マダムの部屋

愛国女性のつどい花時計代表でもあるマダムが思った事など書いています。

2012年01月

『ぼくらの祖国』を読んでみました

去年暮れに『ぼくらの祖国』(扶桑社)という本が出版されたのをご存知ですか? 著者は青山繁晴さんです。青山さんはエネルギー安全保障や危機管理の専門家で、作家でもあります。テレビ、ラジオ出演や講演も数多くこなしていて、大変お忙しいようです。その忙しい青山さんが2年半ぶりに出した本ということで早速、買って読んでみました。

 青山さんがこの本を書くことになったきっかけは、ある若い母親が青山さんに「子供に読ませたい本がないんです」と言ったことだそうです。そこで子供もお母さんも一緒に読める本、受験勉強に苦しむ若者に読んでもらえる本を書こう、と思ったそうです。文字が大きいし、難しい漢字にはルビが振ってあるので、中学生ぐらいになれば十分読める内容です。小学生高学年ではちょっと難しいかも知れませんが、お母さんが読んであげればきっと理解できるでしょう。

 「祖国」という言葉が存在しているのに日本ではそれを口に出す人がいない、ということに私が気がついたのは外国で暮らしていた時でした。外国では自分の国のことを話す時「わが国」とか「私たちの国」「わが祖国」などと言うのに、日本人はなぜかその言葉を使いません。いわゆる保守の論客の方でも「この国」と言う方が多いのです。しかし「この国」という言い方は、例えば日本に住んでいる外国人が日本を指して言う言葉のはずです。自分の国をそんなふうに、他人のようによそよそしく呼ぶ国はありません。日本の常識は世界の非常識だということが、このこと一つを取ってみてもよく分かります。花時計の会員さんの中には海外在住の人もかなりいるのですが、おそらく外国で暮らしてみて初めて日本の非常識さ、異常さに気がついて、何とかしたい、と思ったのだと思います。

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 青山さんはこの本の中で

 ぼくたちが、この大地に足を踏みしめて生きることのできる土台が、祖国なのだ

 と書いています。「祖国」という言葉を無意識のうちに避けている私たち日本人は、足を踏みしめて立つ土台がない、ということになります。非常に不安定で、危なっかしい状態なわけです。


 この本を読んで驚いたことは青山さんってすごく行動的な人なんだってことです。普通の人が行かないようなところ、行きたがらないようなところに周りの反対を押し切ってどんどん行ってしまいます。何しろ東日本大震災の前に尿管結石や大腸癌の手術をしているのに、病み上がりの体で震災直後に東京電力福島第一原発の構内に入っている! 自衛隊の幹部の反対を押し切って硫黄島にも一人で行っている! 青山さんのその情熱に引きずられるような感じで読者もいつの間にか現場を歩いている気分になるから不思議です。

 青山さんの情熱の根っこにあるものはやはり「祖国」を守りたい、という気持ちなのだと思います。東日本大震災の時にも、住民に避難を最後まで呼びかけて自らは犠牲になられた方がたくさんいました。その方たちも、最期に考えたことはやはり「祖国」を守りたい、地域のおじいちゃん、おばあちゃん、子供たちを守りたい、ということだったのではないでしょうか?

 この本を読んで「祖国」について、お子さんと話し合ってみてはどうでしょうか? 定価1680円とちょっと高いので 近くの図書館にリクエストして見ても良いかも知れません。図書館は住民からのリクエストには必ず応えなければならないことになっていますので。

 私たちの子供や孫の世代が「祖国」という土台の上にしっかりと足を踏みしめて立つことができると良いですね そうしてやることが私たち、大人の責任だと思います。



 

 

 

 

 

竹島・慰安婦問題の真実

 去年暮れ、日本にとって衝撃的な出来事がありました。一つは韓国・ソウルの日本大使館の真正面に従軍慰安婦を象徴する少女の銅像が建ったことです。もう一つは野田首相と韓国の李明博大統領との日韓首脳会談で、なんと40分間も(!)李大統領が従軍慰安婦問題の解決を野田首相に迫った、と伝えられたことです。それが本当なら40分もの長い間、野田首相はそれをただ黙って拝聴していたのでしょうか?

