マダムの部屋

愛国女性のつどい花時計代表でもあるマダムが思った事など書いています。

2021年03月

『週刊アサヒ芸能』のスクープ!

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 去年(2020年)、『週刊アサヒ芸能』が大スクープを飛ばしたのを御存知ですか? 残念ながら後追い報道をするメディアがほとんどないのですが、『週刊アサヒ芸能』730日号に『北朝鮮スパイリストに「文科省教科書調査官」の衝撃真相』という記事が載りました。その内容をおさらいしてみましょう。

 「北朝鮮スパイリス」トは韓国の諜報機関「国家情報院」からアメリカの諜報機関CIAにもたらされ、CIAから日本の公安警察にもたらされました。韓国・ソウルには脱北者の「自由北韓運動連合」という団体があります。この団体は定期的に北朝鮮を批判するビラを北に向かって散布する活動をしているのですが、北寄りの文在寅政権はこの団体の活動が不都合なのか、取り締まっています。去年、この団体を「国家情報院」が強制捜査した際の押収物の中に「北朝鮮スパイリスト」がありました。敵である北朝鮮のスパイの工作活動を「自由北韓運動連合」は調査していたのです。そのリストがCIAを通じて日本の公安警察に来たという訳です。そのリストの中に、話題の人物「中前吾郎」氏がいました。しかし日本にはスパイ防止法がないので、警察は中前氏を取り調べることはおそらく出来ないでしょう。しかし、この話はここからが本番です。

 『週刊アサヒ芸能』によれば中前氏は筑波大学を卒業後、韓国の霊山大学で講師をしていたそうです。この経歴もちょっと不思議です。彼は霊山大学で講師をしていた時に北朝鮮の工作員に「スカウト」されたそうですが、北の工作員はどうやって中前氏に接触できたのでしょうか? 中前氏は毛沢東を礼賛するような本を書いているそうですから、日本にいた時から北朝鮮の工作員と接触があったのではないでしょうか?

 帰国後、中前氏は目白大学大学院で講師をしていたそうです。もしこれだけの事なら、中前氏の名前が雑誌に載ることはなかったでしょう。ところが仰天するような事が起こりました。令和元年度の中学の歴史教科書調査官の中に中前氏の名前があったのです。四人いる調査官の中のなぜか「主任」です。教科書検定は一応、審議会が決定するという形式は取っていますが、事実上、内容をチェックしているのは教科書調査官です。四年に一度の教科書の採択を決める上で、極めて重要な権限を持つ調査官になぜか中前氏の名前があります。去年、もっとも日本人目線で(自虐的ではない)良心的に編集されている自由社の教科書が一発不合格という不可解な制度で不合格になるという事件が起きました。どういう点が問題になったのか、「新しい歴史教科書をつくる会」が調査しましたが、検定意見はまともなものではなく、どれもこれも単に自由社の教科書をターゲットにして落とすためのこじつけとしか思えません。

 文部科学省はなぜ中前氏を教科書調査官に任命したのか、という国会議員の質問にまともに答えていません。しかも文科省のホームページにあった中前氏の経歴を削除しました。明らかに確信犯です。

 毛沢東を礼賛する本を書いたような人物がいつの間にか、文科省の中に入り込み、教科書検定の調査官になっている・・・アメリカなら一大ニュースになるはずです。ところが日本では、どこの新聞も取り上げず、『週刊アサヒ芸能』だけしか取り上げていません。この事が今の日本のお寒い状況をよく示しています。つまりマスメディアはどこも取り上げる勇気がなかった訳です。大手メディアがいかに腐っているか、よく分かります。

 教育は国家百年の大計、と言われながら戦後日本の教育は迷走を続けています。事実を曲げて特定の国に配慮する「自虐史観」が七十年以上も経つのに一向に是正されません。教育現場に立つ教師自身が自虐史観に侵された人が少なくありません。私は、社会科は入試の科目から外すべきだと思います。入試に関係がなければ、学生は真面目に暗記したりしないからです。子供を入試という呪縛から解放するべきです。

 それにしても 『週刊アサヒ芸能』はよく書いてくれました。朝日新聞が絶対に書けないことを書いてくれる 『週刊アサヒ芸能』はこれからの新しい時代のクオリティペーパーと言えるでしょう。

 


