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 朝鮮半島情勢を論じるテレビのコメンテーターなどの言うことを聞いていると、まるで金正恩とトランプという、二人の攻撃的な性格の指導者のせいで今の半島有事が起きている、と言わんばかりですがこれはまったく的外れです。北朝鮮がイランやシリアとつながっていて、テロリストに武器を売ったりする危険な国だということはずっと前から分かっていたはずです。北朝鮮が核開発を絶対に放棄しないということも分かっていたはずです。分かっていながら歴代のアメリカ大統領はなぜか北朝鮮の危険性に目をつぶって(?)決断を先送りしていたわけで、そのことの方が問題だったのです。

 以前「六か国協議」という枠組みがありました。ロシア、アメリカ、韓国、中国、北朝鮮、日本が「朝鮮半島の非核化のために」協議しているんだ、と説明していましたが、これは一体何をやっていたんでしょうか? 「六か国協議」は今となっては北朝鮮にただ核とミサイル開発をする時間を与えただけ、という大失敗の結果になりました。先日、アメリカのティラーソン国務長官が日本にやって来ました。そして「アメリカのこの20年間の北朝鮮政策は間違っていました」とハッキリと言いました。だから、これからは間違えないようにする、という意味でしょう。そう、今までが間違っていたのです。

 日本にとっては核、ミサイル問題だけでなく拉致という重大問題があるのに、政府も外務省も主体的に北朝鮮と戦ってきませんでした。横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されたのは1977年です。1970年代には既に北朝鮮が日本国民を、なんと日本国内で(!)人さらいしていることは警察も分かっていたはずです。にもかかわらず見て見ぬふりをし続け、場合によっては隠蔽しようとした無責任さは許されるものではありません。かつて社会党の議員は平然と「拉致なんかない」と言い放っていました。拉致の実行犯は日本国内にいるにもかかわらず、未だに一人も逮捕されていません。「スパイ防止法がないから」というのなら、一刻も早くスパイ防止法を作れば良いのです。

 安部首相も岸田外相も「日本国民の生命と財産を守るためにあらゆる事態を想定して対処します」と力強くおっしゃいますが、虚しさだけが募ります。日本独自にやれることもたくさんあるのに、なぜやらないのでしょうか? 残念ながら日本政府と外務省に任せていては百年経っても拉致被害者は取り戻せないような気がします

 トランプ大統領が北朝鮮を攻撃する「Xデー」があるのかないのか分かりませんが、いずれにせよ問題の先送りはもう許されません。今までの無責任のツケが今のこの事態を招いたのですから。

 

 

 

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