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岩波ジュニア新書 山本慎一編集長殿
御返事をいただきまして、有り難うございます。しかし、私の質問に何もお答えいただけなかったことには驚き、呆れました。読者から本の内容に対する疑問や質問が寄せられたら、まずは著者に問い合わせて返事をもらう、というのが編集長の対応ではないでしょうか?
「著者が根拠とした文献は巻末にまとめてあります」とおっしゃるので、巻末の参考文献を見てみました。たくさんの本が並んでいますが「従軍慰安婦」という造語を作った作家、千田夏光やインドネシア人元慰安婦に「日本政府に謝罪と賠償を求めて裁判を起こせば大金が転がり込む」ともちかけた弁護士、高木健一の著書、在日朝鮮人作家の本がずらっと並んでいます。「慰安婦の強制連行」という虚構を作り上げた人たちの書いたものがほとんどで、これらは文献というよりは運動体の宣伝本と呼ぶべきものでしょう。「慰安婦の強制連行はなかった」と主張している学者やジャーナリストの本もたくさんあるのに、一冊もリストに載っていません。非常に偏っています。参考文献に載っている本を見ただけで『日本軍「慰安婦」にされた少女たち』という本が客観的事実に基づかない、極めて政治的な意図を持った本であることがよく分かります。
著者である石川逸子氏は巻末の著者紹介には「詩人」とありますが、作品はタイトルを見ただけで政治的な色の濃いものであることが分かるものです。石川さんは「ヒロシマ・ナガサキを考える」というミニ通信を100号まで出されているそうですが、政治的活動もなさっていますね。例えば2010年11月30日、朝日新聞夕刊一面「ニッポン人脈記」に石川さんは登場なさっていますが、「朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー」の参加詩人として紹介されています。単なる詩人、とはいえないと思います。
「岩波ジュニア新書」という子供向けのシリーズの中にこのような政治的な、しかも反日的な主張を前面に出したものがあることはとても恐ろしいと思います。本屋の児童書の棚に置いてあったら警戒心も薄れ、つい手に取ってしまうかも知れません。学校や地域の図書館に置いてあったら、親も安心して子供に読ませてしまうかも知れません。岩波書店という権威ある出版社がこのような本を出していることは非常に問題だと思います。私どもの会はまだ小さい子供のいる会員が多いので、非常に不安です。このような問題のある本は即刻、回収していただきたく、重ねてお願い申し上げます。なお、この手紙は私どもの会のホームページで公開させていただきます。
平成26年6月1日
「愛国女性のつどい 花時計」代表 岡真樹子
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