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 富士山の広大な麓で行われる陸上自衛隊の「富士総合火力演習」略して「そうかえん」に行ってきました。本番は
24日に小野寺防衛大臣をお迎えして行われるそうですが、19日にその予行練習が行われたのです。「そうかえん」の参加者は毎年、抽選で選ばれ、去年は20倍だったそうですが今年はなんと! 24倍の難関でした!

 朝640分に新宿に集合してバスで富士山をめざします。東名高速道路が渋滞していたこともあって、到着した時は既に演習が始まっていました。駐車場に降りたらもうドカン、ドカーンという大音響と共に大地が揺れるような感覚があって、わくわくしました~

 「そうかえん」には毎年、それぞれテーマがあるそうですが、今年は「島嶼防衛」が強調されているように感じました。尖閣諸島に限らず、わが国周辺の島々に敵が上陸した際、それをいかにして奪還するか、ということを想定した訓練が日々行われているのです。

 戦車や戦闘機が次々にやって来て、富士山の麓に設置された的に向かって実弾(実弾でない場合もありました)を撃つのですが、的が遠すぎて肉眼でとらえるのは難しく、近くにあるスクリーンで確認することになります。動きが早すぎてスクリーンを目で追うのが精一杯でした。それにしても百発百中なんですが、これって当たり前のことなんでしょうか? 戦前の日本陸軍軍人の射撃の腕前は全員がスナイパー並みだった、という話を聞いたことがありますが、いやいや陸上自衛隊もそれに劣らない腕前だと思いますよ

 途中でぱらぱらと雨が降り出しました。観客の中に何人か傘を取り出す人がいました。すると会場警備担当の自衛官が行って「傘をたたんでください」と注意します。傘を差されると後ろの人がまったく見えなくなってしまうからです。ベンチ席は早々と埋まっていて大部分の人たちはシートの上にぺたっと座っているので、前の人が立ち上がっただけで後ろの人は見えなくなってしまいます。私が感心したのは警備担当の自衛官がわざわざしゃがんで注意していたことです。座っている観客の顔の前に自分の顔を近づけて静かに注意しています。相手に威圧感を与えないように、という配慮ではないか、と思うのですが、そこまで気を遣わなければいけないのか、と気の毒な気がしました。

 自衛隊が発足したのは昭和29年(1954年)ですから、今年で発足60周年になります。この60年間、自衛隊の実質は軍隊でありながら法的には警察と同レベルの組織でした。それは今も同じです。自衛官は武器使用に関して警官並みのレベルしか認められておらず、それを超えてしまったら罰せられます。本来、国を守る軍人に当たり前に認められている「自分の判断で発砲する権利」が自衛官には与えられず、現場で指揮に当たる隊長はいざとなったら自分が罰せられることを覚悟の上で指揮しなければなりません。軍人というのはどこの国でも尊敬される存在、憧れの職業なのに自衛官はまるで日陰者扱いです。それでも日々、黙々と訓練に励む自衛官には感謝しかありません。

 広島の土砂災害のような想定外の災害の時も結局、最後に頼りになるのは自衛官です。安倍政権には自衛官の人数をもっともっと増やすこと、そして自衛官に軍人としての名誉を与えることをお願いしたいです。


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