マダムの部屋

愛国女性のつどい花時計代表でもあるマダムが思った事など書いています。

2015年06月

チベットの悲劇は他人事ではない

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 今、渋谷の映画館「ユーロスペース」で「ダライ・ラマ14世」という映画を上映中です。薄井一議さんという若い写真家が企画・撮影・編集を担当、その他、日本の映画人が何人か加わっています。街頭で若者にマイクを向けて「ダライ・ラマ14世に質問したいことはありませんか」と聞く、というアイデアは若い人が撮ったからこそ出てきたアイデアではないか、と思いました。

 昭和34年(1959年)310日、中共の人民解放軍に侵略されチベットの首都だったラサの宮殿からダライ・ラマ14世が脱出、インドに亡命してから半世紀以上の月日が流れました。法王の亡命後、10万人以上のチベット人がその後を追ってヒマラヤを越えました。インド北部のダラムサラにチベット亡命政府が樹立され、チベット難民の受入れセンターもあります。今でも毎日のようにヒマラヤ山脈を越えてダラムサラをめざしてくる子供たちを受入れ、育てる学校「チベット・チルドレン・ヴィレッジ」にカメラは入ってゆきます。年齢も出身地も違う子供たちがそこで共同生活をしています。子供たちに「勉強は好き?」「なぜ勉強をするの?」と質問するシーンはとても新鮮で、感動的です。おそらく一生、親に会うことはできないだろう子供たちの表情は寂しげですが目は澄んでいて、口から出てくる言葉は「感謝」「満足」「幸福」などです。

 チベットの状況は悪化の一途をたどっています。法王の写真を携帯することすら中国は認めていません。チベット人にとって仏教は何よりも大切なもので、仏教では自殺を認めていませんが焼身自殺する人は既に100人を超えました。以前は焼身自殺をするのは僧侶が多かったのですが、最近では子供を持つ主婦や若者の焼身自殺も珍しくありません。自分の体にガソリンをかけ、なかにはガソリンを飲みこんでから火をつける人もいるそうです。彼らが自殺する前に叫ぶのは「チベットに自由を!」「ダライ・ラマ法王のご長寿を!」という言葉です。

 ダライ・ラマ14世は人間味溢れる方で、その笑顔は会う人を魅了せずにはいません。特に欧米には法王のファンが多く、ハリウッドのスターであるリチャード・ギアを初めとする俳優や歌手にもチベット仏教に帰依する人がいます。彼らの支援がチベット難民の生活を支えつづけています。それはそれで尊いことですが、チベットの状況は一向に改善されないこともまた事実です。国連は中国が常任理事国である限り、チベット問題に関してはまったく無力です。

 この映画はダライ・ラマ法王日本代表部事務所の全面的な協力を得て製作されており、貴重な映像が次から次へと出てきます。チベットに関心のない人でもよく分かる作品です。ただちょっと気になるのは後半部分、反戦平和を訴えるような流れになっていることです。法王のいう「非暴力」という意味は人間の内面の話をしているのだと思います。法王は宗教指導者であり、僧侶として言っているのに、それを政治指導者としての言葉のように誤解する人がいないだろうか、気になります。混迷を深める国際社会の中で自国を守る軍事力が必要なのは当然です。国防のための軍事力は「暴力」でないことは言うまでもありません。チベットは優秀な男の子はほとんどが僧侶になるという国柄で、僧侶は結婚しませんから子供を残しません。そのような国柄が中国の侵攻を招いたこともまた事実です。

 南シナ海を埋め立て、滑走路や灯台を作り、武器を持ち込む中国に対して今、私たちができることは国防に関心を持つことしかありません。二度とチベットのような悲劇が起きないように、この映画を一人でも多くの日本人に見てもらいたいです。


映画「ダライラマ14世」公式ホームページ

 http://www.d14.jp/

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百人一首に秘められた意味

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 今、思うと子供の頃はお正月が楽しみ、というよりはお正月を迎える支度をするのが楽しみだったような気がします。普段と違うことをやるのが一つ、一つ、嬉しかったような気がします。大晦日、お節料理をお重に詰める母のそばでつまみ食いをしたこともよく覚えています。元日は改まった気分でいち日を過ごすわけですが、あの頃は女の子は羽子板で、男の子は凧揚げで遊んでいたような気がします。夜は家族で丸くなって百人一首のカルタ取りをして遊びました。百人一首の「読み札」には上の句と作者の肖像画が描いてあり、「取り札」には下の句だけが書いてあります。母は読み手が上の句を読み上げる声を聞き終わらないうちに下の句がぱっと浮かぶらしく、素早くカルタを取ってしまいます。うわあ、凄いなあ、と子供心にも舌を巻いたものです。学校の授業で和歌を習うこともなく、特に和歌に興味もなかった私は今でも百人一首をそらんじることはとてもできません。しかし、子供の頃、いつもお正月にはカルタ取りをしていたので何となく聞き覚えてはいます。

