マダムの部屋

愛国女性のつどい花時計代表でもあるマダムが思った事など書いています。

2013年11月

台湾へ行って来ました

 台湾に「李登輝学校」という学校があるのをご存知ですか? 2003512日に創立されました。1988年~1998年、台湾の総統だった李登輝氏を校長に迎え、運営は「李登輝基金会」がやっています。台湾は今でこそ民主国家ですが、なんと1988年まで中国国民党の蒋介石、将経国親子によって戒厳令が敷かれていました。台湾はつい最近まで戒厳令下にあったのです。戒厳令の下では政治活動の自由も言論の自由もありませんでした。1988年、李登輝氏が総統に就任してようやく戒厳令は解除されましたが政治の民主化、台湾人としてのアイデンティティーを育てる教育、文化活動など、さまざまなことが立ち遅れていることから「李登輝学校」が創られたそうです。

 「日本李登輝友の会」http://www.ritouki.jp/purpose.html では毎年、春と秋に「日本李登輝学校台湾研修団」を派遣しています。1121日~25日、私は今年20回目の節目を迎えた「日本李登輝学校台湾研修団」に参加したので、どういう旅だったかここにご紹介します。

研修団のスケジュールは座学と野外研修に分かれていて2日間は座学、つまり室内での講義で、2日間は野外研修です。今回の野外研修は台北では台湾大学を訪問し、後半は台湾中部の都市、台中へ行きました。参加者は36名でした。

 最終日には李登輝元総統の特別講義がありました。確か90歳の坂を越えられたのではないか?と思うのですがとてもお元気でした。心臓の手術をなさったと聞いていますがまったくそんな様子もなく、90分の講義は終始、熱のこもったものでした。さすがはアジアの「鉄人政治家」ですね~

 李登輝元総統は「鉄人政治家」ですが、また「哲人政治家」でもあります。中国の脅威という厳しい現実の国際政治に直面しながらも常に哲学的な思索をしていらっしゃるようです。今回の講義のテーマは「戦争はなぜ起きるのか」というものでした。いずれ雑誌に発表なさるそうなので、ここでは内容紹介はしませんがとても深い、考えさせられるものでした。ちょうど中国が防空識別圏を設定した、その日に李登輝先生の講義があったのですが、その件には一切触れませんでした。

 PB250869

歴史的判決! NHK逆転敗訴!

 NHKがなんと1万人もの視聴者に訴えられていた裁判のことをご存知でしょうか? 1万人の原告というのは史上最大です。この裁判の控訴審判決が1128日、東京高裁であり、NHKが逆転敗訴しました。原告の一人として本当に嬉しいです NHKはさまざまな理由でこれまで何度も訴えられてきましたが敗訴は今回が初めてだそうです。というのも裁判官は権威に弱いからです。日本の司法には幻滅している方も多いと思いますが、今回の判決でまともな裁判官もまだいるのだということが分かってひと安心ですね~

 平成214月にNHKは「JAPANデビュー・アジアの1等国」という番組を放映しました。これはシリーズで、第1回目が「台湾」でした。「JAPANデビュー」は明治時代、日本が近代国家として成長し、アジアの一等国として国際社会にデビューした歴史を検証する、という趣旨の番組でした。日本は日清戦争に勝って台湾を統治することになりました。だから第1回目の「台湾」では日本の統治の中身を検証するのが番組の目的でした。ところがNHKは台湾人にインタビューしておきながら、番組ではその発言内容を180度ひっくり返したのです!台湾の人たちは、日本の統治は必ずしも良い面ばかりとは言えないけれども、でも台湾の発展に大きく寄与してくれた、感謝すると言っているのに、まったく逆の字幕を流したのです。そして、なんと日本は台湾のパイワン族を「人間動物園」として見世物にしていた、と、とんでもないでっち上げをしたのです。インタビューに協力したパイワン族の人たちがびっくりして、怒るのは当然ですよね?

