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224日は政府が「プレミアムフライデー」を導入して最初の金曜日でした。月末の金曜日は早めに(といってもせいぜい2時間ぐらい)退社できるように政府が企業に要請(?)したそうですが、これってそんなに良いことなんでしょうか? 私は自分の働き方まで政府に決めてもらいたくないのですが。

 これって「ハッピーマンデー法」と同じ発想じゃないのかな? 「ハッピーマンデー法」は2001年に成立した「改正祝日法」のことで、連休を増やすために祝日を月曜日に動かして日曜と月曜をくっつけるという法律です。これによって祝日の本来の意味を国民は分からなくさせられてしまいました。「祝日」は単なる「休日」になりました。こんな悪法を作った議員たちにとっては日本の歴史や文化よりも消費を増やすことの方が大事だったわけです。浅はかとしか言いようがありませんが私は「プレミアムフライデー」にもそれと同じ浅はかさを感じます。

 普段は日本のニュースなんて取り上げないフランスの「F2」というメディアがこの話題を取り上げていました。残業を強いられて自殺した「電通」の女性社員のことも取り上げていました。日本には「過労死」というものがあり、労働者は苦しめられている。だから政府が乗り出して残業をさせないようにしている、これは革命だ、という肯定的な論調でした。バカンスだけが楽しみで生きているようなフランス人にしてみれば「日本人って可哀そうだね、そんなに働かされて」という気持ちなのかも知れません。しかし「労働は苦役」と考える白人キリスト教徒と日本人の働き方が違うのは当たり前です。日本人にとって「労働は苦役」ではないのですから。

 大学卒業後、入社した会社で私もしょっちゅう残業をしていました。深夜にタクシーで帰宅することもしばしばでしたが、残業自体が嫌だと思ったことはありませんでした。仕事に納期がある以上、間に合わなければ残業せざるを得ません。今でもほとんどの中小企業はそうだと思います。そういう会社だと知って入社しているのですから仕方ないと思っていたし、その代わり暇なときは早めに帰ったりできました。若かったし、何よりも仕事が好きだったので苦にならなかったのかも知れません。同僚や先輩は戦友のような感じで、良い雰囲気の中で働けていました。

 会社にはそれぞれの歴史や体質があります。どういう業種なのか、とか上司の性質、社内の雰囲気などによって「働き方」は違ってくるのが当然です。それを十羽ひとからげに談じることはできません。「働き方」もまた日本の文化だと思うのです。日本人は単にお金のために働いているのでしょうか? 仕事自体に魅力があってやっている人や使命感でやっている人もたくさんいるはずです。「過労死」も問題ですが、若い人が仕事に情熱を持たなくなったら日本の国力は確実に落ちます。

 「ハッピーマンデー法」によって迷惑をこうむっている学校や企業があるように「プレミアムフライデー」も弊害のほうが大きいのではないか、と思います

 

 

 

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