境界線


今日のサンマロは快晴、最高気温は21℃、

爽やかな夏日です。

なかなかゆっくりとお散歩ができる時間が取れなかったのですが、

近くの野原まで短いお散歩に行き、

ブラックベリーとノラニンジンを摘んで、

庭に咲いている蔓バラと額紫陽花を一緒にアレンジしました。


「野の花」とはいっても、

やっぱり日本の野の花と、こちらの野の花は

趣が違うと思うけれど、それは僕の偏見だろうか。

日本の野山の花姿、こちらの田舎の花の姿、

それぞれを敬いつつ、いけていると、

区別しているつもりは無くても、

やっぱり日本では、何処か和の趣になり、

こちらではこちらの洋の趣のあるものになる。

当たり前なのだけれど、それがちょっとだけ寂しい気持ちになる。

花材の選択の問題だと、わかってはいるけれど、

そういう境界線を超えた、シンプルに「自然の美しいさ」というものが表れた

そんな花姿はないものだろうか。




いつか、僕の花も、僕自身の心持ちも意識も、

その境界線を超えた域に辿り着けたたら と

そう思っている。









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サンマロにて


今、ブルターニュ地方のサンマロに来ています。

今年、パリも日本も例年にない猛暑のようですが、

ここサンマロは、とても過ごし易い爽やかな陽気です。

いつもなら、昼食後のお散歩で 草原の花を摘んでくるのですが、

訳あって、今週はそれが出来ませんでした。

でも、ちょっとだけ時間がある時には、

庭の花を少しだけ摘んで活けたりしながら、日々を過ごしています。



やっぱり僕は、田舎の自然の中にいるのが好きだなあと思う。

若い頃は、都会に憧れたものだった。

大学入学と共に、水戸を離れて、

東京、パリと、25年近く都会の中で生きて来たけれど、

今は、いつの日か自然に溢れた四季の色濃い田舎で暮らしたいと思う。

きっとこれも母の影響だろうか。


「私は、木のないところには暮らせないなあ…」


昔、二人で東京の街を歩いていた時、

母が、ふとそう言ったことがあった。



どんなに寂しくても辛くても、悲しくても、

自然が四季折々に見せてくれるその様に

時に心癒され、そして時には励まされながら

母はあの場所で、日々を生きていたのだろう。

あの母の言葉の意味が

今頃になって身に沁みて分かる様な気がする。



そして、そんな心の襞を僕にくれたのは、やっぱり母だと思う。

僕の中に、母が未だ生きていると思えるのは、

そんなことを思う時だ。



ひぐらしの声も、風鈴の音も、虫の声も聞こえないけれど、

遠くから波の音がする、サンマロの夏の日暮れどき

冷んやりとした風が、頬を撫でていく。



僕の夏休みが始まった。






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ベニスモモとクレマチスの装花



今日 ブルターニュのサンマロに到着しました。

本当は来週からの予定だったのですが、

訳あって、1週間早いヴァカンス入りです。


今日のサンマロの最高気温は20度、最低気温は16度、

パリと比べて涼しく、暑さが苦手な僕にとって、とても過ごし易い。

これから、暫くの間サンマロの自然と一緒に過ごします。



写真は、先日のレッスンの後に、残った花材で作った作品。

ベニスモモとガマの穂、キャロットフラワー、クレマチスを合わせ、

全体にブラックな印象に仕上げました。


僕はいつも、公共のバスを使って仕入れをしているので、

大きな枝物を仕入れるには、かなりの勇気が必要ですが、

前回のレッスンでは、どうしてもこのベニスモモが欲しくて頑張って仕入れました。

やっぱり大きな枝物があると、活けるのも更に楽しい!

頑張って仕入れた甲斐がありました。




さてこの夏、ここサンマロでどんな花と出会えるのだろう。







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PROFILE

安蔵 博

東京芸術大学音楽学部声楽科 及びパリ・エコール・ノルマル音楽院卒後演奏活動を展開するが、2013年、以前からの憧れであったフローリストへの道への移行を決意。Atelier Tige Paris,ジョルジュ・フランソワ、ヤニック・スージニエイヴの各氏に学び、2015年 『ATELIER FLEURISME PARIS アトリエ フルリズム パリ』を設立。フラワーレッスンを開講している。

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