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912日、北海道の奥尻空港から離陸しようとしていた北海道エアシステム機の機内で、ちょっとしたトラブルがあったそうです。乗客の一人がマスクをしていなかったので、客室乗務員がマスクをしてくれるように頼んだところ、その男性は「義務ではない」ことを確認して、拒否したそうです。するとその男性は何と、飛行機から降ろされたというのです。機長が「安全阻害行為」に当たるという命令書(?)を出して、飛行機から降ろしたそうです。マスクを着用しないことは「安全阻害行為」に当たるのでしょうか? 他の乗客に危害を加えたことになるのでしょうか? 暴力をふるったとか、酒に酔っていたとか、そういうのとは明らかに違います。その男性は「以前、飛行機に乗った時に気を失いそうになった」とマスク着用拒否の理由を後で話したそうです。

 数日前にも同じようなケースがニュースになっていましたね。その事例は、もう搭乗を終えて着席していた乗客がマスクをしていなかったようです。マスクをするように客室乗務員が求めたところ、拒否したので飛行機から降ろされたそうです。マスク着用というのはあくまで「お願い」であって、強制ではないはずなのに、事実上は強制しています。航空会社はお客様の快適なフライトを、とか何とか言いながら、事実上、客がマスクをしない自由を侵害している訳です。これは「マスク全体主義」と言ってもいい現象ではないでしょうか。

 おそらく大部分の日本人は「たかがマスクぐらい、ちょっと我慢すれば良いじゃないか」と考えると思います。おそらく、マスクを拒否した男性だって、ほんの1~2時間のことですから我慢できるならそのまま飛行機に乗りたかっただろうと思います。しかし、それでも拒否したという事は、それなりに理由があったはずです。航空会社はその理由を聞いて、お互いに譲れるところは譲って、その男性が搭乗できるように対処するべきだったと私は考えます。人はそれぞれ全部、体調も性格も違うのですから。それぞれの人の自由をなるべく、事情が許す限り工夫して尊重するのが民主主義だと思います。

 そもそもマスクの感染防止効果については諸説あります。医者の中にははっきり「効果はない」という人もいます。ウィルスは顕微鏡で見なければ見えないほど小さいのですから、マスクの穴では防げません。咳や鼻水が出る場合は、周囲の人にうつさないようにマスクをするのは常識ですが、症状もない人が、ただ黙っている時にマスク着用が必要かどうか、確定的なことは誰も言えないと思います。無症状でも感染すると信じている人もいますが、それなら満員電車に乗って通勤している人たちは全員、感染しているはずです。テレビに出ている自称「専門家」が今までいかに出鱈目を言っていたか、最近、ようやく分かってきたではないですか。要は、「専門家」だって分からないという事です。

 日本人は周囲の人に迷惑をかけてはいけない、という道徳観を持っています。それは素晴らしいことですが、ただ長所は短所で、弱点にもなります。下手をすると、異論を封じ込めようとする全体主義になりやすいことを危惧します。

 

 

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