俺らに最初からヘルプを予告してるので、世間一般的なシングルマザーとは少し違うんだがな・・・。
俺としても、子供が生まれてくるのを心底楽しみにしていたのは事実なわけで、だからこそU●に疎まれても、父親として出来る限り務めを果たして行きたいと思っている。
もしかして、別居してからの方がその思いは強くなったかもしれない・・・。
半「それはともかくよ・・・今日あたり・・・ぼちぼち・・・わかるんかな?!」
U「やっぱり・・・なんやかんや託けて、性別を早う知りたくて今日無理矢理着いて来たんやね!(笑)」
半「それだけちゃうわ!それも込みやっちゅう話や(汗)・・・前回センセ言うてたやん、次回あたりわかるって・・・」
何度か書いてるが、俺は女を期待してる。
一姫二太郎っていうしな。
・・・しかし・・・
よくよく考えたら、それは俺とU●がこの先も子作りを続ける場合の話なわけだ(汗)
だが!
別居結婚という形になったいま、この先U●が俺の子供を授かる可能性はゼロだ・・・おそらく・・・。
そう考え至ると、俺はなんとも言い知れぬ喪失感を覚えた・・・
今後・・・自分の子孫を残す可能性を自らの手で閉ざしたという事実に今更ながら気づいたのだ!
K太という心の底から愛せるパートナーを得たという喜びに浮かれてばかりいたが、同性と生きていくというのはそういう現実と表裏一体なのだと思い知らされたのだ・・・。
U「・・・・・だったろやろ?・・・おーい!半ちゃん聞いてんの?」
U●がなんか聞いてたようだが、全く耳に入ってこなかった(汗)
半「・・・ご、ごめん、なんやっけ?」
(今さら、そんなこと考えても仕方ない!)
(一人でも授かってありがたいと思わなあかんやん!)
必死で前向きなことを考えるようにした。
U「もーなにぼさっとしてんの・・・事故るで!?仕事で疲れてるんのとちゃうの?」
(要らぬ詮索はされたくない!)
半「は?誰が運転してる思うてんねん!ゴールド免許やで?(笑)」
U「金でも銀でもダイヤでもどうでもええわ(笑)・・・前にな?半ちゃんいろいろ調べたら、かなりの確率で男の子が産まれるって出たんやろ?」
「こりゃもう赤ん坊の性別は確定だろ!?」
そうだったのだ・・・
もうこの論法で行くと、女が産まれる確率はほぼゼロということになる(汗)
だが・・・一人っ子が確定ならば、俺は男の方がいいんじゃねぇーか?と思い直していた。
別に家督がどうのこうのって古臭いことを言ってるんじゃない・・・。
一人で生きていくと決めた母親を・・・
海外進出を夢見る母親を頼もしくサポートしてってもらいてぇ・・・
そう思ったからだ。
子育てにはどこまで口出しできるかわからないが、出来る限り支えて行きたいと思っている。
その子供が俺たちの結婚生活に果たして理解を示してくれるのかは疑問だが・・・。
・・・
半「調べた限りじゃ女が産まれる確率はほぼゼロやった(笑)」
U「へぇ~んじゃどうなるか見ものやな(笑)」
半「見ものやな~って他人事みたいやん!お前の腹の子のことやで?(呆)」
U「そうやったわ(笑)」
・・・
そして病院に到着。
一通り検査が進む。
母子共に至って順調とのことだ。
まずは一安心だ。
初産でここまで体調が安定しているというのはホントにまれなことらしい。
ただ、逆に言えば体調が安定してなかったら、結婚生活はそのまま継続してたのかもしれない・・・。
今さらながら、ふとそんなタラレバなことを想った・・・
そして肝心のエコー写真!
先月よりもはっきりと形が見えてる!!
一生懸命生きている。
存在をアピールしてる・・・。
この子は紛れもなく俺の子供なのだ!
俺は感動で震えたが、涙は必死で堪えた。
ま、U●には丸わかりだったようだが(爆)
そして!
果たして性別は・・・?
・・・
半「・・・あの・・・せんせ?」
U「うわ(笑)」
半「うわってなんやおまえ(汗)」
先「ほほぉ~・・・!」
半「ほほぉ~ってなんすかセンセ(汗)」
U「これ・・・笑えるわ(笑)」
先「めっちゃシャイな子みたいやね(笑)」
なんやそれ!
いらっ来るわーーー!!!
なんなんだ!
二人ともわけわかんねぇこと言いやがって!!
半「一体何が笑えるんや!シャイってどういうことすか!?」
先「プハハハ!ゴメンさい、ご主人(笑)」
U「半ちゃん・・・残念やったね~(笑)」
???
元気なんだろ?
残念ってどういうことだよ!!?
