マダムの部屋

愛国女性のつどい花時計代表でもあるマダムが思った事など書いています。

2022年11月

中国製アプリ「SHEIN」に情報抜き取りの疑い

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 電車のつり革広告に「SHEIN」の宣伝があるのを昨日、見つけました。一見、目立たない、あまり印象に残らない広告でした。しかし、これが今、大人気なアパレルメーカーだというのを知っていますか? 若者には大変な人気だそうです。ただ、これは普通のアパレルメーカーではありません。店舗はなくスマホのアプリをダウンロードして、製品を選び、注文するシステムになっているそうです。私は通販を使わないので最初から縁がなくてまあ、良かったですが。

 動画投稿アプリ「TikTok」に「SHEIN」のお洒落な服を来たモデルが出て来て、それが「綺麗~!」と評判だそうです。「TikTok」が中国製だということを知っている人はピンとくると思うのですが「SHEIN」の工場は中国にあります。注文を受けると製品を消費者に直接、送るそうです。このシステムで世界中に製品を送っているのですが、顧客の3分の1はアメリカだそうです。ここからが本題なのですが、この「SHEIN」の製品にウイグル人を奴隷のように強制労働させて、摘み取った新疆綿が使われているのではないか、という疑いがかけられています。

 経済紙『ブルームバーグ』はドイツのユーリッヒにある研究所に「SHEIN」製品の一部を送り、新疆綿が使われているかどうか、の分析を依頼したそうです。今年2回、実施された検査の結果、「SHEIN」の米国向け輸出製品に新疆ウイグル自治区で生産された綿が使用されていることが判明しました。

 アメリカでは「ウイグル強制労働防止法」という法律があります。この法律によって新疆綿が使われている製品はアメリカに輸出できないことになっているので、「ユニクロ」製品も荷揚げできず港で止められているという話を聞いたことがあります。ただ、「SHEIN」製品は個人向けの少額輸出なので法律の抜け穴を利用して商売ができるようです。つまり米税関・国境警備局(CBP)は輸出する製品の申告要件を800ドル(約113700円)以上、と規定しているので「SHEIN」製品はこの基準を下回り、引っかからないようです。今後、この法律の抜け穴を改正することが急がれます。

 さて、日本でもこれからSHEIN」製品を買う人が増えるでしょうが、このようなシステムにまず、疑問を持ってほしいのです。店舗を置かず、製品をオンラインで販売する目的は何なのか、という事です。店舗を置かないということは店の賃料や店員の人件費が削減できます。しかし、オンラインだけではやはりそうたくさんは売れないのではないか、という気もします。私のように通販が嫌いだという人間にはアピールできないからです。

 経済評論家の高橋洋一氏は「個人情報の抜き取りが狙いなのではないか」と指摘なさっています。製品の決済手段はおそらくクレジットカードになるでしょう。自分の個人情報を中国の企業に知らせるということは、中国共産党に知らせるのと同じことです。カード番号を知らせることの危険性を考えるべきです。

 ちょっと安くてお洒落な洋服やバッグ、帽子などのために人権侵害に加担する可能性があること、そして自分の個人情報を中国当局に知られることの恐ろしさを多くの人に気づいて欲しい、と思います。

 

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9価ワクチンを「定期接種」にする意味は?

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 118日、厚生労働省の専門部会が来年、4月から子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の定期接種(公費で受けられる)で「9価ワクチン」を使用する方針を決めた、と報じられました。この「9価ワクチン」とは何なんでしょうか? ニュースでは「今、日本で承認されているHPVワクチンは、何種類のHPVの型を防げるかで2価、4価、9価の3種類があります。2価、4価は定期接種の対象になっていますが、9種類のウィルスの型に効果が期待されている9価ワクチンは対象外のため、希望者は自費での接種となっています。9価は2価や4価に比べ、子宮頸がんの罹患(りかん)率や死亡率を減少させる効果が期待されています」と報じられています。このニュースを聞くと何となく良いニュースだという印象を受けますが、そうではありません。

