※by apachi※

熱く終わらないと思っていた夏なのに
突然に秋の風が吹いてくる
北風に消された砂に書いたラブレター
気もつかず一瞬に過ぎた夏の夢

誰もいない寂しげな海の家
忘れ去られたビーチサンダル
置き去りにされた麦わら帽子
秋も来ないのに別れには早すぎる

突然に現れた青年との夏の始まり
身も心も鷲づかみにして消えた彼
風紋が波に呑まれて消えてゆく
突然の夏から秋への突然のうつろい
去ってゆく恋 心には秋の嵐がざわざわと