先「ご主人、残念ですが今日は性別はわからないですね・・・」
U「半ちゃん、これこれ!よう見てみ~?横向きやし足でオマタ隠されててわからへんねん(笑)」
・・・
言われてみれば・・・確かに・・・見事に・・・実に見事に隠れてる(汗)
まるでどっかの裸芸人のように(爆)
俺が落胆したのが丸わかりだったようで・・・
先「元気に育ってますから来月にはわかると思いますよ。」
U「ってことだそうで(笑)・・・また来月もドキドキできるんやし良かったやん(笑)果報は寝て待てってな(笑)」
半「なんやそれ使い方ちゃう気もすんねんけどなぁー(落)」
・・・
ってことで残念ながら今回も性別はわからず仕舞いだったのだ。
来月には報告できる・・・予定だ。
それにしても・・・
同性と生きていくことの現実を目の当たりにしたこの気持ち・・・。
俺としてはガツンとハンマーで殴られたような衝撃を味わった。
K太にこのなんとも言えないもやもやした気持ちを聞いて欲しい衝動に駆られているが、なんとか俺は堪えている。
K太だってきっと楽しい気持ちにはならない話だろうし・・・
それに最近残業で帰りが遅い日が多いし余計なことで煩わしたくねぇしさ。
そもそも、話したところで何も変わる訳もないんだしな・・・。

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先日、毎月恒例の妊婦健診にU●とともに行って来た。
U●はひとりで大丈夫と言ったが、俺は頑として譲らず同行した。
別居してようがなんだろうが、U●が俺の赤ん坊を孕んでいるという事実は確固たるものだ。
傍から見れば夫としてとてつもなく無責任な状態であるという事実もまた確固たるものなんだがな(汗)
でも、世間がどう言おうがU●と俺、そしてK太の3人で協力しあって子育てしていくと決めた。
もちろん生まれる前の段階から出来る限りのことはやり抜いていきたいと思っている。
この日は午後から会社を半休した。
U「そんな大げさに考えんでもええやん(笑)」
産婦人科に向かう道中、俺があまりに悲壮感たっぷりに見えたようで、U●は呆れるように笑いながら運転してる俺にそう言った。
半「どこがおおげさやねん!全然おおげさちゃうやろ?おまえだってこれから一人で不自由することどんどん増えてくんやで?」
U「そらそーやけど・・・でもだからってそこまでカッチカチに決め付けて行かなくてもええやん?困った時はヘルプ頼むって言うたやんか!おかげさまで母子共にすこぶる健康やしな。」
半「それはセンセが決めることや!お前が判断することちゃうねん!」
U「おぉ~こわぁ~・・・では今日もたっぷりお世話になります~っと(笑)」
・・・U●はどこまでが本音か全くわからなくて困る・・・。
うしろめたい気持ちの裏返しで俺が無理してるんだろうと思ってるのだろう・・・。
俺は無理はしてるつもりは毛頭ないが、相変わらず「これで良かったのか?」という不毛な自問自答は続いてるし、たまにうわーっと叫びだしたい気持ちになることもある・・・。
でも、U●が内心抱えている不安に比べたら屁みたいなもんだと思うのだ。
23歳で実質シングルマザーを選択するってのは相当な覚悟だ。
もちろん、本人自身は、俺らに最初からヘルプを予告してるので、世間一般的なシングルマザーとは少し違うんだがな・・・。
俺としても、子供が生まれてくるのを心底楽しみにしていたのは事実なわけで、だからこそU●に疎まれても、父親として出来る限り務めを果たして行きたいと思っている。
もしかして、別居してからの方がその思いは強くなったかもしれない・・・。
半「それはともかくよ・・・今日あたり・・・ぼちぼち・・・わかるんかな?!」
U「やっぱり・・・なんやかんや託けて、性別を早う知りたくて今日無理矢理着いて来たんやね!(笑)」
半「それだけちゃうわ!それも込みやっちゅう話や(汗)・・・前回センセ言うてたやん、次回あたりわかるって・・・」
何度か書いてるが、俺は女を期待してる。
一姫二太郎っていうしな。
・・・しかし・・・
よくよく考えたら、それは俺とU●がこの先も子作りを続ける場合の話なわけだ(汗)
だが!
別居結婚という形になったいま、この先U●が俺の子供を授かる可能性はゼロだ・・・おそらく・・・。
そう考え至ると、俺はなんとも言い知れぬ喪失感を覚えた・・・
今後・・・自分の子孫を残す可能性を自らの手で閉ざしたという事実に今更ながら気づいたのだ!
K太という心の底から愛せるパートナーを得たという喜びに浮かれてばかりいたが、同性と生きていくというのはそういう現実と表裏一体なのだと思い知らされたのだ・・・。
U「・・・・・だったろやろ?・・・おーい!半ちゃん聞いてんの?」
U●がなんか聞いてたようだが、全く耳に入ってこなかった(汗)
半「・・・ご、ごめん、なんやっけ?」
(今さら、そんなこと考えても仕方ない!)
(一人でも授かってありがたいと思わなあかんやん!)
必死で前向きなことを考えるようにした。
U「もーなにぼさっとしてんの・・・事故るで!?仕事で疲れてるんのとちゃうの?」
(要らぬ詮索はされたくない!)
