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 首相官邸では平日の午前と午後、菅官房長官の記者会見が行われていますが今年の六月、記者会見場に突如、現われた一人の女性記者が話題になっています。東京新聞社会部の望月衣塑子記者です。望月記者は学校法人「加計学園」獣医学部新設計画をめぐって菅官房長官を質問攻めにして注目されました。的を得た質問で攻めるのなら良いのですが、どうも彼女の場合、思い込みにもとづく見当違いな質問が多いようです。
 北朝鮮が北海道上空を横切る弾道ミサイルを発射した翌日の記者会見場でのやり取りは以下の通り。

望月「金正恩委員長は米韓合同演習をしないようにアメリカに求めております。アメリカが米韓合同演習を続けていることが金委員長のICBMの発射を促していると思うんですが、こういうことに対してアメリカ側もしくは韓国側にある程度、金委員長側の要求に応えるように冷静になって対応するようにという働きかけを日本政府はやっているんですか?」
菅「北朝鮮の委員長に聞かれたらどうですか?」
望月「北朝鮮とのパイプがないので分からないのですが、今のご発言ですとある程度、演習内容についても北朝鮮側の要望に応えて冷静かつ慎重な対応にするように、米韓サイドに日本政府としては求めているという理解でよろしいですか?」
菅「万全の体制で取り組んでいる」
 望月記者の質問はやはり見当違いな思い込みに基づいています。米韓合同演習は毎年、定期的に行われているものであって、合同演習がICBMの発射を促しているわけではありません。これまでのアメリカ政府の北朝鮮に対する対応が甘かったから、北のミサイル危機の深刻化を招いたわけであって、責められるべきなのはむしろ歴代のアメリカ大統領とわが国の政府のユルユルの対応でしょう。ところで最近、よくテレビに出るテリー伊藤というタレントも望月記者と似通ったことをコメントしています。
テリー伊藤「『北朝鮮の挑発』という言葉を使っているが、北朝鮮にしてみれば挑発しているのは米韓だ! 北朝鮮が『合同演習はするな』と言ったにもかかわらずトランプが無視してやったので、北朝鮮はすごく怒っている。日本はアメリカに対して『合同演習をするな』と言うべき!」
 望月記者といいテリー伊藤といい、今、この時期に北朝鮮の代弁者のような人間があちこちに出てきたことは単なる偶然ではないと思います。それにしても首相官邸で一日に二度も記者会見をする必要があるのでしょうか? 
 日本の記者クラブという制度は大手メディアの記者だけを優遇する閉鎖的なものです。フリーのジャーナリストや弱小メディアの記者は最初から締め出されています。大手メディアの記者は自由に質問する機会を特権的に与えられながら勉強不足のためか(能力不足のため?)まともな質問もできない記者が実際、多いのです。記者が質問しない限り官房長官は答えませんから、結果として記者会見という場は国民が知りたいことを政府から引き出す場として機能していません。
 SNSの発達によって情報の伝わり方は多様化しています。一部の大手メディアだけを優遇する記者クラブは廃止して、首相や官房長官はTwitterなどで直接、国民に呼びかけるべきです。首相や官房長官に直接、質問をぶつけたいと思ってる国民は大歓迎するはずです。



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