 私も当時、「JAPANデビュー」を見ましたが最初の音楽とオープニングを見ただけで不愉快になりました。オープニングの画面はさまざまな歴史上の人物や風景を一見、何の関係もなく出しているように見えますが、実は恐ろしい仕掛けがしてあったのです。ヒットラー、スターリン、ムッソリーニなどの独裁者の顔が出てきたあと、何気なく昭和天皇のお顔が出てくるのです! これは「サブリミナル」という、情報操作のやり方です。一見、関係のない断片的な映像を連続的に組み合わせて、それを見ている者の脳の中に無意識のうちに一つのストーリーを刷り込むのです。つまり、このオープニングでNHKは「昭和天皇は独裁者」というイメージを刷り込もうとしていたのです。そして、最後になぜか笑顔の毛沢東が出てきます。これも非常に暗示的です。「サブリミナル」はまともな報道機関なら絶対に使ってはならない「禁じ手」です。国民を洗脳するのが目的の共産主義国の報道機関ならともかくとして、民主主義国家の報道機関では「やったら恥」とされる行為です。

 第1回目からしてこんなヒドイ番組ですから、当然、視聴者からさまざまな批判が寄せられました。しかし、NHKはそれらの批判に真摯に答えようとしませんでした。そこでついに1万人訴訟が起こされたのです。今回の判決で須藤裁判長も指摘されているように、制作担当者の頭の中には「日本は台湾を侵略した」という先入観があり、その間違った歴史解釈に合うような証言や場面を都合よくつないだだけだったのだと思います。公共放送の看板を掲げるNHKのお粗末な実態が明らかになった番組でした。NHKが抱える問題はこのようなずさんな取材や歴史捏造だけではありません。本来、中立であるべき公共放送が先頭に立って偏向放送をしています。中国や韓国に極端に肩入れし、国民が知るべき事実を隠し、本質から国民の目をそらせようとする姿勢はまさに犯罪的です。NHKは国家反逆罪だ、と私は思っています。

 今回の裁判を勝利に導くために4年間、雨の日も風の日もチラシを配ったり街頭宣伝活動をしてきた方々に敬意を表します。この裁判を先頭に立って戦ってきたチャンネル桜は28日、特集番組を放映しました。こちらも併せてご覧ください。

【緊急特番】勝った!NHK一万人集団訴訟控訴審[H25/11/29]

http://www.youtube.com/watch?v=1hh0rQWWmcE


トロントの南京虐殺記念日に抗議メールを!

 「日本の名誉を守る在カナダ邦人の会」から協力要請が寄せられました。以下に転載します。1213日が目前に迫っています。是非,抗議のメールや手紙を送ってください。お願いします!

                       ↓

20121213日、トロント市が南京虐殺75周年の宣言を行いました。ロブ・フォード市長は宣言を出すことに反対でしたが、リベラル左派議員の執拗な働きかけにより同意をしてしまいました。
 今年も1213日がもうすぐやってきます。昨年と同様の宣言がまた今年も出され今後1213日が南京虐殺記念日(Nanking Recognition Day)として固定化されるのは何としても阻止しなければなりません。そのため、日本の皆様のご協力がぜひとも必要です。
今回、トロント市会議員、トロント市役所、カナダのメディア向けにサンプルレターを3種類用意いたしました。レターはこのままで、または内容を各自変更してお使いください。皆様のご協力をおげます
詳細はこちら
http://nadesiko-action.org/?page_id=5192
日本の名誉を護る在カナダ邦人の会 代表 はすみ都志子
連絡先 hasumitoshiko@gmail.com
<参考サイト>
【経過報告とお礼】カナダ トロント 南京記念日宣言 撤回署名
http://nadesiko-action.org/?p=5091

 島根県民の会 決起集会 慰安婦意見書撤回!
慰安婦意見書撤回に立ち上がった島根県民の会が決起集会を開催します。お近くの方是非ご参集下さい。
第1回島根県民統一行動・決起大会
【決起大会】11月29日(金)13:00~14:45
【会場】ニューアーバンホテル別館 古都の間
【ゲスト】藤岡信勝 先生 新しい教科書をつくる会理事
【デモ・抗議活動】 15:00~
 島根県議会及び自民党島根県本部に対し抗議文提出
【主催・問い合わせ先】
島根県議会の歴史認識をただず実行委員会 島根県民の会
メール shimaken.rekisi.tadasu@gmail.com
TEL
FAX 050 1266 1841
<参考サイト>
MSN
産経ニュース2013108日(水)
【新帝国時代 第6部(3)】島根県議会で可決された慰安婦決議
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131008/plc13100808100006-n1.htm


