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韓国の文在寅大統領は先日、国連で「我々は革命政権だ」という物騒なことを言いました。この言葉の意味を理解できる日本人はあまりいないでしょう。私の解釈が正しいかどうかは分かりませんが、この言葉は弾劾され、今は囚われの身になった朴槿惠前大統領に向けられたものではないでしょうか。朴前大統領の父親である朴正熙は韓国人にもっとも人気のある大統領でした。「漢江の奇跡」と呼ばれた韓国の経済発展を支えた、「国父」といわれる大統領でした。しかし朴正熙は1990年代以降の韓国の民主化の流れの中で「親日派」として批判されてきました。韓国で「親日派」と言われたら、それは「売国奴」「民族の裏切り者」という意味です。
「親日派」とは1910年の日韓併合を推進した人たちであり、日本が韓国を統治した35年間、社会の上層部にいた人たちのことです。軍人や政治家や官僚、警官、医師、文学者・・・・・彼らは朝鮮人のエリートでした。朴正熙もかつては満州軍官学校で教育を受けた日本の軍人でした。
李氏朝鮮王朝末期、皇帝である高宗は意志薄弱で、自分の父親である大院君と妻、閔妃の板挟みになっていました。財政は破綻し、国民は塗炭の苦しみにあえいでいました。朝鮮は歴史的にほとんど独立国といえる時期がありませんでした。常に大国、中国の支配下にあり、どこの国よりも忠実な中国の下僕でした。しかし中国は朝鮮から搾取する一方だったので、朝鮮は貧しさから抜け出せませんでした。高宗も閔妃も自国を独立させようとせず、中国やロシアの顔色をうかがいながら自己の保身をはかっていました。そんな朝鮮の状態を憂い、日本の力を借りて祖国を独立させたいと願っていた人たちがいました。彼らこそが真の愛国者だったのです。しかし、彼らは今の韓国では「親日派」と呼ばれ、その子孫までが財産を没収されるという悲惨な目に遭っています。
これまで歴史の闇に隠されていた「親日派」に焦点を当てて日韓併合とは何だったのか、を描いた『日本が忘れ、韓国が隠したがる、本当は素晴らしかった韓国の歴史』(ハート出版・1,500円)を読みました。著者である松木國俊氏は元商社マンです。駐在員として韓国に滞在し、韓国人の知人も多い方です。松木さんの韓国に対する愛情がこのような本を書かせたのではないか、と思います。
靖国神社には約二万二千柱の朝鮮人英霊が祀られています。彼らは本当に日本帝国主義の犠牲者だったのでしょうか? もし日本人が朝鮮人を差別し、過酷な支配をしていたら、なぜ特攻隊に志願する朝鮮人がいたのでしょうか? そのような疑問はこの本を読めばすぐに解消されます。そして、真の歴史が目の前に開けてきます。
かつて朝鮮には日本を信じ、日本人とともにアジア解放のために戦った勇敢な人たちがいたのです。そのことを私たち日本人は忘れてはいけないし、韓国の若者にそのことを知ってもらいたいと思います。
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