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結局は中国頼みだった「インバウンド」

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緊急事態宣言が一都三県で再延長されたので、きっと列車もホテルも空いているだろう、行くなら今だ、と思って春まだ浅き東北を旅行して来ました。団体旅行客はほとんどいなかったものの、結構新幹線は混んでいました。みなマスクを着用し、少し間隔を開けて座っていました。会話も控えめにしているので、静かで快適でした。山々には残雪があり、田んぼでは白鳥が地表の虫をついばんでいました。農作業の開始を待つ畑や田んぼを眺めながら楽しい旅をさせてもらいました。

 しかし東北ではまだ観光シーズンではない上に武漢肺炎の影響で外国人が来ないので、観光地はどこも疲弊しています。政府がしきりに推進していたいわゆる「インバウンド(外国人観光客を呼び込む政策)」がいかに愚かな政策だったか、ということが実感できます。日本国中、隅々まで駅の構内や通路、トイレ、土産物屋、観光地などに「四か国表示」があります。「四か国表示」のためにどれ位の予算が投入されたのでしょうか。英語表示があるのは仕方がないにせよ、中国語(中国で使う簡体字と台湾で使う繁体字)と韓国のハングル文字が狭いスペースに並んでいて景観を汚しています。限られたスペースの中にこれだけの数の文字を入れようとすれば、当然、文字の大きさは小さくなります。肝心の日本語表記までが小さくて、お年寄りには見にくくなってしまっています。煩雑すぎて一体、誰のための表示なのか、と怒りを感じました。

 たまに外国を旅行しますが、どこの国でも自国の文字と英語表示ぐらいしか見ません。表示をする上でもっとも大切なことは見やすいこと、遠くからでもすぐにパッと目に入る事です。こんなに多くの文字があったら、どこを見たらいいか、迷ってしまいます。それに日本で暗躍する北朝鮮の工作員や中国の工作員にはご親切にも道案内をしてあげている事になり、安全保障上、危険ですらあります。

 鉄道やバスなどの監督官庁は国土交通省です。国土交通省、と聞いて何を思い浮かべますか? そう、公明党が常に大臣ポストを独占している役所です。中国にべったりの公明党が中国の観光客の便宜を優先して、日本人観光客の便宜を後回しにした、と考えるのは考えすぎでしょうか。

 観光客というのは良い気候の時しか来ません。桜の名所だって、一年のうち観光客で賑わうのはせいぜい一か月ぐらいです。日本人だって、景気が悪ければ旅行に行くどころではなくなります。ましてや外国人で旅行に行ける裕福な国が、裕福な階層がどれ位いるのか、と考えれば観光業というのが安定した産業になり得ないことは分かるはずです。にもかかわらず、なぜか「インバウンド」に政府が前のめりになっていたのは観光業界のドンと言われる二階俊博氏が自民党の幹事長だったからではないでしょうか?

 二階氏は親中派としても有名な人物です。中国が武漢ウィルスを世界にまき散らし、間接的にではあっても世界中に害悪を及ぼしているのに日本政府が中国に対して毅然とした姿勢をなかなか取れないのは二階氏の存在と公明党が自民党に影響力を持っているからです。

 オリンピックの時に外国人観光客がドッと来るだろう、そこで一儲けできる、と踏んでいたのでしょうがオリンピックは実施できるかどうか、不透明です。たとえオリンピックを催行できたとしても、外国人観光客が大勢来るという状況ではなくなっています。たとえ中国が武漢肺炎をいち早く克服したとしても、日本に観光に来れる裕福な層がこれから増えるということは考えづらいし、中国は日本を敵視する「反日国」であるということを忘れてはいけません。

 もともと観光など日本のGDPのほんの数パーセントに過ぎません。観光業というのは、基軸産業がない発展途上国が頼るものです。日本は製造業で勝負する国なのですから、観光業に前のめりになる必要などなかったのだと思います。単なる思い付きの、戦略性のない政策に振り回される観光に携わっている人たちこそいい迷惑です。

 台湾のような親日的な国の人たちは宣伝などしなくても、繰り返し日本に旅行に来ています。自然が豊かで食べ物が美味しくて人情があり、治安も安定している日本は世界有数の観光資源を持っています。中国に媚びてまで観光客を呼び込もうとするのではなく、日本が好きで、本当に来たくて来る観光客だけで充分、観光地は潤うはずです。

 

 

 

