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 318日、菅官房長官が「51日、新天皇が即位されたら[女性宮家]を急発進させます」と発言したそうです。このことは何を意味するのでしょうか? 普段、政治家のささいな失言の言葉尻をとらえて「失言した~!」と騒ぐメディアはなぜこの、菅官房長官のトンデモ発言を取り上げて騒がないのでしょうか? また安部首相は320日「皇籍離脱した方々を皇族に復籍させることはGHQの決定を覆すことになるから、まったく考えていない」と国会で答弁しています。安倍首相は第一次安倍内閣を組閣する際に「戦後レジームからの脱却」を公約に掲げました。自分が言ったことを忘れてしまったのでしょうか? これまで安倍首相を信じて支持してきた多くの人たちに対する裏切り行為だと思います。これでは「嘘つき」「二枚舌」と言われても仕方がありません。

 「戦後レジーム」とは何でしょうか? 敗戦後、7年間のGHQによる占領時代に変えられてしまった法律や制度(その筆頭が日本国憲法)を本来のあるべき姿に戻すということが「戦後レジームからの脱却」ですから、当然、元皇族(11宮家)の復籍は含まれます。現在、11宮家のうち四宮家に男系男子(父方の家系に天皇か、天皇につらなる血筋がいる)がいらっしゃる、ということです。ご本人に皇籍復帰の御意思をまず確認することが政府の仕事なのに、そういう努力もせず[女性宮家]に言及するという事は、まず[女性宮家]ありきで安倍首相も菅官房長官も動いている、ということです。自分が本来やるべき仕事を放棄して、いったい誰のために[女性宮家]を推進しようとしているのか、を私たちは考える必要があります。少なくとも国民のため、でないことは明らかです。

 [女性宮家]という言葉を聞いてどういうイメージを持ちますか? 「女性も天皇になれるんだから良いことじゃないか」とか「一代限りならいいんじゃないか」と言う人がいます。しかし、間違っています。「宮家」は男系男子を残すためのものなので、女性皇族が一人で[女性宮家]を作ることはできません。女性皇族が当主となった宮家に男性が婿入りし、子供が生まれて初めて[女性宮家]になります。そこに婿入りする男性は一般人(民間人)です。どんないかがわしい人物が婿入りするか分からないし、帰化した朝鮮人や中国人が意図的に女性皇族に接近することが想定されるので、非常に危険です。

 仮に素晴らしい男性が現われてご結婚なさったとしても、生まれた子供は男系ではなく女系になります。もし男の子が生まれても女系男子ですから、天皇になることはできません。ですから[女性宮家]を作っても安定した皇位継承には何の関係もありません。

 126代続いた皇室の歴史の中で女性が天皇になった例(女性天皇)はたくさんあります。天皇が突然、崩御されたような場合、皇后が急遽、即位される場合もありました。しかし、その女性天皇の子供が即位すると女系天皇になってしまうので、天皇になった女性は結婚をしないことが多かったです。これからもし「女性天皇」を認めるのであれば、その女性は一生、独身を貫く覚悟を持つ必要があります。

 現在、皇室には妙齢の女性皇族方がいらっしゃいますが、彼女たちのご意見をお聞きしたことがあるのでしょうか? 安部首相や菅官房長官がもし本当に皇室を思うのなら、まず女性皇族方のご意見をお聞きする必要があります。おそらく[女性宮家]なる珍妙な案に賛成なさる女性皇族は一人もいないでしょう。

 「一度、平民になった人間が皇族に戻るなんて無理だ」という意見があります。しかし、美智子皇后や雅子皇太子妃、紀子妃殿下はもと平民です。平民が二十歳を過ぎて(成人して)皇族になったわけで、大変なご苦労をなさったことと思います。それに比べれば元皇族の方が皇籍に戻ることの方がまだ無理がないのではないでしょうか?

 戦前は「藩塀」という考え方がありました。皇族や華族(元武家の出や公家の出の人たち)は天皇をお守りする「塀」であり、普段から天皇の相談役になり、天皇に万が一のことがあった時は皇統を絶えさせないための「血のスペア」として機能していました。そのような努力と工夫をして、ようやく万世一系の皇統が守られてきたわけです。その二千年以上の伝統(日本にしかない)をいきなり変えようとするのは(言葉はキツイけど)反逆であり、謀反です。畏れ多い、としか言いようがありません。

 菅官房長官や安倍首相を逆賊にしないように、国民がしっかりと目を光らせる必要があります。

 



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