 ヒトパピローマウィルス(HPV)には約100種類の型があると言われています。今、日本で認可されているワクチンはサーバリックス(英「グラクソ・クライン社」)とガーダシル(米「メルク社」)の2種類ですが、サーバリックスは2種類(HPV16型,18)、ガーダシルは4種類(HPV6型,11型,16型,18)に対応すると言われていますが日本人に多く見られるのはHPV5258型ですから、どちらも日本人に向いたワクチンではありません。そもそもHPVに感染する=子宮頸がんになること、ではありません。HPVに感染しても自己免疫力で自然に排出されるケースがほとんどです。ワクチンを接種する必要はないし、がん検診を受ければ良いだけのことです。子宮頸がんに限らず、癌という病気は一種の老化現象です。若いうちに罹患する確率は非常に低いです。子宮頸がんも実際に発症する人はほとんど60歳以上です。ワクチンの効果は(もしワクチンに効果があるとしても)せいぜい67年ですから中学生でワクチンを接種しても、その効果は20代で切れます。何の意味もありません。

 サーバリックスとガーダシルが定期接種化されたのは20134月ですが、副反応の訴えが相次ぎ、厚生労働省は614日に「子宮頸がんワクチンの積極的な勧奨を一時、中止する」と発表しました。お勧めしていたワクチンは、もうお勧めしませんという訳です(笑)。厚労省の不誠実は武漢肺炎の発生以前からなのです。積極的な勧奨を中止したまま(ワクチン接種自体は中止されなかった)8年が経ちました。この中止の決断は正しかったのです。厚労省は他国にもできない決断をすることが出来たのです。

 ところが中止されていた子宮頸がんワクチンの積極的勧奨は今年4月、再開されることになりました。その背景には製薬会社の猛烈なロビー活動と、製薬会社と癒着した国会議員の暗躍、ワクチン利権に目がくらんだ自称「専門家」たちの嘘、それを垂れ流すメディアがありました。ワクチンの効用や成分自体は改善されていないにもかかわらず、無責任極まりありません。特に罪深いのは自民党と公明党です。

去年830日、自民党の細田博之議員を会長とする「子宮頸がんワクチンの積極的勧奨再開を目指す議員連盟」が菅総理大臣、加藤官房長官、田村厚労大臣に要望書を提出しました。「積極的勧奨再開を目指す議員連盟」の第8回総会には米国研究製薬工業協会から6名、欧州製薬団体連合会から4名が出席して発言したそうです。ここで圧力がかけられたと想像できます。一方で「HPVワクチン薬害訴訟被害者全国原告団」は「積極的勧奨再開を目指す議員連盟」に公開質問書を出しています。しかし、議員連盟はこれに回答をしていません。国民の代表である国会議員が被害者の声を無視し、製薬会社の意見に耳を傾けているのです。政権与党として、国民の命を守る責任をどう考えているのでしょうか。

 約10年前、中学生や高校生でワクチン接種をして想像を絶する激しい副反応に苦しめられた多くの少女たちがいました。彼女たちは今も苦しんでいますが、その声はほとんど無視されています。一方で日本は製薬会社に対する責任追及が甘く、薬害訴訟が起きても損害賠償額が欧米諸国と比べて圧倒的に少ないです。日本人はもともと薬を好むし、政府や厚労省のいう事を疑わず、素直に従う国民性です。だから日本は製薬会社の人体実験場として狙われやすいのです。

 子宮頸がんワクチンの副反応で人生を棒に振った少女たちの訴えを無駄にしてはいけません。「定期接種」という甘い言葉に騙されないようにして下さい。

 

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「護衛艦」ではなく「駆逐艦」

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6日、海上自衛隊創設70周年の節目でもある今年、相模湾で「国際観艦式2022」が開催されました。観艦式自体は3年に一回ぐらいは開かれているようですが、国際観艦式は20年ぶりだそうです。自衛隊に入隊して初めて迎える国際観艦式、という隊員もたくさんいたでしょう。12か国が参加し、海上自衛隊からは護衛艦「いずも」等20隻と航空機6機、航空自衛隊からは「ブルーインパルス」等16機が参加し、日ごろの訓練の成果を披露しました。ライブ中継が行われたので、勇壮な式であったことはよく分かりました。お天気にも恵まれて、素晴らしい式だったと思います。

 しかし、この観艦式を見て「わあーっ、自衛隊ってカッコ良いなあ~」と自衛隊に憧れて入隊する若い人たちがいるかも知れないと思うと、複雑な気持ちにもなります。自衛隊の隊員一人一人は真面目に勤務に励んでいますが、自衛隊という組織自体は非常に特殊です。一見、軍隊のように見えますが法的には軍隊ではなく警察のようなものです。身分は軍人ではなく特殊公務員です。で、それのどこが問題なの? と思われるかも知れません。しかし、東アジアの国際環境は日々、激変しています。先日、中国共産党の党大会が開かれましたが、習近平は台湾を侵略する気満々であることを隠しませんでした。あと5年のうちに(あるいはもっと早く)台湾有事が起こるかも知れません。それほどの危機が迫っている今、自衛隊という組織は「警察予備隊」の時代から何も変わっていません。旧態依然です。自衛隊の幹部はそのことを真剣に考えているのでしょうか?