 その後、北朝鮮の金正日総書記が死去するという緊急事態になったので、この問題は一時、棚上げになりました。しかし、北朝鮮のことが落ち着いたら韓国はまた従軍慰安婦の問題を蒸し返すことは間違いありません。その時、日本政府はどのように対応するのでしょうか?

 

 拉致問題も深刻ですが、韓国との間に抱えた竹島や慰安婦問題も実に厄介です。というのは、竹島は歴史的に日本の領土であることは間違いないし、慰安婦も日本軍が強制連行したものではない、ということは既に証明されているのです(花時計のHPQ&Aのコーナーでも解説しています)。にもかかわらず韓国はそれを認めようとしないで何十年も延々と嘘をつき続けた結果、国際社会で徐々に日本に不利な方向に世論が形成されてきているからです

 そのような中で21日、「新しい歴史教科書をつくる会」(http://www.tsukurukai.com)が結成15周年記念シンポジウムを開きました。竹島問題と慰安婦問題のそれぞれの第一人者を迎えてのタイムリーな講演・討論会になりました。


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      下條正男氏

 まず「新しい歴史教科書をつくる会」会長の杉原誠四郎氏が挨拶をなさった後、基調講演に入りました。まず拓殖大学国際開発研究所教授の下條正男氏が「竹島が日本領である明白な証拠」と題して複雑な歴史的経緯を資料をまじえて詳しく解説されました。つづいて慰安婦問題に長年取り組んでこられた歴史家の秦郁彦氏。タイトルは「ウソにウソを重ねる
従軍慰安婦」。1983年に『私の戦争犯罪―朝鮮人強制連行』という本を出した吉田清治という人間との驚くべきエピソードをユーモアたっぷりに話してくださいました。

 基調講演の最後は産経新聞ソウル駐在特別記者の黒田勝弘氏でした。韓国のテレビに出演し、韓国人顔負けの韓国語で堂々と日本人としての主張を展開なさる方です。日本の観光庁長官が観光客を増やすために韓国に行き、日本旅行をアピールした時の、これまた驚くべきエピソードを披露してくださいました。韓国人記者を相手に記者会見をしたあと、観光庁長官が突然、韓国の国歌「愛国歌」を歌い始めた 韓国人記者たちも唖然としていたそうです。

 

 第2部は、第1部の基調講演を受けての討論会でした。下條氏、秦氏、黒田氏、それに実業家で朝鮮問題研究家の松木国俊氏という豪華メンバーでした。いろいろな意見が出ましたが結局、竹島問題も慰安婦問題も日本人と韓国人の文化の違いから生まれたものではないか、という視点が面白かったです。誠意を尽くせば相手もきっと分かってくれるはずだ、と日本人は考えがちですが、それは韓国人には通用しません。事なかれ主義の政治家や官僚がその場しのぎに頭を下げてきた結果、事態はどんどんこじれて、ついに日本大使館の前に慰安婦の少女の銅像が立ってしまったのです。このことを私たちは直視しなければなりません。

 

 皆さんももし韓国旅行をすることがあったら(多分ないでしょうけれども)、ソウルの日本大使館の前に行ってみてください。在外公館の前にその国を侮辱する銅像を立てる国はおそらく世界で韓国しかないと思います。この銅像を撤去させなければ、私たちの子供や孫は韓国へ行くたびに恥ずかしい思いをしなければなりません。この問題を次の世代に持ち越さないためにも、いま頑張りましょう!

 

教育勅語や神話を教える乳幼児教室

日本を愛し、日本を取り戻すために活動している皆様ですが、家庭の中でも保守ですか?
ご家族とどのように話をして、お子さんをどのように育てていらっしゃいますか?
日の丸や君が代のこと、天皇陛下のことをどのように伝えていけばいいのか――団塊世代の両親に育てられた私には大きな課題で、日々模索中です。同じような思いを抱えている護国ママはきっと大勢いるはずです。


今日は花時計会員さんも通われている乳幼児教室のご案内です。
なんと東京都内で、教育勅語を取り入れた乳幼児教室が開催されているのです!

