キム・テヒという韓国の女優をご存知ですか? 最近では去年、10月23日にスタートしたフジテレビのドラマ「僕とスターの99日」に主演した女優です。しかしテレビや映画にそれほどよく出ているわけではないようです。私の周囲の知り合いに「キム・テヒって知っている?」と聞いても、みな「知らない」と答えます。ところが彼女は本業以外では実に有名な人なのです。わが国の領土、竹島(韓国名は独島=トクト)を強奪したまま実効支配を強めている韓国政府が「独島は韓国の領土」と国際社会にアピールするために展開している「独島愛キャンペーン」(このネーミングの感性も信じられませんね )のキャンペーンガールなのです。
2005年、スイス政府観光局から「スイス親善文化大使」に任命されたキム・テヒは弟のイ・ワンと共にスイスに行き、行く先々で「独島は韓国の領土」と何度も何度も繰り返しました。しかしのちにスイス政府観光局が出したコメントを見ると、スイスで彼女は必ずしも歓迎されたわけではなかったようです。スイスに滞在した10日間、彼女は観光局の許可なく「独島はわが国の領土」と書いたTシャツを着たり、空港でTシャツを配ろうとして局員に制止されたりしています。スイス政府にしてみればアジアへの観光をPRしてもらうために招待したのに、招待側の意図を無視してまったく関係ない領土問題を主張されたのですからさぞ不愉快だったことでしょう。
最近、タイの洪水被害を嘲笑って問題になった韓国のK-POPグループがいましたが、彼らの社会常識のなさはどこから来るものなのでしょうか? 日本人に対しては常に被害者を装うのですが、実は韓国人は小さな国や貧しい国、黒人などを軽蔑しているのです。韓国の学校では「韓民族ほど優秀な民族はない」と何の根拠もなく子供たちに教えているので、外国へ行っても周囲に気を遣うことを知らない若いタレントが多いのです。
2006年、日本コカ・コーラ社が爽健美茶のCMにキム・テヒを起用すると消費者から苦情が殺到しました。この時のコカ・コーラ社の対応は素早いものでした。1カ月後、キム・テヒのCMは打ち切られ、トリノオリンピックで金メダルを取った荒川静香選手のCMに差し替えられました。
去年の夏、フジテレビの韓流ごり押しに対する抗議デモが全国に拡大するなか、フジテレビは視聴者の声を無視して「僕とスターの99日」の放映を強行しました。しかしその直前に銀座で行われたフジテレビとスポンサーである花王に対するデモには550人が参加し、インターネット中継を見た視聴者は2万人にも上りました。
キム・テヒという一人の女優がこれだけの騒動を引き起こしていることを知りながら、「ロート製薬」は「雪ごこち」という化粧水のCMに3月からキム・テヒを起用することを決めたそうです。そのことに対する抗議デモが28日、汐留の「ロート製薬」前で行われました。平日なのでさほど人数は多くありませんでしたが寒風を吹き飛ばす熱気のこもった抗議活動になりました。ちょうど昼休みの時間帯で多くのサラリーマンが日の丸を掲げ、抗議をする私たちの様子をじいっと眺めていました。
その後、渋谷のハチ公前に場所を移し、街頭宣伝活動を行ないました。竹島問題をネタにしたコントが披露されると、足を止めて見る人が増えました。休日の渋谷駅で行なう街宣にも私は何度か行きましたが、平日のほうが聴衆の反応が良いように感じました。皆さんかなり熱心に聞いていたし、チラシを受け取ってくれる人も多かったようです。
ロート製薬前での抗議風景
ところで、なぜ「ロート製薬」は騒動になる事が分かっていながらキム・テヒをCMに起用したのでしょうか? これはまだはっきりとしたことは分からないのですが、おそらく広告代理店、電通の指示によるものではないか、と思います。2008年に通貨危機直前という状況に陥った韓国は2009年、「国家ブランド委員会」というものを政府が音頭を取って立ち上げました。政府が予算を出し、韓国のテレビドラマや映画、ポップスを外国に積極的に売りこもうというわけです。しかし日本のドラマやポップスに品質という点では太刀打ちできないことは韓国政府も知っていますからメディアを使って情報操作をする、という戦術に打って出ました。韓国の俳優や歌手が来日すると空港に「サクラ」を動員していかにも人気がある、売れている、今、韓流がブームだ、というムードを作ってしまうわけです。その韓国の国家戦略に加担しているのが電通です(電通と韓国との関係については花時計のHPのQ&Aコーナーをご覧ください)。
キム・テヒがどんな女優か「ロート製薬」が知らないはずはありません。知っていながらCMに起用するということは「ロート製薬」は日本の企業としての社会的使命を忘れた反日企業だ、ということです。もし3月に予定通りキム・テヒのCMが開始されたら皆さん、「ロート製薬」に抗議の電凸をお願いします!
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