フィリピン災害義捐金募集中

  フィリピンを襲った台風の被害は想像を絶するものでした。今回、わが国の政府がいち早く自衛隊の派遣を決め、また多額の支援を発表したことはとても良かったと思います。しかし、まだまだ支援が足りない状況のようです。フィリピンは親日国であり、常に中国の脅威にさらされていますから、民間レベルでも援助をすればフィリピンの人たちの日本に対する好感度はいっそう増すことと思われます。テレビで見る惨状に胸が痛かった時、花時計のイベントに時々、参加して下さる「防人を励ます会」会員の方からフィリピンに義捐金を送る活動を現在している、というお話を聞きました。とてもいいお話だと思いますので紹介させていただきます。是非ご協力をお願い致します!

「防人を励ます会」は日本の文化、歴史を正しく学び、先人が築き上げてきた美しい日本を子供たちに引き継ぐことを目的として発足した会です。自衛隊、海上保安庁、警察、消防がどのような活動をしているかを国民に紹介し、彼らが誇りを持って活動できるようにサポートしていらっしゃいます。会員には元自衛官がたくさんいらっしゃいます。東日本大震災の時、大活躍してくれた自衛隊員に感謝と励ましの気持ちを伝えようと募金をして、集まった170万円で「リポビタンD17.000本を購入、自衛官に贈る活動をなさいました。当時、忙しさのためにろくに食事も取れずに栄養不足になっていた隊員に非常に喜ばれたそうです。フィリピンに義捐金を贈る活動の詳細もホームページに載っていますのでご覧ください。

       ↓

http://sakimori-japan.org/index.htm

 

 

 

河野洋平への公開質問状

 今年7月、アメリカ・カリフォルニア州グランデ―ル市の中央公園にグロテスクな「慰安婦像」が建てられてしまいました。そのためにアメリカに住む日本人の子供がいじめられるなどの被害が発生しています。このことに危機感を抱いた日本の母親たちによって「日本人の子どもを守る母の会」が結成され、「河野談話」を出した元自民党幹事長、河野洋平に対して抗議文を出しました。114日、この抗議文を添付して、なでしこアクションの山本代表が河野洋平に公開質問状を出しましたので、その全文を掲載します。どうぞ拡散して下さいますようにお願いします。

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公開質問状

平成25年 11月 4日

河野 洋平 様 

なでしこアクション 代表山本優美子

 「戦時中、20万人の婦女子が日本軍に強制連行され、慰安婦として性奴隷にされた」という事実無根の捏造歴史が世界中に広まっています。強制連行の証拠は、日本政府はもとより、韓国政府ですら未だに出せていません。そうであるにも関わらず、我が国がこの慰安婦問題で謂れ無き抗議、非難、中傷を受け続けている大きな元凶となっているのは、貴方様が平成5年8月4日、「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」(以下、河野談話)を発表した事に起因します。平成25年10月16日付産経新聞の報道によると、河野談話の根拠となった韓国元慰安婦16人の聞き取り調査は、証言の事実関係が曖昧で別の機会での発言と食い違いが目立つ他、氏名や生年並びに住所等も不正確な例が多く、歴史資料としては通用しない杜撰な調査であったことは明白であり、河野談話の正当性は根底から崩れています。

私達は戦後、満州や朝鮮半島引揚の際に多くの日本女性がロシア人や朝鮮人に強姦され強制堕胎したこと、そしてアメリカ占領軍の暴行により多くの日本女性が性的被害者となった歴史的事実を知っています。このような戦争に纏わる女性の悲劇は、二度と繰り返されてはなりません。しかし、慰安婦問題は全く次元の違う問題です。何故、日本だけが事実でないことで非難され続け、私達の子どもの世代までもが、その捏造された負の遺産を背負い続けなければならないのでしょうか。