主催の(財)新教育者連盟は、もともと生長の家の一部組織だったところから分かれて独立した団体です。成長の家と乳幼児教室との関わりは全くないこと、また宗教団体から派生したという要素があったとしても、それを上回る素晴らしいプログラムだという判断からご紹介をさせていただきます。(通われている会員さんも生長の家会員ではありません)

教室見学は随時受け付けしているそうですので、興味のある方はぜひ問い合わせてみてください。

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明治神宮の杜で親子で学ぼう日本の心~乳幼児教室

(財)新教育者連盟では、30年以上にわたり0歳~3歳児とその保護者を対象とした乳幼児教室が開催されています。


≪内容≫
・皇居遥拝
・国歌斉唱
・教育勅語奉読(原文のまま声に出して読みます)
・古事記朗読(冒頭部分を声に出して読みます)
・礼法
・季節の歌、古事記紙芝居など

以上のような朝の会が終わった後、子供たちは先生方と一緒にお散歩に行きます。4月~10月は明治神宮敷地内の池や広場、11月~3月は東郷神社内を散策しながら歌を歌ったり、お話をしながら過ごしています。
母親たちは講師の先生について勉強をします。講義内容は毎回変わり、子供の良いところを引き出す教育法や、音楽教育、和歌、書道など。

《募集要項》
対象:0~3歳までの乳幼児とその保護者
会場:4~10月 主に明治神宮
   11~3月渋谷区神宮前穏田区民会館
日程:毎月2回(原則として第2、4火曜日)10時20分~12時20分
授業料:月額 乳幼児・保護者各3000円
入園料:5000円
年経費:5000円(教材費など)


《問い合せ先》
〒143-0021 大田区北馬込2-43-5ダイワ第1ビル3階
財団法人新教育者連盟
『乳幼児教室』係 担当:中谷・田本
Tel 03-3774-1688 Fax 03-3774-1689
http://www.shinkyoren.jp/ny-kyositsu.html


≪参加者より≫
0歳から3歳の子供はとても小さいですが、皇居遥拝や礼法などの雰囲気を体で学び、ごく自然に正座や起立をして参加をするようになります。まったく聞いていないかのように見える教育勅語や古事記も、いつの間にか浸透しているように思えます。
そして何より母親の私が、子育てに追われる中で静かに勉強をしたり、子供のことを和歌に詠んだりする喜びを感じています。

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4歳以上のお子さんを対象とした教室もあります。
黎明教育者連盟では、寺子屋や親子教室を開催しており、こちらにも花時計会員さんが親子で通われています。

日本を変えるにはまず教育から。子育て中の愛国者の皆様、注目ですよ

【転載】民主党の先生方へ

花時計応援者の方が書かれた文章です。
私たちが「民主党政権クーリングオフ・パレード」を行ってからはや1年半以上。民主党政権をクーリングオフしたい思いはますます強くなっています。その思いをずっとずっと訴えていくこと、圧力をかけていくことはとても大事と共感しました。

以下、転載大歓迎だそうです。
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民主党の本来の主張は、消費税を上げずに社会保障改革もするということでした。歴史的政権交代をもたらした公約の財源に、消費税増税は含まれていません。(※1)

それにも関わらず野田政権は、消費税の増税を政策に掲げています。このような政策を支持する議員を、私たち国民は支持できるわけがありません。

当初の公約にも反して消費税増税を強行するというならば、そのような議員は未来永劫、議員バッジを付けるには値しないでしょう。そのような嘘つき体質は、全ての国民に明らかにし続けていかねばなりません。

嘉悦大学教授 高橋洋一氏も、消費税増税法案の国会審議が行き詰まることを予測しています。(※2)

野田政権がこのまま消費税増税を強行するというならば、民主党の行いは、明らかに国民を騙して票を集めた詐欺行為に等しくなります。消費税増税法案を審議する前には必ず解散総選挙を行い、再度民意を問うことを切に願うものです。