半「は?誰が運転してる思うてんねん!ゴールド免許やで?(笑)」
U「金でも銀でもダイヤでもどうでもええわ(笑)・・・前にな?半ちゃんいろいろ調べたら、かなりの確率で男の子が産まれるって出たんやろ?」
「こりゃもう赤ん坊の性別は確定だろ!?」
そうだったのだ・・・
もうこの論法で行くと、女が産まれる確率はほぼゼロということになる(汗)
だが・・・一人っ子が確定ならば、俺は男の方がいいんじゃねぇーか?と思い直していた。
別に家督がどうのこうのって古臭いことを言ってるんじゃない・・・。
一人で生きていくと決めた母親を・・・
海外進出を夢見る母親を頼もしくサポートしてってもらいてぇ・・・
そう思ったからだ。
子育てにはどこまで口出しできるかわからないが、出来る限り支えて行きたいと思っている。
その子供が俺たちの結婚生活に果たして理解を示してくれるのかは疑問だが・・・。
・・・
半「調べた限りじゃ女が産まれる確率はほぼゼロやった(笑)」
U「へぇ~んじゃどうなるか見ものやな(笑)」
半「見ものやな~って他人事みたいやん!お前の腹の子のことやで?(呆)」
U「そうやったわ(笑)」
・・・
そして病院に到着。
一通り検査が進む。
母子共に至って順調とのことだ。
まずは一安心だ。
初産でここまで体調が安定しているというのはホントにまれなことらしい。
ただ、逆に言えば体調が安定してなかったら、結婚生活はそのまま継続してたのかもしれない・・・。
今さらながら、ふとそんなタラレバなことを想った・・・
そして肝心のエコー写真!
先月よりもはっきりと形が見えてる!!
一生懸命生きている。
存在をアピールしてる・・・。
この子は紛れもなく俺の子供なのだ!
俺は感動で震えたが、涙は必死で堪えた。
ま、U●には丸わかりだったようだが(爆)
そして!
果たして性別は・・・?
・・・
半「・・・あの・・・せんせ?」
U「うわ(笑)」
半「うわってなんやおまえ(汗)」
先「ほほぉ~・・・!」
半「ほほぉ~ってなんすかセンセ(汗)」
U「これ・・・笑えるわ(笑)」
先「めっちゃシャイな子みたいやね(笑)」
なんやそれ!
いらっ来るわーーー!!!
なんなんだ!
二人ともわけわかんねぇこと言いやがって!!
半「一体何が笑えるんや!シャイってどういうことすか!?」
先「プハハハ!ゴメンさい、ご主人(笑)」
U「半ちゃん・・・残念やったね~(笑)」
???
元気なんだろ?
残念ってどういうことだよ!!?
先「ご主人、残念ですが今日は性別はわからないですね・・・」
U「半ちゃん、これこれ!よう見てみ~?横向きやし足でオマタ隠されててわからへんねん(笑)」
・・・
言われてみれば・・・確かに・・・見事に・・・実に見事に隠れてる(汗)
まるでどっかの裸芸人のように(爆)
俺が落胆したのが丸わかりだったようで・・・
先「元気に育ってますから来月にはわかると思いますよ。」
U「ってことだそうで(笑)・・・また来月もドキドキできるんやし良かったやん(笑)果報は寝て待てってな(笑)」
半「なんやそれ使い方ちゃう気もすんねんけどなぁー(落)」
・・・
ってことで残念ながら今回も性別はわからず仕舞いだったのだ。
来月には報告できる・・・予定だ。
それにしても・・・
同性と生きていくことの現実を目の当たりにしたこの気持ち・・・。
俺としてはガツンとハンマーで殴られたような衝撃を味わった。
K太にこのなんとも言えないもやもやした気持ちを聞いて欲しい衝動に駆られているが、なんとか俺は堪えている。
K太だってきっと楽しい気持ちにはならない話だろうし・・・
それに最近残業で帰りが遅い日が多いし余計なことで煩わしたくねぇしさ。
そもそも、話したところで何も変わる訳もないんだしな・・・。

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この記事へのコメント
1. Posted by マリン 2018年02月07日 13:19
母子ともに健康で良かったですね。
元気に生まれてきてくれればどちらでも嬉しいもんですよ^_^
とは言え来月の報告楽しみにしてますが(笑)
余計なお世話ですが、K太さんは半ちゃんが悩み話してくれた方が嬉しいんじゃないでしょうか?
元気に生まれてきてくれればどちらでも嬉しいもんですよ^_^
とは言え来月の報告楽しみにしてますが(笑)
余計なお世話ですが、K太さんは半ちゃんが悩み話してくれた方が嬉しいんじゃないでしょうか?
2. Posted by 半次郎 2018年02月08日 07:43
マリン殿
コメントありがとうございます。
ホンマそういう心境になりました。
元気ならどっちでもいいっすよね。
コメントありがとうございます。
ホンマそういう心境になりました。
元気ならどっちでもいいっすよね。