 例えば護衛艦「いずも」と呼んでいますが「護衛艦」って何のことでしょうか? そんな呼称はありませんよね。普通の軍隊なら「駆逐艦」なのに、自衛隊では「護衛艦」という、意味不明な名称になっています。隊員が胸につける階級章も、よその国では絶対に使わない「1尉」「2尉」「3尉」「1佐」「2佐」等です。なぜ「少尉」「中尉」「大尉」「少佐」「中佐」にしないのでしょうか? 聞くところによると、自衛隊では「軍手」という言葉を使わないそうです。なぜか、というと「軍」という言葉を避けるからだそうです。ほとんど冗談みたいな話なのに、大真面目にそれをやっているのです。これで有事に備えられるのか・・・・不安になります。

 呼び方なんかどーでもいいよ、と考える人もいるでしょう。呼称の問題だけならまだ良いのですが、自衛官の処遇が問題です。一般企業に比べて自衛官の処遇は決して良くありません。キツイ仕事で危険も伴うのにもかかわらず、処遇が改善されたという話を聞きません。自衛官は定年も早いし、定年後の就職先も自分で探さなければならないそうです。

 もっと深刻な問題があります。かつてソマリアの海域に頻繁に海賊が出没していて、それを退治、管理する任務に海上自衛隊が派遣されたことがありました。自衛隊の海外派遣に反対する左派の野党議員は嫌がらせのためにかの有名な「ピースボート」を焚き付けて現地に行かせました。ところが「ピースボート」が海賊に出くわしてしまい、なんと海上自衛隊に保護を求めてきたのです。対処に困った艦長が防衛省に連絡して相談したそうです。そうしたらなんと! 防衛省のエライ人は「警察官の職務遂行規定にならって、禁固3年に相当する相手の行為に対しては戦闘せよ」と返事を寄越したそうです。海賊に出くわして相手を撃退しなければならない時に、どこまで戦えばよいのか、という判断は警察官の犯人に処する規定と同じだという訳です。つまり自衛隊には交戦規定がないのです。驚愕すべきことです。私がなぜこの話を知っているか、というと今年、亡くなった石原慎太郎氏の『日本よ、完全自立を』(文春新書)に書いてあったからです。

 兵士が戦場で敵に出会った時、何かを考えながら戦えるはずがありません。そんな暇はないのです。とにかく相手を倒すことしか考えられないはずです。他国の兵士はすべてネガティブ・リスト(やってはいけない事だけが決められている)で動きます。捕虜を虐待してはいけない、民間人を暴行してはいけない、とかいくつかの禁止規定があって、それ以外のことは自分の判断でやっています。ところが自衛隊の隊員はポジティブ・リスト(やっていい事が決められている)で動かなければならないのです。これでは咄嗟の判断が遅れて、自分の身が危なくなります。

 戦後77年間、日本は戦争をしなくても済んできました。それは幸運だったかも知れません。しかし、これからはおそらく戦争に巻き込まれるでしょう。その時に自衛官は自分を守りつつ、国を守ることができるのでしょうか? 今までのように、他国の軍隊に守ってもらうなどという恥ずかしい事はこれからは許されなくなるでしょう。志を抱いて自衛隊に入隊してくる若者に、任務の重さに見合う名誉を与えることもこれからは必要になると思います。

 ちなみに、自衛隊には確固とした交戦規定がないので、これを速やかに作成してほしいと要求した統合幕僚長がかつていたそうです。勇気ある(というか、当然の)建言をしたその人は当時の防衛庁長官、金丸信によって「文民統制違反」で更迭されたそうです。こういう事例があると、その後の統合幕僚長は誰も建言できなくなります。だからきっと、今でも自衛隊には交戦規定はないと思います。

 

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