 人気ブログ「ねずさんのひとりごと」で有名な「ねずさん」こと小名木善行さんが書かれた『ねずさんの 日本の心で読み解く百人一首―千年の時を超えて明かされる真実』(彩雲出版・3200円)を読みました。大部な本なのですが、それもそのはず、百首の和歌を一首、一首、丁寧に読み解いていく本なのです。作者の名前を選者である藤原定家がどのように表記しているか、作者の人間像、作者の生きた時代背景などを手がかりにねずさんが歌を解釈していくのですが、まったく思いもかけない解釈にたどり着くのには仰天します。表面的な解説や文法を重視する解説とはまったく違った解釈が可能になるのです。自分がそれまで思い込んでいた解釈と余りに違うので戸惑いますが、ねずさんの解釈を読んでからもう一度、その和歌を読み直すと作者の顔が何となく思い浮かんで来るから不思議です。千年も前に生きていた日本人である、作者たちの息づかいが聞こえるような気がしてきます。

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 一番驚いたのは、百首の和歌の配列順に意味があるということです。
百人一首には一番から百番まで番号がついています。子供の頃、そんなことには気づきませんでしたが、確かに天才歌人である藤原定家がただ適当に配列していった、と考える方が不自然です。そこには何らかの意味があるはずです。

和歌の神髄は本当に伝えたいことをあえて隠し、相手に察してもらうところにあるそうです。だから和歌を学ぶと、相手の心を察する習慣が自然と身につくそうです。このような優れた精神文化が千年も前にあったのに、今の日本人が(私も含めて)それを学校で学べない環境にあるのは残念としかいいようがありません。子供たちに日本の美意識を教えるためにまず親御さんがこの本を読んで、今度のお正月には親子で百人一首のカルタ取りをしてみてはいかがでしょうか? 意味など分からなくても子供たちはきっと耳で美しいリズムを覚えてしまうことでしょう


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世界史を変えた大東亜戦争

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 これから815日の「終戦記念日」に向けて、おそらくNHKを初めとする日本のメディアは「戦争は悲惨なもの」「日本は二度と戦争を起こしてはいけない」というキャンペーンを張るでしょう。しかし、歴史的事実を見ると日本は戦争を決して自分から起こしてはいないことが分かります。大東亜戦争はアメリカが仕掛けた罠であり、それにまんまとはめられたのが日本でした。着々と戦争準備を整えながらルーズベルト大統領はさも交渉努力をしているような素振りをして日本を欺いていました。広大な国土と豊富な資源に恵まれたアメリカが何の悪さもしない東洋の小国、日本に戦いを仕掛けるなどと当時の日本人は夢にも思っていませんでした。政府も軍部も戦争準備をする余裕などまったくありませんでした。戦争が長期化することも予想できず、緒戦で勝った段階で講和にもちこむことだけを考えていたようです。

 外交評論家、加瀬英明さんが書かれた『大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか』(KKベストセラーズ・830円)を読みました。加瀬さんは外交官、加瀬俊一氏のご子息です。加瀬俊一氏は19459月、東京湾に入ってきたアメリカの戦艦、ミズーリ号の甲板で降伏文書にサインした日本の全権代表、重光葵外務大臣に仕えた外交官でした。加瀬英明さんは中学生になってから、お父さんに「ミズーリ号の甲板に立った時、何を考えたか」聞いてみたそうです。すると加瀬俊一氏は「日本は戦いには敗れたけれども、数百年にわたって奴隷のように虐げられていたアジアの民を解放した。そういう歴史的な大きな、新しい時代を開いたという意味で、日本は勝ったという誇りを胸に秘めて甲板を踏んだ。重光も、同じ考えだった」と答えたそうです。お父さんのいう「日本は勝ったという誇りを胸に抱いて」加瀬英明さんは成長して、今日に至っています。

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 ルーズベルト大統領の前任者であるフーバー元大統領は回想録『裏切られた自由』の中で、
19465月、米軍の占領下にある東京を訪れてマッカーサーと会った時のことを次のように書いています。「私はマッカーサー元帥と54日の夕刻に3時間、5日の夕刻に1時間、6日の朝に1時間の3回、二人だけで話した。私が対日戦争のすべての責任が、戦争にもってゆこうとするルーズベルトの狂人の野望から発したと述べたところ、マッカーサーも同意した」。日本にとって不幸だったのはルーズベルトだけでなく、次の大統領、トルーマンも激しい人種差別主義者だったことでした。トルーマンは既に降伏の意思を示していた日本に原爆を2発も落としました。同じ敗戦国のドイツに対しては落とさなかった原爆を日本に落としたのは日本人を人間と見なしていなかったからでしょう。白人にとって黄色人種は家畜と同じだったのです

