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先週、韓国の元大統領、金大中氏の夫人が死去しました。もうとっくに亡くなった元大統領の夫人が90過ぎて亡くなったというだけのことなのですが、韓国では大きなニュースになっています。それというのも、今の大統領、文在寅にとって金大中は「北朝鮮の首領様と初めて首脳会談をした英雄的人物」だからです。

 日本人にとっての金大中といえば、やはり19738月に起きた「金大中事件」が思い出されるでしょう。九段下にある「ホテル・グランドパレス」に宿泊していた金大中が何者かによって拉致された事件です。その後、韓国の諜報機関が拉致に関与していたことが分かり、日本政府は韓国政府に「主権の侵害だ」と抗議、金鐘泌首相が来日して謝罪しました。

金大中に対する一般の日本人のイメージはさほど悪いものではないはずです。なぜかというと当時、多くの進歩的文化人といわれる、日本の左派文化人が金大中を救うために運動をしたりしたからです。金大中は「韓国の民主化のために命をかけて闘う良心的人物」でした。確かに彼は命を狙われたわけだし、当時の朴正熙政権を脅かすだけの影響力を持っていました。

 金大中は大変、運のいい人でした。韓国の歴代大統領といえば、大統領の座を退いたととたんに逮捕されて投獄、死刑判決を受けた人もいれば、自殺した人もいます。どれもこれも悲劇的な最期を遂げるのがお約束なのですが、金大中は投獄されたり死刑判決を受けたり国外追放されたりしながらもしぶとく生き残りました。1995年に政界に復帰し1997年に大統領選挙に立候補、19982月、ついに念願の大統領になりました。そこからは幸運続きで20006月、韓国の大統領として初めて北朝鮮を訪問して金正日と会いました。二人が平壌で抱擁するシーン、思い出します。金大中の提唱した「太陽政策」は一見、朝鮮半島に融和をもたらすように見えましたが、その実、北朝鮮の核武装を手助けするものでした。

 金大中は「南北の緊張を緩和し朝鮮半島に平和をもたらした」という理由でノーベル平和賞を受賞しましたが、のちに「北朝鮮に多額の金を貢いでノーベル平和賞を買った男」と批判されました。そういえばアメリカのオバマ大統領も「核のない世界を」という演説を一回しただけでノーベル平和賞をもらいましたが

 金大中はあくまでも運のいい人でした。金大中の次の大統領となった蘆武鉉は金大中が総裁を務めた「新政治国民会議」の副総裁、つまり金大中の子分のような人だったので、金大中は大統領を退いたあとも安泰で、畳の上で死ぬ事ができました。しかし蘆武鉉の末路は悲惨でした。在任中の収賄疑惑で検察から事情聴取されている最中、自分の故郷、金海市で飛び降り自殺を図り、亡くなりました。蘆武鉉の次の大統領となった李明博が保守派(対北朝鮮強硬派)だったからです。

 金大中、蘆武鉉という左派の大統領が二代、10年間続いたために韓国は赤く染まってしまいました。そして今、文在寅は三代目の左派大統領なのです。文在寅はどうやら金大中、蘆武鉉が敷いた朝鮮半島赤化統一の道を自分が総仕上げするつもりのようです。そのために、今、在韓米軍を何とか撤退させようとして動いているように見えます。

 北朝鮮の金正恩が金大中夫人の葬儀に花輪を送ったそうですが、笑えるのはその「首領様が送って下さった花輪」を冷凍して永久保存しようという案が今、韓国で真面目に議論されているそうです。

 韓国は徐々に北朝鮮に呑み込まれつつあります。日本も対岸の火事として笑って見ている場合ではありません。日本の危機はいつも朝鮮半島からやって来ます。安倍政権にはやはり憲法改正をして日本の危機に備えてもらわねばなりません。

 

 

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