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 921日夕方、静岡市内で16歳の男子高校生が父親を刺し殺す、という事件が発生しました。高校生は警察の事情聴取に対して「父親にゲームのことで怒られ、かっとした」と供述しているようです。夕食の時、ゲームを止めるように注意された、というたったそれだけのことで父親を刺し殺すというのは異常なことですが、しかしこの高校生が特に異常だった、ということではなく、これはどこの家庭でいつ起きてもおかしくない事件なのではないでしょうか? 

 ゲームに夢中になっている子供の脳の中は、一体どうなっているのでしょうか? ある研究者が脳の中の血流を電気信号に直して(?)調べてみたことがあるそうです。すると驚くべきことに、脳の中には血の流れがほとんど見られなかったそうです。一見、子供はいろいろなことを考えながらゲームを進めているように見えますが、自分の脳で考えるという作業は実はしていないことが分かったのです。一方、読書に夢中になっている子供の脳の中は血が活発に流れていることが分かったそうです。しかし、このような研究結果がテレビや新聞で取り上げられることはほとんどありません。ゲーム機を製造するメーカーがテレビ局のスポンサーになっているからです。

 大人に比べて子供の脳はとても柔らかいものです。特に小学校低学年ぐらいの子供の脳は強い刺激に対する耐性がありません。ゲーム機の音や映像は強くて刺激的なので、そういうものに慣れると、もっと強い刺激を求めるようになります。こうなると一種の中毒症状です。少なくとも子供がある程度、成長するまでは子供の脳が健全に発達するように親は注意を払うべきでしょう。

 私の子供時代、生活の中にはスマホどころか携帯電話もパソコンもありませんでした。テレビも父がいつもプロ野球中継を見ていたので夕食後、やれることはせいぜい部屋で宿題をすることか、本を読むことぐらいしかありませんでした。あの頃は子供の世界も単純だったんだろうなあ、と思います。今、思い出す昔の懐かしいことといえば、近所のガキ大将と一緒に原っぱでゴム飛びや石蹴りをして遊んだこと。木の上に自分たちだけの小屋を作って喜んでいたこと。雪の日、庭にかまくらを作ってその中でお餅を食べたこと・・・・・などなど。ここ数十年の間に子供の世界はずいぶんと変質してしまったのです。

 人間は自然の一部であり、自然と完全に切り離された人工的な世界の中に住むことはできないはずです。しかし子供たちは今、ゲームなどによってバーチャルな世界の中で生きるようになりつつあります。バーチャルな世界に慣れてしまうと、現実の人間関係は煩わしいものに感じられてくるのです。その危険性は以前から指摘されていたにもかかわらず、子供の脳を刺激から守るための規制は何もされていません。政治や学校に何の取り組みも期待できない以上、それは親がやるしかないのです。

 ゲームやテレビに子育てをさせないようにしなければなりません。

 

 

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