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福田康夫元首相が中国・南京の「南京大屠殺(虐殺)記念館」を訪れたそうです。元総理とはいえ今は私人ですから誰がどこへ行こうが構わないのですが、なぜ今、この時期によりによって南京に、という疑問が湧きます。また、この、どーでもいいようなことをわざわざ報じるメディアが日本にはゴマンとあることも問題ですよね。
中国は自分たちが苦境に陥ると、必ず日本の中国寄りの政治家(媚中派)を引っ張り出してきて、訪中を要請します。すると、断ればいいのに断らないで、のこのこ中国へ出かけていくバカが必ずいます。中国へ行ったら最後、いろいろな接待を受けることになることが分かっていながら。そんなに中国が好きなら日本から出て行ってほしい、とまで思ってしまいます。これがわが国の元首相なのですから情けない。
元首相といえば、相変わらず目立ちたがりの小泉純一郎元首相。「平成」という元号が決まった当時の裏話を披露して受けを狙っているようですが、そんなことよりも「日朝平壌宣言」の裏話を披露してもらいたいものです。小泉さんは「日朝平壌宣言」の当事者であり、決定権を持つ唯一の人物だったのですから。
2002年、小泉元首相と金正日の間にどのような話し合いがあったのか、それが今度、行われるかも知れない日本と北朝鮮の首脳会談の下地になるはずです。しかし、金正日が死んでいる以上、真相を知っているのは小泉さんしかいません。噂では、この時、日本が北朝鮮に残してきた莫大な資産の放棄を小泉さんが口にした、と言われていますがそれは本当なのでしょうか?
GHQの資料によれば1945年8月15日の時点で我が政府が北朝鮮に残した資産は、円に換算してなんと! 8兆7800億円といわれています。日本が朝鮮半島の近代化のためにやったインフラ整備や炭鉱開発、ダム建設などを単純にお金に換算することはできませんが、お金に換算すれば8兆7800億円だということです。それ以外に日本人個人が所有していた資産は4兆9000億円だといわれています。両方、合わせれば13兆円を超えます。大変な金額です。これを、もし小泉さんが自分の一存で放棄する、などと口にしていたとしたら大問題ではないでしょうか。
拉致問題に関しても「日朝平壌宣言」の愚を繰り返さないようにしなくてはなりません。あの時、金正日は北朝鮮が国家として日本人を拉致したことを認めながらも結局、たった五人の被害者を返すことでケリをつけようとしました。しかも、その五人を一度日本に返すけれども、また北朝鮮に戻せ、と日本側に要求していたのです。それを小泉さんは了承した(!)ようです。しかし、日本に戻ってから中山恭子さんや安倍さんが反対したので、五人は日本に留まることができるようになったそうです。
小泉さんはおそらくあの時、日朝国交正常化を実現することしか頭になかったんだろう、と思います。戦後、国交が絶えている北朝鮮との間に自分が国交を結ぶ・・・・自分の手柄にすることしか頭になかったんではないでしょうか。そのような私心に囚われている政治家に対しては北朝鮮は足元を見てきます。
次回の日朝首脳会談は急ぐ必要はありません。北朝鮮は苦境に陥れば必ず折れてくるのですから、それを粘り強く待っていればいいと思います。
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