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 昭和20年(1945年)92日は米軍艦「ミズーリ」号甲板で、わが国がアメリカに対する降伏文書に調印した日です。アメリカにとっての「戦勝記念日」だというのは分かるのですが、なぜか中国が92日、香港で「戦勝記念日」式典を挙行した、というニュースをCCTV(中国中央電視台)が流していました。戦勝記念日? 中国の軍隊は一体どこと戦って勝ったのでしょうか? そもそも1945年、中華人民共和国はまだ成立していなかったと思うのですが・・・

 1949年、101日、毛沢東は天安門広場で中華人民共和国の成立を宣言しました。あれから70年・・今年は建国70周年だ、めでたい、めでたいと言いながら、9月2日が「戦勝記念日」だなんて、そういう嘘がよく言えるなあ、といつものことですが感心します。

 今、香港では週末ごとに市民が街に繰り出して激しいデモを繰り広げています。このデモは結局、中国の70年間の統治が失敗に終わったことの現われなのではないでしょうか? 中国共産党は建国から70年経っても、未だに普通選挙一つ、実現できていないのです。香港で今、行われている選挙というのは中国共産党の傀儡議会を作るためのものです。そのことに香港市民は気づいていて、普通選挙を実現するまではデモを辞めないぞ、と香港政府に迫っているわけです。習近平は香港デモを天安門事件のように武力で鎮圧するわけにもいかず、アメリカやEUの顔色を見ながら対応せざるを得ないところまで追い込まれています。天安門事件の頃はまだスマホもなかったわけですが、今はさすがに国際社会が注視する中、戦車で市民を轢き殺すわけにも行きませんものね。

 『暗黒大陸中国の真実』という本を読んだことがありますか? まだ中華人民共和国が成立する前、1933年にアメリカで発行された本です。著者はラルフ・タウンゼント、アメリカのジャーナリストです。ラルフ・タウンゼントは1931年に上海の副領事になり、第一次上海事変に遭遇します。福建省福州の総領事を務め、1933年にアメリカに帰国します。帰国後外交官を辞め、文筆家に転じますが、その処女作が『暗黒大陸中国の真実』です。80年以上前に書かれた本ですが、今、読んでも中国人の本質がまったく変わっていないことに驚かされます。名著というものは時間が経っても古びないということを改めて感じます。

 ラルフ・タウンゼントは中国人の国民性について辛辣な見方をしています。例えば「中国人は平気で嘘をつく」「衛生観念がなく不潔極まりない」「残虐で拷問が好き」などといった刺激的な見出しが並びます。当時のルーズベルト政権は親中政策を取っていたので、彼はアメリカ国内では「反中国派」と見られて迫害も受けます。投獄されたこともありました。それでも彼の中国観は終生、変わることはありませんでした。

 中国に対する冷ややかな見方とは対照的に彼は日本に対して好意的でした。日本が後ろ盾となって建国した満州国を彼は評価していました。「日本の台湾や朝鮮統治は立派なものである。そうである以上、満州国も立派に運営するだろう。アメリカはただそれを待てばいい。日本は門戸閉鎖などしない」と主張していましたが、当時のアメリカ国内ではそれは「危険思想」と見られてしまいました。ルーズベルト政権の中にはソ連の工作員が多数いて、中国を支援し、日本を孤立させようという勢力の影響が強かったからです。

 中国は今、世界の大国となり、人口も13億人になりました。しかしその本質は 『暗黒大陸中国の真実』が書かれた時代と何も変わっていません。国民がその支配者に虫けら同然に殺され、一部の富裕層が大部分の貧困層を支配する構図は何も変わっていないからです。共産主義者が統治者になっても結局、中国は変わることができませんでした。

 しかし未だに中国共産党の独裁体制をきちんと批判できず、香港市民の自由を求めるデモに共感できない人たちがいます。そういう人には今こそ 『暗黒大陸中国の真実』を読んで欲しいです。

 

 

 
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