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映画「めぐみへの誓い」を見て

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「めぐみへの誓い」という映画を知っていますか? 北朝鮮の工作員によって拉致された横田めぐみさんの物語です。219日からロードショーが始まり、全国で次々と上映されているようです。しかし東京では池袋の「シネマロサ」でしか上映されていないようだし、メディアがほとんど取り上げていないので上映していること自体、あまり知られていないのではないでしょうか? これは日本人必見の映画なので、もっと多くの映画館で上映して欲しいです。

 拉致事件は現在も進行中です。何しろ実行犯が一人も逮捕もされず、事件の全貌がまったく分かっていません。もしかしたら今現在も拉致されている日本人がいるかも知れません。拉致の手引きをしたと思われる朝鮮総連という組織が温存され、その下部組織の朝鮮学校にすら警察のメスを入れることもできません。何の罪もない純朴な日本人が多数(しかも若者が)拉致されたというのに、北朝鮮を批判する政治家もほとんどいません。スパイ防止法がないので、拉致実行犯を特定できたとしても逮捕することもできない状況です。

 こういう状況に風穴を開けようと映画製作に挑んだ監督や関係者、資金援助をした多くの日本国民がいたことは救いです。左翼のプロパガンダ映画と違って、この映画は事実をできるだけ忠実に描こうとしています。警察が情報を隠蔽したこともあり、判明していることが少ないにもかかわらず映画製作に着手した監督の勇気に敬意を表します。しかし、不満に思った部分もあることは事実です。それは、家族愛に焦点を当てすぎている、ということです。映画のキャッチフレーズ「引き裂かれた家族の絆の物語」というのは、拉致の事を何も知らない人に対して間違った印象を与えるのではないか、と思います。

 横田めぐみさんは拉致事件の象徴的人物です。13歳の少女が拉致されたという事は衝撃的で、映画のヒロインとして焦点を当てるのは当然です。しかし、横田めぐみさんのように恵まれた家庭環境の人はむしろ例外的だったのではないでしょうか? ある日突然、日本社会から忽然と姿を消しても周囲の人に気づかれない方が北朝鮮にとっては好都合です。だからどちらかというと親兄弟と縁の薄い、友達の少ない、いなくなっても誰も本気になって探したりしない人が、狙われたのではないかと思います。もちろん、その事も監督は理解されていて、藤田進さんや田口八重子さんが拉致されたケースをきちんと出しています。しかし拉致事件に詳しくない人が見ても、その意図は分からない程度の描き方に過ぎません。なぜ彼らが狙われたのか、ということが見る人に分からないのです。

 拉致は工作員だけではできない事です。必ず協力者がいたわけで、そのほとんどは在日朝鮮人です。その事も監督が描こうとしていたのは分かりますが、もっとハッキリと描かないと普通の日本人にはピンと来ません。「金本印刷」という会社の社長さんが登場しますが「金本」という名前だけで「この人は在日朝鮮人だ」と、ピンと来る日本人はそう多くはないと思います。描きづらいテーマだというのはよく分かるのですが、日本人に警鐘を鳴らすために、もっとハッキリと描いて欲しかったです。

 私も拉致事件のことを知る前は、日本の家族の絆というものは他国に比べて非常に強いと思っていました。しかしそれは戦前の話で、今は日本の家族や家庭自体が弱体化しています。公民の教科書に「家庭」という言葉を載せることすら難しくなっています。日本国憲法には個人の権利の話ばかりで、家族の大切さは謳われていません。個人が大事だ、ということばかりが叫ばれ、大人になると、兄弟とも親ともあまり連絡を取り合わない人も増えています。北朝鮮はそのような日本社会の状況をよく調べていて、予めターゲットを絞っていました。たとえば既婚者よりは独身者や離婚した人などが狙われました。だからこそ決して許すことのできない、凶悪な国家犯罪なのです。

 ともあれこの映画が製作され、一般の映画館で見ることができるようになったことは一歩も二歩も前進だと思います。一人でも多くの日本人にこの映画を見て欲しいです。日本は北朝鮮と戦争をしている訳ではありません。日本は今、どこの国とも戦争をしていません。しかし、平和だと思っていた(思わされていた)戦後日本で、実はこんな凶悪犯罪が堂々と行われていたのです。拉致事件の被害者は、戦後日本の平和幻想の犠牲者なのです。

  東京では豊島区の「ロサ会館」で上映中です!

https://loco.yahoo.co.jp/place/g-39u8laIMucY/?utm_source=dd_spot&sc_e=sydd_spt_slo_p_ttl&lsbe=1

 


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