■<※1>■
弁護士、衆議院議員・稲田朋美 増税の前にやるべきことがある
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120119/plc12011903270004-n1.htm
(産経 2012.1.19 03:27)
『民主党の本来の主張は、消費税を上げずに社会保障改革もするということだった。歴史的政権交代をもたらした公約の財源に、消費税増税は含まれていない。……公約撤回-謝罪から始めるほかないのである。』

■<※2>■
国内は4月以降に野田首相退陣、総選挙
ギリシャは完全破綻しユーロ崩壊
――嘉悦大学教授 高橋洋一氏
http://diamond.jp/articles/-/15742
(ダイヤモンド 2012年1月19日)
『消費税増税法案の国会審議が行き詰まる。増税法案の拙速さが国会で浮き彫りになり、野田政権の閣僚は国会審議で持たなくなる。野党は問責決議を出し、不信任案のかまえとなる。野田政権は総選挙で国民の信を問わざるを得なくなり、退陣する。しかも追い込まれ解散になる。』


【★転載希望★~★コピー大歓迎★】
★これに賛同頂ける方は、この文章、まるっと転載して拡散して頂けると嬉しく思います。何百、何千、何万の人がこれを日記にすれば、有効な圧力になるでしょう。

★また、メールやFAXなどを送って民主党議員に圧力をかけることも有効だと思います。

三橋貴明独演会に行って来ました

 昨年末、野田首相はTPPに参加するための協議を関係各国と始める、と表明しました。しかし、TPPに関してはさまざまな問題が浮上してきています。いわゆる保守の論客の中でも賛成派と反対派に分かれており、国民もTPPとは何なのか、まだよく分からないのではないか、と思います。

 そんな中、一貫して反対の立場から情報発信をしてきた三橋貴明氏の独演会が15日、東京・文京区民センターで開かれました。今、もっとも注目されている経済評論家の講演会ということで、日曜の夕方という時間帯にもかかわらず160名収容できる会場がほぼ満席になりました。

 
 講演会のタイトルは「
TPP亡国論 ショック・ドクトリンに騙されるな!」です。「ショック・ドクトリン」って知っていますか? カナダの作家、ナオミ・クラインが『ショック・ドクトリン』という本を書いています。これは1970年代に始まった考え方で、大きな自然災害などで国民がショックを受けて茫然自失状態の時、それを利用してどさくさ紛れに普段はできないような事業や改革をやってしまう、ということだそうです。スマトラ沖で大地震が起き、津波で大勢の人が亡くなったことはまだ記憶に新しいですが、津波で壊滅的な打撃を受けた地域を大規模なリゾート地として開発しよう、という動きがあったそうです。これも「ショック・ドクトリン」と言えるでしょう。

 
 三橋さんの解説によると、経済産業省と外務省は、①東日本大震災②財政危機という、二つの「ショック」を利用して
TPPを推進しようとしているし、さらに財務省は増税しようとしているそうです。そう言えばテレビや新聞などの大手マスコミはこぞってTPP賛成、増税賛成ですね。気味が悪いほど横並びの報道になっています。最近、ギリシャやイタリアの財政破綻のニュースを見ていると「日本も他人事ではない」「日本も増税しないともうもたない」とマスコミはしきりと危機を煽っていますが、三橋さんによれば「日本のデフォルトはあり得ない」そうです

 経済のお話は難しくてよく分からないのですが、要するに今、日本がやるべきことはTPPなどではなく①復興のための公共投資②デフレ対策、だそうです。つまり、野田首相がやっていることは本来、やるべきことの真逆なのだということが良く分かりました。

 

 私は数字が出てくるとそれだけで思考停止してしまうほどの経済音痴なのですが、三橋さんのお話は難しい専門用語もなく、グラフを見せながら一つ、一つ、データに基づいて解説して下さるので目から鱗がぼろぼろっと落ちる感じです。今日の独演会は主催者(士気の集い・青年部 http://blog.goo.ne.jp/morale_meeting)がDVDにして販売しているので、興味のある方、ご覧になることをお勧めします。これまで難解だった経済の仕組みがすっと頭に入ると思いますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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