今年7月、カルフォルニア州グレンデール市に韓国人慰安婦像が建ちました。米国の「日本人の子どもを守る母の会」から寄せられた貴方様への抗議文をこの質問状に添付いたしましたので、是非お読みいただき、現地の母親達の悲痛な声に耳を傾けて下さい。

貴方様には、河野談話を発表した官房長官としての大きな説明責任があります。よって平成25年12月4日迄に、下記の質問5項目について御回答下さい。

尚、この質問状と貴方様からの御回答は、多くの日本国民の関心事と考え、公開させていただく所存です。

衆議院議長を務められ桐花大綬章をも受賞された貴方様より、誠意ある御回答を頂きたく、心よりお願い申し上げます。

記 (質問)

1.    河野談話について、貴方様が国会や公開の記者会見などで国民に説明する義務と責任があるという声が高まっています。これに応じられるご意思の有無をお答え下さい。

2.    韓国人元慰安婦に関する調査が、歴史資料としては通用しない、裏付け調査に基づかない内容であったことを事前にご存知であったのかどうか、お答えください。ご承知の上で談話を発表したのであれば、その理由をご説明下さい。

3.    河野談話の白紙撤回を求める意見が増えています。これに賛同されるか否かとその理由をご説明下さい。

4.    多くの国民が、河野談話は過去のみならず、現在と未来の日本人の名誉と尊厳をも傷付けるものと考え、それ故、貴方様を国賊と批判する人も少なからずおります。この現状をどのように思われるのか、お答え下さい。

5.    「河野談話」の中に、「慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。」と有りますが、上記文中の「官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった」証拠をお示し下さい。

以上

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[添付]

平成25年 11月 4日

河野 洋平 様

日本人の子どもを守る母の会
代表  豊田育代

抗議文

 本年7月にロサンゼルスに隣接するグレンデール市中央公園に多くの在米日本人の反対を押し切り韓国人慰安婦像が設置されました。その1ヶ月後に近郊のブエナパーク市議会で慰安婦像設置計画が討議されましたが、在米日本人の必死の署名活動等により設置は見送られました。他市にも同様の慰安婦像設置の動きがあり、予断を許さぬ状況です。

私達がお伝えしたいのは、グレンデール市に慰安婦像が建ったことで米国に暮らす日本人の子ども達に被害が及んでいる現状です。慰安婦像台座に刻まれた「私は日本軍の性奴隷でした」で始まる過激な碑文を鵜呑みにした米国人から「レイピスト(強姦魔)」呼ばわりされる等の被害があります。韓国系の多い地区に住む日本人の中には、外で我が子に日本語で話しかけるのを、子どもの安全を考え躊躇する人もいます。これが、韓国人慰安婦問題で揺れ動く今の米国に住む日本人の現状です。私達は、既に国が解決済みであるとする慰安婦問題で、何故これほどまでに屈辱的な悲しい思いをしなければならないのかと、やるせなさを抱きながら暮らしています。

私達が最も困惑したのは、グレンデールに慰安婦像設置を推進したキンテロ市議が、設置正当化の理由として河野談話に基づく日本政府の姿勢を指摘したことです。同様に、2007年米下院で可決された従軍慰安婦対日非難決議も、河野談話を根拠としています。慰安像設置に唯一反対票を投じたグレンデールのウエーバー市長は、日本のテレビ局の取材に応じて、「慰安婦像設置は間違っていた」と発言しただけで、「日本から賄賂を貰った」「暗殺してやろうか」等、韓国系設置推進派からの誹謗中傷を受けていると聞きます。

米国は様々な民族が住み分けして暮らす多民族国家です。これまで平和に共存していた韓国系と日系住民の間に無用な摩擦や軋轢を生み出した慰安婦像は、平和な地域コミュ二ティーにとって「百害あって一利なし」です。

河野談話を根拠として全ての慰安婦問題が発生しているのですから、海外の日本人が大打撃を受けているこの現状を真摯に直視して下さい。私達は、河野談話を発表した当事者である貴方様が、未だに説明責任を果たされていないことに対し、抗議いたします。そして、日本人の子ども達の未来の為にも、国民に対する迅速なる釈明と談話の撤回を要望いたします。

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