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 安部首相は「少子高齢化」がさも悪いことであるかのように言うのですが、なぜ「少子化」と「高齢化」がいつもセットで語られるのか、不思議に思っています。そもそも「少子化」と「高齢化」はまったく違う現象だし、「高齢化」は悪いことではないはずです。「高齢化」が悪いことのように語るのは、お年寄りに対して失礼です。

 「少子化」をお金の問題のように語るのもおかしいですよね。戦前の日本は今より生活レベルは低かったでしょうが「貧乏人の子沢山」でした。子供の少ない家でも45人いるのは当たり前で、多い家庭は10人ぐらい子供がいた訳です。兄弟といっても齢が離れていて、上の子供が下の子供の面倒を見るのは普通でした。私の祖父は明治生まれで、家は味噌醤油屋で、田舎のことなので中学を出たら子供は家業を手伝うのが当たり前でした。兄弟のなかで大学まで進んだのは祖父一人でした。そのことを祖父は一生,恩に感じていて、自分の甥や姪の面倒をよく見ていました。冠婚葬祭の時には祖父の兄弟や従妹たちがぞろぞろ集まってきたものです。

 生活が豊かになり、女性が高学歴になり、自分の自由になるお金を手に入れれば「少子化」になるのはある程度、仕方ないことであって日本だけの現象ではありません。韓国も台湾も日本以上に離婚が多く、その結果、日本以上に「少子化」です。日本はまだマシな方ではないでしょうか? 20代で結婚すれば4人ぐらい産む女性はけっこういるのですから。

 今の日本が抱える問題で深刻なのは「少子化」ではなく、真のエリートを育てる教育機関がないこと、だと思います。子供の数が問題なのではなく、中身が問題なのです。先の衆議院議員選挙で話題を呼んだ「お騒がせ議員」山尾議員も豊田議員も東大法学部卒というご立派な経歴です。朝日新聞の記者もNHKもおそらく高学歴の社員を採用しているのでしょうが、あの体たらくです。では東大が問題なのか、といえばそうではなく、慶応大学では女子大生を酔わせ、輪姦して現場を撮影するという凄いのがいました。その男子学生6人は全員、不起訴になりました。主犯格の男が朝鮮人なので、横浜地裁はどうも「忖度」したようです。これでますます大学内での性犯罪が増えるでしょう。これでも親は自分の娘を大学へ行かせたい、と思うのでしょうか。

 先日、ちょっと用があって母校の大学へ行ったのですが、私が在籍していた頃のボロ校舎がいつの間にかホテルのようになっていて驚きました。夜になるとネオンが輝いて、一瞬、学校であることを忘れそうでした。今の大学の経営者にとって学生(と、その親)はお客様なので、お客を呼び込むために校舎を新築したり、いろいろ投資が必要です。その分、大学の授業料は上がります。だから政府は「授業料無償化」で有権者の歓心を買おうとします。しかし、大切なのは教育の中身ではないのでしょうか。 

 学生の側にも問題があります。自分が何を学びたいのか、将来、何をしたいのか、も分からず「とりあえず大学ぐらいは行っておかないと」気分で行く子が多すぎます。そういう子は四年間、バイトとサークルで過ごして、結局、年齢を重ねるだけです。それでいて「大卒なのに、こんな仕事はしたくない」と変なプライドだけはあって、就職しても長続きしません。それなら大学など行かない方が本人のためでもあり、社会のためではないでしょうか。

 戦後日本の学校教育のシステムでは「みんな平等に、同じことを教えることが良いこと」なので、エリートは育ちません。政府も文部科学省も教育に競争原理を入れる気はないのですから、結局、このままエリートは生まれずに日本は衰退の一途をたどるのでしょうか。



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