 加瀬さんはアメリカに留学し、アメリカ人の友人もたくさんいらっしゃいます。英文の著書も多く、日本とアメリカの間を行ったり来たりしながら仕事をなさってきました。そんな加瀬さんの描くアメリカ人像は私にとって驚くことが多かったです。未だにアメリカ人やアメリカに幻想を持っている日本人に是非、読んでもらいたい一冊です



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台湾で神様になった日本軍人

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 去る4月、台湾南部の都市、台南市の市街から北西5キロの郊外にある「鎮安堂・飛虎将軍廟」にはるばる日本から運ばれたお神輿が奉納されました。奉納の日には日本から神官がやって来て祝詞を上げたそうです。そのお神輿の天辺にはなんと ゼロ戦が燦然と輝いているのです。このお神輿はなぜ日本で造られて台湾に運ばれたのでしょうか? そして「鎮安堂」とは一体何をお祀りする廟なのでしょうか? 

 「飛虎」は台湾語で「戦闘機」、「将軍」は神として祀られる勇士の尊称です。「鎮安堂・飛虎将軍廟」に祀られているのは実は日本の軍人、杉浦茂峰少尉(戦死時、兵曹長)なのです。杉浦茂峰少尉は大東亜戦争末期に台南上空で行なわれた空中戦で壮烈な戦士を遂げました。この空中戦をたまたま目撃した地元の人の話によると、杉浦少尉の乗ったゼロ戦は米軍機の攻撃を受けて尾翼から発火、爆発の危機に瀕しました。しかしなぜか杉浦少尉はすぐに脱出せずに機首を上げて上昇の姿勢に移り、しばらく飛んでから落下傘で脱出を図りました。しかしグラマンの機銃掃射を受けて落下傘は破れ、杉浦少尉は地面に叩きつけられて戦死しました。軍靴に「杉浦」と書かれていたことから大日本帝国海軍航空隊の杉浦茂峰少尉と判明したそうです。

 1945年の終戦後、しばらく経って不思議なことが起こりました。戦闘機が落下した辺りは養殖池になっていたのですが、その池の近くを白い帽子をかぶり、白い服を着た人物が歩いているのが目撃されるようになりました。最初は魚泥棒かと思ったそうですが、追いかけていくと姿が消えてしまいます。何度もそんなことが起こるので村人はこれは尋常ではないと考え、道教の神様にお伺いをたてると、戦争中に亡くなった兵士の亡霊だというお告げがあったそうです。

 その後、その亡霊は部落を戦火から救うために自分の命を犠牲にしたゼロ戦の飛行士なのではないか、と考えた村人は感謝の気持ちを表すために廟を建てることにしました。1971年、小さな祠が建てられました。ところがこの話が伝わるとたちまち評判になり、遠方から参拝に来る人が増えました。日本から参拝に来る人もいて、お布施も貯まり、もっと立派な廟を建てよう、ということになりました。1993年、「鎮安堂・飛虎将軍廟」が再建されました。屋根は朱色、柱は大理石でできていて「正義」「護国」「英雄」「忠義」「大義」などといった言葉が入った詩が書かれています。床も大理石で豪華な造りです。これらはすべて信者の寄付でまかなわれたそうです。

 台湾では仏教のお寺もありますが、それよりたくさんあるのは道教の廟です。道教ではさまざまなものを神として祀ります。実在の人間でもすぐれた行いをした者、立派な功績のあった者は神として祀られます。そしてお祭りの時にはご神体を神輿に乗せて街を練り歩くのですが「飛虎将軍」にはこれまでお神輿がありませんでした。そのことを知った日本人の有志がお神輿を造ろうと寄付を集め、このたびめでたくお神輿を奉納することができたのです

 「鎮安堂・飛虎将軍廟」は地元の人たちに愛され、手厚く守られています。廟を守るボランティアの人たちがいて、朝夕2回、ご本尊にタバコを3本、差し上げるそうです。そして朝は「君が代」、夕方5時は軍歌「海ゆかば」が廟の中に流れます。ご本尊のある正殿の前にはお供え物が並ぶ机があり、その両側には日本の国旗と台湾の国旗が飾られています。毎日、きれいに掃除をして参拝客をお迎えするそうです。70年前に台南の空に散った1人の軍人の魂は台湾に永遠に留まることになったのです。

    ★鎮安堂・飛虎将軍廟

     台湾・台南市安南区大安街7301号   




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P5171233杉浦茂峰少尉
 

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