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 バリ島を旅した時、ついたガイドさんはヒンズー教徒でした。自分の信仰に誇りを持っているようで、ヒンズー教についての解説をバスの中で熱っぽくしゃべります。日本語がとても流暢なので「日本に留学か、暮らすか、したんですか?」と聞いたら一度も行ったことがない、でもいつかお金を貯めて日本に行きたいんだ、という答えでした。デヴィ夫人の「デヴィ」というのはヒンズー教の神様の名前なんだ、とかいろいろ教えてもらいました。

 インドネシア人は概して親日的です。それもそのはず、大東亜戦争の敗戦後もインドネシアには約2千人の日本の将兵が現地にとどまり、インドネシア軍と共にオランダからの独立戦争を戦い、うち約千名の日本の将兵が犠牲になりました。東京、市ヶ谷の防衛省構内にはインドネシア独立戦争の英雄で初代インドネシア軍司令官であるスディルマン将軍の像が設置されています。

 インドネシアの独立記念日は1945817日です。インドネシアの初代大統領、スカルノは独立宣言文の最後に「170805」と日付を入れました。「05」=皇紀2605年を表わしています。オランダの植民地支配から解放するために尽力してくれた日本に対する感謝の気持ちがうかがわれます。

 しかし戦後70年以上が経ち、最近のインドネシアは中国の影響が色濃くなっています。新幹線も日本の技術は高いから、ということで中国から導入しようとして失敗したりしています。もともと経済は華僑が握っているので、中国の影響は随所に見られます。観光客も中国人が多く、ガイドも中国語のガイドのほうが日本語のガイドより需要が多いそうです。日本の大学にも「孔子学院」という宣伝工作機関が入り込んでいますが、中国語や中国文化を教えるという名目で中国はどんどん人を送り込み、東南アジアに影響力を拡大させています。単に中国語を教えるだけならまだ良いのですが、中国に都合のいい歴史を捏造して教えるので、これまで親日国だった国が次々と反日国になっていきます。

 中国語を学ぶ環境は整っているのに対して、インドネシア人が日本語を学びたいと思っても教師も教材も不足しているのです。日本政府や外務省はもっと積極的に日本語や日本文化を学ぶ場所を作り、教師を派遣するべきではないでしょうか? 

 913日からインドを訪問した安倍首相はモディ首相の熱烈(激烈な!)歓迎を受けました。今回、日本の新幹線方式を導入したインド初の高速鉄道の建設と人材育成に日本が1,000億円の円借款を供与することは大きく報じられました。しかし、それだけでなくインドで日本語教育を拡充するため、今後5年間でインドの100の高等教育機関で日本語講座を開設し、1,000人の日本語教師の研修を実施することでも合意したことは本当に良かったと思います。

 わが国は技術だけでなく日本語と、日本文化をもっと世界に輸出すべきです。

 

 

 

 

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